約 2,193,163 件
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/18561.html
サイコ・イレイザー(OCG) 通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):EX[[デッキ]]から特殊召喚された相手フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。 その後、墓地へ送ったモンスターの元々の攻撃力と元々の守備力の内、高い方の数値分だけ相手のLPを回復する。 モンスター破壊 魔法
https://w.atwiki.jp/novaselect/pages/19.html
ここにはアクトトレーラー(シナリオの予告)を掲載します。 GGM、及びGM以外は編集しないでください。 他マスターアクトトレーラー OVA第1話(2010/8/15)用 天然のマグロは手に入らない、否。もはやこの世に存在しない。遺伝子プールから再生されたまがいものが、ショーウィンドウの中を泳いでいるだけだ。 檜造のカウンターを挟んで向かい合う男たちの前にあるのは、合成素材では無く天然のマグロ。属に“スキヤキ”と呼ばれるものはあくまで作り物の海をよたよたと彷徨う偽物だ。彼らの前にあるものは、かって大海原を我が物顔で泳いでいた、疑う事無き”本マグロ”の赤身だ。 カウンターに立つ男は最後の江戸前寿司職人だった。もはや料理は科学の境地に達したものしかたどり着けない、化学合成と生化学反応の一分野 だった。 カウンターに座る男は最後の海洋生物学者だった。もはや海に住む生き物は極わずかで、嘗て存在した豊かな海洋の生態系の知識は無用の長物と判断された。 男たちは既に死んだ技術の集大成だ。時代の流れに置いていかれ、ウェットな魂は電子化された現実に取り残されてしまい、すでに亡霊と化している。 彼らは言葉を交わさない。交わす必要も無い。研究試料としてとっておいた最後の赤身を持って現れた老学者を、老職人は黙って迎えた。 がらり。 不意に扉が開き、NOVAの淀んだ空気が店の中へと流れ込む。その気配を踏み越えて、また一人の男が彼らの前に現れる。 夜も昼もまばゆく光るNOVAの光を受け、男の顔は解らない。ただ、にやりと自信に満ちた口元だけが老人たちに向けられる。 老職人は不機嫌そうにこめかみに力を入れ、老学者はあからさまに気色ばんだ様子で立ち上がる。男は扉を閉める様子も無く、ただ一言を口にした。 「海を、取り戻したくはないか? アクトタイトル「海男」 男の道に、妥協は無い。 最新アクトトレーラー 第3話(2010/7/25) 「例のプランはどうなったかね?」 「順調です。 数日中にはお見せできるかと…… っ!?」 「どうかしたのかね?」 「……緊急事態です。 例のものが脱走しました」 「ダメです、反応をロストした模様……」 「なんだと!? 大至急、追っ手を放ちたまえ!」 自分は何者であろうか。 自分は何故自分として自我を確立するのであろうか。 それはわからない、だが自分を失いたくない。 そんな自己保存欲求に従うのは、悪い事なのだろうか。 アクトタイトル「わたしにできること」 第2話(2010/711) ありし日の思い出。 それは暖かで それは残酷で それは辛くもあったけど ただそれは絶望の日々 それは愛おしく それは狂気にも似て 忘れられない記憶 消えてくれない記憶 彼らの道は交差し、また、別の者とも交じり合う。 アクトタイトル「二つの月がのぼる空」 彼らの道が交じり合う時、それはN◎VAの暗部が見える時。 第1話(2010/6/27) それは、もう一つの未来。もう一つの世界である。 地球は慣例化し、暑い氷の衣をまとっていた。 地軸はねじまがり、かつての列強は氷の下で蒼い顔をしていた。 だが、常春の地となった赤道直下で、過去と変わらぬ、いや、それ以上の繁栄を極めている街があった。 トーキョーN◎VA。 摩天楼や多国籍企業が君臨し、ヤクザやストリートギャングがストリートを闊歩する。 鎖国した、旧日本の唯一の出島である、災厄の街。 さて、この時代に生きる者たちの人生を除いてみよう。 アクトタイトル「トーキョー迷宮案内」
https://w.atwiki.jp/spwiki/pages/13.html
2008 6月28日 個人的に詰みゲー クロックタワーゴーストヘッド絶叫プレイpart1 塩と胡椒 7月30日 個人的に詰みゲー クロックタワーゴーストヘッド絶叫プレイ 最終回 塩と胡椒 8月01日 たかがハサミ されどハサミ クロックタワー2絶叫プレイ~序章~1 塩と胡椒 8月12日 たかがハサミ されどハサミ クロックタワー2絶叫プレイ 最終回 塩と胡椒 8月14日 パニクりながらDEMENTO絶叫プレイPart1 塩と胡椒 9月12日 パニクりながらDEMENTO絶叫プレイ 最終回 塩と胡椒 9月13日 バイオハザード2絶叫プレイ~ゾンビとボクと、時々、ナイフ~ Part1 塩 10月05日 バイオハザード2絶叫プレイ~ゾンビとボクと、時々、ナイフ~ 最終回 塩 10月08日 バイオハザード2(裏)絶叫プレイ~ゾンビとボクとその他色々~ Part1 塩 10月25日 バイオハザード2(裏)絶叫プレイ~ゾンビとボクとその他色々~ 最終回 塩 10月29日 ~静かなる丘を駆ける~SILENTHILL2を2人で実況 Part1 塩と胡椒 11月09日 打倒クッパの旅(実況) ワールド1 塩 11月23日 羅刹ラジオ 塩 11月29日 僥倖とミルクティー 塩 12月08日 打倒クッパの旅(実況) 最終回 塩 12月13日 【コイケヤ会】マリオカートWiiぐったり実況プレイ【塩視点】 塩 12月17日 天地往来の旅 アクトレイザー実況プレイPart1 塩 12月19日 ぼくのなつやすみ(冬) 実況プレイpart1 塩 12月23日 実況主のカマ騒ぎ~真♥乙女ラジオ~年末&クリスマスSP 塩 12月27日 Revin生配信(hacchi、塩) 塩 2009 1月24日 タカ、塩、たろちん Ustreamラジオ 塩 2月05日 五人でゴールデンアイ実況プレイ【ホームムービー】 塩(コラボ) 2月05日 マーヴェラスをマーヴェラスに実況プレイ part1 塩(コラボ) 2月17日 ルーツ一周年祝電動画(塩) 塩 3月03日 revinさんに50の祝詞 一周年祝電(塩) 塩 3月20日 天地往来の旅 アクトレイザー実況プレイ最終回 塩 3月22日 ぼくのなつやすみ(冬) 実況プレイ 最終回 塩 3月29日 全てを「運命」で片付ける ときメモ3実況プレイpart1 塩 3月30日 アインハンダあああああ! 実況プレイstage1 塩 4月23日 みやじ一周年祝電動画(塩) 塩 6月01日 零-zero- 絶叫プレイすると 思うよぉ part1 塩(コラボ) 6月15日 全てを「運命」で片付けるときメモ3実況プレイ最終回 塩 6月27日 ★彡 「火星物語」実況プレイ -1- ★彡 塩 7月11日 ドヒー! アローン・イン・ザ・ダーク2実況プレイ 塩 8月08日 【旧作】黒歴史アニメ 「するめいか」第五話【第一期】 塩 8月29日 ★彡 「火星物語」実況プレイ -最終回- ★彡 塩 8月30日 打倒Dr.ワイリーの旅(実況) part1 塩 9月07日 零-zero- 絶叫プレイすると 思うよぉpart18(最終回) 塩(コラボ) 9月17日 マーヴェラスをマーヴェラスに実況プレイpart26(最終回) 塩(コラボ) 9月27日 打倒Dr.ワイリーの旅(実況) 最終回 塩 10月12日 ニュールーマニア実況プレイ~人の青春を覗き、いじり、導く~ part1 塩 12月24日 ~静かなる丘を駆ける~SILENTHILL2を2人で実況 最終回 塩と胡椒 2010 1月6日 twitter開始(塩) 塩 1月30日 tpitaru生配信(塩) 塩 4月17日 続・打倒Dr.ワイリーの旅(実況) part1 塩 5月03日 U1生配信(塩) 塩 5月05日 ファミ通クロスレビュー40点満点!! 428 ~封鎖された渋谷で~ 実況1(削除済) 塩 5月15日 ファミ通クロスレビュー40点満点!! 428 ~封鎖された渋谷で~ 実況8(削除済) 塩 5月25日 スキトキメキミキス 実況プレイpart1 塩 5月29日 トルネコの大冒険 実況part1 塩 5月30日 続・打倒Dr.ワイリーの旅(実況) 最終回 塩 6月11日 スキトキメキミキス 実況プレイ最終回 塩 6月11日 デビルメイクライ 実況プレイpart1 塩 6月28日 しゃべる!DSお料理ナビ 実況プレイするぜ part10 塩 7月18日 ふひきー生配信(U1、塩) 塩 7月25日 デビルメイクライ 実況プレイ最終回 塩 7月25日 ニュールーマニア実況プレイ~人の青春を覗き、いじり、導く~ 最終回 塩 8月02日 ぼくのなつやすみ(夏) 実況プレイpart1 塩 8月08日 ニコニコサマーフェスティバル2010 塩 8月14日 ルーツ生配信(U1、塩) 塩 8月22日 CALLING ~黒き着信~絶叫プレイすると 思うよぉ part1 塩(コラボ) 9月05日 クロックタワー3を2人で実況 part1 塩と胡椒 9月22日 U1生配信(たろちん、リョタ、塩) 塩 11月20日 たろちん生配信(U1、塩) 塩 12月11日 Revin生配信(コイケヤ、塩) 塩 12月31日 ぼくのなつやすみ(夏) 実況プレイ最終回 塩 2011 1月08日 ふひきーニコ生(U1、塩(おしめえ)) 塩 1月08日 バイオハザード4 -Wii edition- 実況プレイpart1 塩 2月20日 twitter開始(胡椒) 胡椒 4月02日 クロックタワー3を2人で実況 最終回 塩と胡椒 4月09日 NEWスーパーマリオブラザーズWiiを2人で実況 part1 塩と胡椒 5月19日 バイオハザード4 -Wii edition- 最終回 塩 5月22日 スタイリッシュアクションゲーム デビルメイクライ3SE 実況プレイpart1 塩 6月28日 NEWスーパーマリオブラザーズWiiを2人で実況 最終回 塩と胡椒 7月11日 スタイリッシュアクションゲーム デビルメイクライ3SE 実況プレイ 最終回 塩 7月16日 ピクミン2 実況プレイ part1 塩 7月16日 たろちん生配信(リョタ、塩) 塩 8月01日 つもる話もあるけれど、とりあえずみんなゲーム実況みようぜ! 塩と胡椒 8月19日 夕闇通り探検隊を2人で実況 part1 塩と胡椒 9月23日 Revin27歳のバースデー配信(ルーツと塩inRevin宅) 塩 11月29日 公式ニコニコ動画の中の人 2冊目 塩 12月11日 ピクミン2 実況プレイ 最終回 塩 12月23日 ICO 実況プレイpart1 塩 12月31日 冬コミ 西地区“あ”ブロック−02a 塩と胡椒 2012 04月08日 ICO 実況プレイ最終回 塩 06月28日 バイオハザード3実況プレイ part1 塩 07月29日 バイオハザード3実況プレイ最終回 塩 09月01日 バイオハザード0-zero- 実況プレイ part1 塩 10月15日 【実況】ロックマン10 -宇宙からの脅威- part1 塩 11月10日 デモンズソウルを2人で実況 part1 塩(コラボ) 2013 01月15日 四人で人生ゲーム実況プレイ【ホームムービー】1 塩(コラボ) 01月19日 アマガミ実況プレイpart1 塩 03月12日 リトルビッグプラネット2を2人で実況 part1 塩と胡椒 ▲
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/157.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart281~285)です。 SSまとめスレはこちら part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら part316~320はこちら part321~325はこちら part326~330はこちら part331~335はこちら part336~340はこちら part341~345はこちら part346~350はこちら part351~355はこちら part356~360はこちら part361~365はこちら part366~370はこちら part371~375はこちら part376~380はこちら part381~385はこちら part386~390はこちら part391~395はこちら part396~400はこちら part401~405はこちら part406~410はこちら part411~415はこちら part416~420はこちら part421~425はこちら part426~430はこちら part431~435はこちら part436~440はこちら part441~445はこちら part446~450はこちら part451~455はこちら part456~460はこちら part461~465はこちら part466~470はこちら part471~475はこちら part476~480はこちら part481~485はこちら part486~490はこちら part491~495はこちら part496~500はこちら part501~505はこちら part506~510はこちら part511~515はこちら part516~520はこちら part521~525はこちら part526~530はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part281【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part282【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part283【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part284【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part285【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part281【TSトレ】 ≫17二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 07 35 05 おけ、ならこれな 独白 ーーーとけた意識が目覚めていく 覚醒したファイトレは隣にいるファインを起こさない様にしつつ、そっと体を起こした。 「あの日か…」 そう呟きながら思い出す ーーーまだファインが幼い頃 私は彼女の護衛として雇われていたが、外に余り出たことがないファインを連れ出したりしていた。 そしてあの日もまた同じように外に出ていた。 「お姉さん!あっちも見て見たいな!」 「そうだね、いってみようか」 小さなファインの手を引き歩く。まだ子供の彼女にとって外は未知のモノだらけだ。 「あれは?」 「ああ、あれはね…」 楽しそうにするファインを見て微笑む。 私が彼女に教えられることは沢山あって、それを教えるのも楽しかった。 …そんな私に現実はそこまで甘くはなかった。 「そしてあそこのが…!」 瞬間、私はファインを連れ出したことをひどく後悔した。 置かれているのは何の変哲もないバッグ、だが私の勘と経験はあれが爆弾であるといっていた。 (クソッタレ!起爆寸前か!) 過去最高に悪態をつきながらすぐにファインを庇う。右腕で引き寄せて離さぬように。 後ろから爆音と熱が襲った時、私の意識は途絶えた。 18二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 07 35 37 (腕の一本で済んだのは奇跡か…) 思い出した私はそっと左腕を撫でる。 あの日から私達の関係は変わった。ファインは私のことを良く聞くようになり、私は彼女だけに改めて仕えるように。 別に私の腕が持ってかれたのはそこまでではない。 私があれを悔やむのはファインに傷をつけかけ、暗い部分を見せたからだ。 私は輝く彼女を汚したくはなかった。何も知らぬ彼女に闇を見せたくなかった。 そう、私は彼女に染まって欲しくなかった。 籠の中の鳥ではあるが真っ白な翼を持つファインと、外で飛び続けて汚れた黒い翼の私。 そんな私が横にいれば黒く汚れるのも当然だった。 彼女についたその染みが私の罪悪感や独占欲やらを加速させる。 …だから私はファインだけの騎士になった。 暗い感情をないまぜにしたままの関係は少しずつ歪んでいく。 気づけばお互いに離れられなくなった、お互いが存在意義の一部になっていた。 (ウマソウルがあるのなら、魂同士の繋がりでもあればいいのに。) もう一度私は現状を確認するために呟く。 「私はファインだけの味方だから、彼女が望むなら例え何であれ成し遂げてみせよう。」 ≫26牛乳マルトレ21/10/21(木) 07 45 30 謎の不快感に目を覚ませば、普段より一時間近く早く起床した。ぐしょり、とパーカーが湿っている。一瞬漏らしたか何かやらかしたのかと思って跳ね起きたが、ベッドに染みている様子やそんな匂いはしなかった。上の階から水漏れでもしたのかと注意深く見てみるが天井に異常もない。とりあえず洗面所に行ってパーカーを洗濯かごに放り込みバスタオルで湿った部分を拭いて背伸びをする。とりあえずパンツ一丁でマルゼンスキーを出迎えるわけにもいかないのでさっさと着替えてしまおうと洗面所から出ようとした時、つー、と汗が垂れるような感覚が腹部を通った。触ると水がついている。いや若干乳白色か。 「……は?」 発生源を辿ると、脇汗ならまだ良かったが、胸である。母乳……? 触ると出てくるので間違いはなさそうだがなんでだ。とにかくバスタオルを胸に巻いて垂れるのを防ぎ携帯電話でたづなさんに休む連絡を入れて病院どこ行けばいいか選定を始める。 「……婦人科でいいのかこれ」 なんか検索してそれっぽい症状を見つけて近い病院を見つける。とにかく絞って出ないようにしないと服も着れないのでスマホ片手にコップに搾る。なにやってんだろ俺。悪戦苦闘すること四十分、なんとか出なくなったのでブラつけてシャツを着てスーツに着替えたあたりで玄関のベルが鳴った。しまったマルゼンスキーに連絡するの忘れてた。 「トレーナーちゃんおっは〜☆」 「悪いマルゼンスキー連絡忘れてた、今日ちょっとこれから病院に行くから」 「えっどこが悪いのトレーナーちゃん? どこの病院行くの?」 「い、いやちょっとな。いく病院は〇〇町の〇〇クリニックだけど」 「それならトレセン学園に行く途中で寄れるし私が送っていくわよ。体調ゲロゲロで向かって事故でも起こしちゃ大変よ?」 「わかったありがたく乗せてもらうよ。ちょっとトイレ行くから中で待っててくれ」 27牛乳マルトレ21/10/21(木) 07 46 13 「あっ牛乳おきっぱなしね、こっそり飲んじゃーお☆ってちょっと変な味……牛乳を常温で放置しちゃダメよトレーナーちゃん……もったいない……」 私は変な味になった牛乳を台所にぺっぺとして、コップの牛乳も流してコップを洗っておく。 「お待たせ」 トレーナーちゃんがきたのでタッちゃんに乗せて〇〇クリニックにレッツゴー! していると、なぜか車内に甘い香りが漂ってきた気がした。ふとトレーナーちゃんの方を見る。シートベルトの下の赤いシャツが水に染みていた。汗とかのレベルじゃないわね! 「トレーナーちゃん何かこぼしちゃった? タオルが脇の箱に……」 「うわまた出てきてる……付け焼き刃の搾りじゃダメだったか……ありがとうタオル借りる」 「……トレーナーちゃんそういえばなんで病院に?」 「ちょっと恥ずかしいが……なんか母乳が出るんだ……朝見様見真似で搾って見たんだが病院までもたなかったな……いやまじまじと見てたら危ない事故る!」 「搾った?」 「うんコップに」 「あー……あのコップのあれそうだったの、常温の牛乳だと思って捨てちゃった」 「あぁ、捨てる予定だったから助かった悪いな」 〇〇クリニックに到着しトレーナーちゃんが手を振って見送るのに手を振り返し、私はトップスピードでタッちゃんを走らせて口に残る味を忘れようとすることにした。 ────マルゼンスキーは耐えた。 完 ≫35二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 07 54 54 おやつもあるよ! ドベトレ「兄貴♡...なぁ♡いいだろ?」 テイトレ「マクトレ♡...しよ?」 ブラトレ「はぁはぁ♡いいだろ?やろうぜ♡」 フクトレ「すまない♡」 ルドトレ「ズキューン♡バキューン♡自主規制♡」 パラシン「いいですよ...♡先輩♡好きにもて遊ん」 ─────── マクトレ「くそっ、あのクソ女神め、今度はこう言う夢かよ...」 めがぴょいめがぴょい 🗽 ≫37二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 07 57 29 「えーっと、トレーナーさんその服のシミはー」 「母乳。でるようになっちゃって」 「あー。……キツイ、デスよね?」 「うん……。現実だけど直視できない」 「搾ると戻る、らしいデスけどー……」 「エル頼む?」 「エッ!?」 「いや、無理ならいいんだが……搾るのは思いついたし自分でやろうとも思ったけど、できなかった。頼れるのはエルしかいない」 (どう考えてもこの後私が辛い、デスけど) 「分かりました。じゃあゆっくりやりますね……」 「わかった……ん」 (直視はしないように直視はしないように) 「では、失礼しますデース……」 「っふ……んっ……♡」 「……」 「止まった……かな?すまんエル、いつも手伝わせて」 「いえいえ、お安い御用デース!!」 その日の夜 (ごめんなさいトレーナーさんごめんなさい) エルは搾乳性癖が、増えた!!(テッテレー) ≫60二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 08 21 31 明朝、空が白くなり始める少し前に寮を出る。 今日はスカイと昼前まで釣りの約束をしていた。その後は恐らく魚の処理と言うなの調理で終わるだろう。 だがスカイは寮の門限があり早くから出かけられない、だから俺が先に場所を確保して後から合流しようという考えだ。 今日は渓流釣り、度々スカイが逃げ込んでるから俺も場所を覚えてしまった穴場だ。 荷物も幾つかある為近くまで車で行き、設営をする事にする。 幸い運転中にもトラブルは起きず山道で多少転ける程度で目的地についた。 明るくなる空を感じながら設営を初める。と言っても大仰なものではなく簡単に椅子や竿を用意するだけだ。 ただ、今日は追加で七輪を用意した。朝早くからは冷えるし何か釣れればすぐ焼ける。 ボウズの日だってよくある事が温まるし風情もある。悪くない。 設営を終え、七輪に火を入れ少し。先に釣りを初めてもいいが風景を見ながらスカイを待つ。 しかしこう風景を眺める姿と思うと映画のカッコイイタバコを吸うシーンを思い出す。俺は吸えないけど。 「炭の先に火をつけて。デカイなー、これじゃ葉巻だ。口に入れ…ウェッ!ぺっ、ゲホッ!」 「まっず!熱っ!?やべ、髪に火ついた!?水、水、水!川!!」 ドボン! 62二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 08 21 41 「あー…寒いぃ…お、スカイ。おはよう」 ガタガタ 「…トレーナーさん、どうしたのそれ?」 「炭で遊んでたら髪に火がついたから川に飛び込んだ」 「川に飛び込んだ事はわかりますよ、でもセイちゃんこの光景は酷いと思いまーす」 学園支給の下着を上下それぞれ串で七輪の熱に当て、ジャケットやシャツ。ズボンは木に干してある。 トレーナーさんは男物のズボンを強引にベルトで留めて裾を折ってる。 上はコートだけで色々とチラチラ見えてて、大きすぎるのかズボンから少し男物の下着が見えてる。 「大丈夫大丈夫、ココ人通り少ないしシャツ位なら見られても平気だって」 「シャツはそうですけど、それよりもコートの前閉めましょ?」 「いやこのコートもズボンも古いの入れっぱなしにしてたからゴワゴワして留めたくない」 「良いんですか、そんな事言ってると襲われますよ?」 「大丈夫大丈夫、人通り少ないから」 「……良いんですか、私が襲っちゃっても?」 「担当の狼を手懐けるのもトレーナーの仕事かもな」 「……釣り、初めましょうか」 「……そうだな」 暫く見つめ合った後、私達は赤い顔のママ竿を垂らす事にした。 ≫72二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 08 28 39 「息子よ……ちちちちが出た」 「悪ぃギムレット。もう一回言ってくれない?」 「……言い方が悪かったな。ふにゅうが出た」 「腐乳……?」 ≫104二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 08 51 05 シリウスさんは掛からせたい リウトレ ───起きろ。 シリウスの声が聞こえる。昨日確か、あたしウマ娘になったんだ。それでシリウスと衣類買いに行って、別れたんだ。そういえばモーニングコールするとか言っていたような。あたしは閉じていた瞼を開ける。身体が重いような気がする。 「やっと、起きたか」 「きゃあああああああああああ!」 彼女はあたしを抱き締めていた。朝からなんと心臓の悪いことだろうか。あたしは情けなく悲鳴をあげ、離れるように抗う。 「…ンだよ、朝からうるせぇな」 「うるせぇなじゃないわよ!離して」 ぴーぴーうるさい兎だとあたしを揶揄いながら頭を撫でる。誰が兎だ、誰が。彼女はしぶしぶ離れたと思ったが、真正面から抱き締め直し、あたしの身体を起こそうとする。 「っ……ちょっと」 「顔が真っ赤だな」 「うるさい、もう……」 嫌でも集まる顔に熱と彼女のぬくもりを感じていた。心臓がバクバクしている。彼女はどうしてあたしにこだわるのだろう。同性だろうとモテるだろうに。この姿になる以前から気になっていることだ。慣れない身体のバランスにあたしは覚束ない足取りで洗面所へと向かう。この眼、カラコンで整えた方がいいだろうか。些か目立つ。鏡に映る今の自分を見ながら、ぼんやり考える。髪を整え、部屋へと戻る。 105二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 08 51 21 「着替えるからリビングにいて」 「今はそうしてやろう」 『今は』という言い方に少し引っ掛かりを感じたが、珍しく素直に彼女が話を聞いた。部屋でひとりになったあたしは、着替えを済ませる。リビングへ足を運ぶと、彼女がソファーでリラックスしていた。 「朝のメニューはなんだ?」 「朝食まで食べてくつもりなの?」 「私はアンタの手作り料理食いたいんだよ」 「はいはい」 あたしは呆れ気味に朝食の用意を始める。そういっても昨日の残りの味噌汁を温め、目玉焼きとソーセージを用意する程度の簡単なものだ。テーブルにサラダと味噌汁、ソーセージと目玉焼き、ご飯を並べる。冷蔵庫からヨーグルトとお茶を出して終わりだ。彼女はいただきますと用意した朝食を口にしていく。それをよそ目にあたしも朝食を口にしていく。 「良い。こうして毎朝アンタの味噌汁飲みたいな」 「そですか」 そんな王道プロポーズみたいな言葉は効かないと思いつつも鼓動が早くなるのを感じる。彼女に察されないよう平然を装う。毎日来るなら、買い出しに行かないといけない。今日トレーニング終わりにでも付き合ってもらうとしよう。 「視線が痛かった……」 「別に問題ねぇだろ」 あたしは自宅からこのトレーナー室まで彼女に横抱きにされたままだった。彼女はよく目立つ、あたしの今の姿も目立つ。視線が痛いのを嫌でも感じながら、羞恥心でどうにかなりそうだった。 「もしかして、毎日これ…?」 「アンタが私のモンだとアピールできるから悪くない」 あたしは頭を抱えた。この朝のこれをもとの姿に戻るまで、羞恥心と戦わねばならない。耐えろあたし。そう自分に言い聞かせていると、彼女があたしの頭を撫でながら昼にまた来ると言ってトレーナー室を出た。 ───あたしは今日の朝をなんとか耐えた。 ≫118二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 09 00 18 「フジトレさーんあたし相談があるんですけどー」 「なに、リウトレちゃん?なんでも聞くよ?」 「最近シリウスの距離が近いしタラシてくるしなんですが」 「……」 「どうにか上手いことかわす方法」「無理だよ」 「へ?」 「無理」 「え、そ、そういわずそこをなんとか」 「うん、あのね?あのタイプの天然タラシが本気になったら手段は選ばないし、逃げようものなら更に勘違いできないよう詰めてくるし、おまけこっちの反応はよくわかってる上に手加減はしてくれないんだ」 「え」 「少なくとも僕はフジでそう学んだ」 「……何されたんです?」 「色々ありすぎてもう覚えきれてないけど、一つ」 「は、はい」 「ファンたちの目の前で演出マシマシでガチ告白された……」 「あたし逃げますぅ!!今すぐドバイあたりに逃げますぅぅぅぅぅ」 ≫128二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 09 07 54 独白(ファイン) ーーー私はずっと外に憧れていた。 私は外に出ることはあまり無くて、何時も家の中で過ごしていた。 王族である私に自由というものは少なくて、だから私の隣にいてくれた彼女に憧れた。 それだけではなく、私を家から連れ出してくれるから。 未知の世界を彼女から教わって歩くのは私には何よりも嬉しいことだった。 この時間が続けばいいのにと思っていた。 ーーーあの日は私から彼女にせがんで連れ出してもらった。 最初は彼女からだったけど、今は私から誘うようになっていた。 私が知らない、知りたいことは彼女は何でも知っている。 「あれは?」 「あれはね…」 今だってほら、こういうふうに教えてくれる。 それが何よりも楽しくて、また聞いてしまう。 「そしてあそこのが…!」 …何も知らない子供の私に彼女の焦りなんて分からなくて。 その瞬間聞こえた轟音に私は耐えることで精一杯だった。 耳をつんざくような音が収まり、彼女の胸に収まった私は顔を上げる。 「これ…は…!?」 力なくもたれ掛かる彼女、その体は赤く染まっていて… 彼女の左腕がなくなって、私にも赤色がついていると気づいた時、私は叫びました。 129二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 09 08 14 ベッドの中で眠るトレーナーさんを強く抱き締めながら、私は思い返しました。 トレーナーさんの無い左腕は私がつけたといってもいい傷。 あれからずっと残っている私のーーーの証。 トレーナーさんは気にしていないとは言っていたけど、私にとっては別。 ひんやりするその義手は、まるで私に問い詰めるかのようにも感じてしまう。 あの日から私はトレーナーさんから離れられなくなった。 …そう、私は彼女に汚してほしかった。 私の真っ白なだけの翼を貴方の黒で染めて欲しい。 あの日私が貴方を外に連れ出して、私が貴方を傷つけてしまってから。 私は貴方に染められたかった、それが贖罪なのかそれ以外なのかはもう分からないけど。 白いそれはもう灰色で、だから貴方と同じように黒くしてほしくて。 そうやって考えていたらもう離れられなくなった。でも良かった。 (ウマソウルがあるなら、魂の繋がりもあればいいのに。) トレーナーさんをより強く抱き締めながら私の願望を呟く。 「貴方に全てを染めてほしい。溶け合って一つになりたいな」 ≫157タキオンの搾乳(2回目)1/221/10/21(木) 09 34 16 「聞いたよ、また母乳が出たって?」 「はい……」 「はいじゃないよトレーナー君。キミは興味深いことをしないと気が済まないのかい。2回目だよこれ」 「ウマ娘になったトレーナー皆の胸から母乳が出るようになったらしいので、今回も自分は悪くないと自己弁護したいと思うんです」 「なるほど、今回も気紛れな神様とやらの仕業か。カフェの見かけた果てにトレーナーをウマ娘にして母乳を出させる神が居てほしくないと思う限りだね。で、今回も私に飲ませてくれるというのかい?」 「タキオンって変な所に興味向けることあるよね。……母乳を止める薬とかない?濡れるし痛いしで正直言ってあんまりいい気分じゃないんだけど」 「そんなものあるわけないだろう。キミは私を便利屋か何かだと思ってはいないかい?」 「これまで作った薬に何かないかなって。後タキオンなら作れるんじゃないかなと思ったんだよ」 「発光する薬だとか性欲を抑える薬とか含めて、学園で作った薬は全て保健室のキミが管理している棚にあるけどね。あとどうせ1日で治るだろうものにわざわざ治療薬を作るやる気なんてそんなものは私にはないよ」 「だよねぇ。仕方がないけど今日1日我慢するよ。で、今日は何の実験をするの?」 「今日は君に薬品を飲ませた上で走らせて効果を実証する実験の予定だったんだけど、流石に胸が痛いと言っている相手を走らせる趣味も無いからねぇ。資料整理でもするかな。原因不明の出火で燃やされたらたまったもんじゃない」 「ごめん。俺はタキオンの足を引っ張ってばかりだ」 「謝ることじゃないよ。それに、そういう所を含めてキミを好きになったのだからね」 「ありがとうタキオン。そう言ってくれるところも好きだよ」 「ふん、今はそういう空気じゃないと思うけどね。ところで前回と何か変わったところはないかい?なんせ原因不明の噴乳事件だ。とれるデータは多い方が良い」 「違うところかぁ。そういえば、以前より胸が張って量が増えたような気がするよ。今はブラジャーじゃなくてタオル巻いてるからよくわからないけど、たぶん胸が少し大きくなってる」 158タキオンの搾乳(2回目)2/221/10/21(木) 09 34 34 「そうかいそうかい、胸が大きくなったか!それは興味深いね。何か原因に心当たりはあるかい?原因への考察は現象の考察に役立つからね」 「胸が大きくなる原因なんて心当たりがあるわけ……いや、1つあった」 「すっごい嫌そうな顔してるけどどうしたんだい。そんなに言いたくないことなのかい?」 「うん。すっごい言いたくない。できれば思い浮かんだ自分を殴りたくなってくるぐらいのやつ」 「何をためらうことがあるんだい?体の隅々まで知ってる相手に何か隠すようなことでもないだろ?さっさと言いたまえ」 「……シている時にタキオンに胸を弄られてたからかなぁって」 「「……」」 「やっぱり忘れ「ベッドに行こう、トレーナー君」って…えっ?」 「今日の予定は全部キャンセルだ。私は今からキミを抱く。乳が多く出る原因を担当に押し付けようとする悪いトレーナー君は躾けられてしかるべきだとは思わないかい?」 「今とんでもないことを言ってるよタキオン。変態だよそれ」 「変態で結構。それでキミはどうなんだい?断られてしまうと私は大変悲しいんだけどなぁ?」 「……そう言われて断れるわけないじゃないか。良いよ。……優しくしてね?」 「そうなるかどうかはキミ次第だね。でもまぁ、善処するよ」 タキオンにお姫様抱っこの状態で研究室のベッドへと運ばれる。 揺れる彼女の腕の中で、これから行われることへの期待と不安が膨らんでいくような気がした。 でも、見上げた彼女の顔を見ると、それも悪くないとも思えたのだ。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part282【TSトレ】 ≫13二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 10 23 27 たておつ グルトレ「ふふ~ん(超絶ご機嫌)」 オグトレ「なんだか小恥ずかしいな…」 ライトレ「ライス…(必死にお姉さまを装う)」 リウトレ「っ~~~~~~~~~~~~~!!!!!」 ≫20二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 10 28 21 わしわしわしわし ブラトレ「落ち着く」 ブライアン「落ち着く」 さわさわさわさわ ベガトレ「良いわー……」 ベガ「髪が私よりサラついているの、何だか負けた気分だわ……」 ≫43二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 10 45 15 わからせ…分からせかぁ… 「オレさ、さん付けしたくねぇんだよ。敬意を払ってないとかじゃなくて距離感じちまうだろ?」 「…まぁここのトレーナーならそんな事気にしませんしいいと思いますが」 「だよな!よっしゃどんどん声かけていくぜ!あっ!ウラトレ!ヘリトレー!」 「アホ!やめなさい!分からせますわよ!!」 この後ドベトレは元気があっていいと褒められ、マクトレは謎に怒られた。 ≫48二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 10 51 12 ブルトレ「えいっ」パウリパンチ 侘助「ぐえーッ!?」(消滅) 侘助「死ぬかと思った」(リスポーン) ブルトレ「ごめんなさい侘助さん!!!」 いいなコレ 侘助が死んだ!! ≫62二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 10 59 38 「リウトレちゃんおはよー!」 「あ、ルドトレさん」 とててー、と駆けてくるルドトレは、最初に担当含めて会った時と随分変わったな、等とリウトレは思う。 (……あたしの末路ってこの人だったり?) そう思いながら、やはり二本の動画を見せて同一人物かと聞いたら全員がNOと答えそうな彼女は続ける。 「……そういえば、この前ジェラート貰ったんだけど、良ければいる?」 「いやまあ貰いますけど……」 「よかったー!なら後で部屋まで持っていくね!あ、勿論シリウスちゃんの分も入れておくから!」 そう言って走ってどこかに消えていくルドトレ。 「……なんなんだ、あの人……」 リウトレはジェラートを楽しみにできなかった。 ────後日、リウトレは案の定シリウスに堕とされかけ、ルドトレはルドルフ経由でシリウスに謝意を伝えられた。 嫉妬したルドルフは生徒会室でルドトレと互いのジェラートをあーんしあうという暴挙に出てブラトレが死んだ。 ≫77二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 11 13 02 『ごるとれさんとぶらとれさん あとまきこまれたまやとれさん』 「んでよー?ゴルシが突然降ってきたわけよ」 「マジかぁ、あいつオレが知らないうちにそんな楽しいことやってたんだな」 「そうそう、結局ゴルシが手伝い始めてからはあっという間でな、ついに目的のブツは掘り返されたわけだ」 「ついにその全貌が明らかになったのか!オイオイなんでオレ呼ばれなかったんだ!全世界の損失だぜ!」 「だってお前その時突然トレーニングコース行ってたじゃん、あそこで奴が待ってるぜ!とか言い放って」 「チクショォー!タイミングさえあってればァー!」 「待て、待て。待ってくれ。説明が足りなさすぎる!なんだこの空間!」 「おっとマヤトレ、オレたちに定まった未来はないんだぜ?今ここが明日で今だ!」 「そうだぞー、過去を振り返りすぎると首がねじり切れちゃうぞ?」 「説明が足らんと言っている!なんでブラトレはお前何の疑問もなくゴルトレと会話できてんの!?」 「あーそりゃフィーリングだよ」 「オレの言葉に耳をかすんじゃないぜ!オーラを感じ取れ!」 「おおおおおぉぉぉぉ待て!俺はそんな高等技術を得た覚えはないぞ!」 「まあ要するにだ、今回の件はタイムカプセルの話なんだ」 「うわぁゴルトレ急に普通に話すんじゃない!」 「んだよー傷ついちゃうぞ?まあこれは先週末の話だ。昔トレセン卒業した子たちが集まって昔埋めたタイムカプセルを掘り返すぞーってなってたんだが」 「なんかの手違いでそこがコンクリに埋まってたんだと」 「ええ……まさか引っぺがしたのか?」 「そう、そのまさかよ!」 「たずなさんがやってしまっていいですよっていったからさぁ」 「たずなさーん!?」 「で、ぶち壊すためにあのババヲナラスマシン?クルマだっけ?あれを使ったらいいんじゃないかって思ったら理事長が「却下!」って。ゴルトレちゃん出鼻をくじかれたぜ」 「そりゃそうだろ、あれコンクリぶち壊すもんじゃねえわ」 「しょうがねえドリルでも探すかーってなったとたんにゴルトレがオレハマッテルゼが待ってるぜ!とか叫びだして」 「誰!?誰なの!?」「わからんのか、このたわけが!」「たわけはグルトレでしょ!」 78二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 11 13 19 「いざどうしようかって時にドリルを携えたゴルシが降ってきた、ってわけだ」 「流石オレの愛バだ!」 「なぜドリルを抱えてたんだ……?」 「「それは、かっこいいからだ!」だって」「これツッコむのが無粋なやつ?」 「そこからはドリルでコンクリをぶち壊すゴルシ、順調に破壊しているゴルシ、最後のあたりで飛び出した破片が額に直撃して悶絶するゴルシ、痛いでゴルシって感じだった」 「ゴルシが語尾になってない?」「気にするな!」「で、結局何が出てきたんだ?」 「そういえばゴルトレも知らなかったな。まあそんな巨大なカプセルでもなかったから写真やちょっとしたアクセサリー、あとなぜか指輪が入ってた」 「ほほう指輪……えっ指輪」 「それ見て何かを思い出した卒業生の一人が、指輪をむんずとつかんだかと思ったら職員室にダッシュしていってな?」 「えっ急展開」「ゴルトレちゃんも興味津々」 「追いかけていった俺たちが見たのは……指輪を受け取って卒業生の一人を抱きしめていた元トレーナー現職員の一人!」 「えんだあああああ!?」「イヤーッ!」「グワーッ!?なぜ殴られたんだ!?」 「それ失恋ソングなんだよ!わかれ!」「嘘ぉ!?」 「ゴルトレの言ってることは本当だぞーってそれは別にいいんだよ、そういうわけでウン年越しのプロポーズが決まっておめでとうの嵐!桜舞う!今9月だけど!」 「感動的だなぁ……!愛の戦士ゴルトレちゃんにはよくわかるぜ」 「経緯が大荒れすぎてわからないけどめでたしでいいのか?」 「いいんじゃねえか?別に卒業後暫くして教え子と教師がくっつくなんておかしい話でもないだろ」 「むっゴルトレーダーに反応あり!恋のSOS!オレが行かねば誰が行く!」 「あいつ走り去っていったぞ。大丈夫か?」 「まあ大丈夫っしょー、いつものことだし」 「そうか……?いやまあそうか……」 「……ところでマヤトレっていつマヤノにプロポーズするんだ?」 「ゴボッホォウェ」 幸い今日は周りに人がいなかったので噂は広まらなかった。 ≫89二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 11 25 49 「あれ、リウトレさん?大丈夫、なんかフラついてるけど」 「ああ、ネイトレ先輩……いや、この人は違うな」 「今、後輩からの信用度の低さを如実に感じた……」 「違うんです違うんです!ほら、適材適所って言葉があるじゃないですか!」 「フォローの仕方は考えないと余計相手を傷つけるからね?」 「ぐうぅ……そういうことなら、聞いてもいいですか」 「そうそう。元々女同士、現白毛同士のよしみでなんでも言ってみて?」 「……シリウスからのアプローチがすごいんです」 「……」 「先輩。速攻で目を逸らさないでください」 「……無力な私を、許して……」 「なんでそこで涙出るんですか!?」 「……大丈夫だよリウトレさん。多分、シリウスは単騎で仕掛けてくるから。それだけの力と自信を持って向かってくるから」 「それはあたしなら耐えられるという意味ですか?」 「ううん。横槍が少ないから覚悟しやすいよって意味」 「あたしは耐えたいんですよぉ!」 「……ていうか。今更なんですけど、婚約の噂って本当なんですか?」 「……うん。ちょっと同期にとんでもない伏兵がいてね……」 「……婚約おめでとうございます」 「ありがとう。リウトレさん的には失敗例なのに、そう言ってくれて」 「いえめでたい事なので」 「……私からはひとつだけ。あまり自分を追い詰めないようにね。経験則だけど」 「……参考にします。でも、負けません!」 (何ヶ月、いや何日持つかなぁ……) ≫108二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 11 42 52 タイトレ「うおおおタイシン一着おめでとう!!」ガシィ タイシン「暑苦しい!喜びすぎ!」 タイトレ「いやタイシンがすごいからこれくらい喜ばしいことなんだ!!」ぎゅううううう タイシン「ぁぁぁぁ!」(感触が感触がぁ!!) タ性壊 ≫114二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 11 44 22 早朝。風は強いが快晴で絶好のランニング日和だ。 同室の子が起きないよう、朝練の準備をする。 寮を出て、いつもの川辺に向かう。 「おはよー!」 「ヒシトレさん、おはようございます」 1人のウマ娘と遭遇した。彼女は我らが寮長ヒシアマ姐さんのトレーナーである。 ジャージを着ている。ウマ娘となって姐さんと走るようになった姿を見たことがある。おそらくそのためのトレーニングだろう。 「朝早いんですね。」 「実は真夜中に走ってたんだけど、ヒシアマに危ないからやめとけって言われちゃってね……」 なるほど、確かに彼女は危なっかしい。この前なんかは、デスクチェアに乗って高いとこの物を取ろうとしたとかで姐さんに叱られていた。 せっかくだからと河岸を並んで走る。 「そういえば、この前タイム縮んだんですよ」 「やるじゃん。そういう君には飴を上げよう」 リコリス飴が出てきた…… 「ごめんなさい。それ、苦手なので」 「そっか……」 目印にしていた橋で折り返し、走る。 ここまではついてこれていたが、彼女が遅れてくる。 「俺のことは気にしないでいいからね」 「わかりましたー」 スタート地点まで戻ってきた。振り向くと彼女が走ってくる姿が見える。思っていたより離されていなかった。 115二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 11 44 39 トレーニングを終える時間が来た。寮に帰らないと。 「はぁ、はぁ……。お疲れ」 「はい、お疲れさまでした」 「と言っても、ヒシアマに呼ばれてるから、俺も美浦寮に行くけどね」 「また、何か怒られるようなことしたんです?」 「してないよ?!……たぶん」 寮に戻ってきた。 「おはようございます、ヒシアマ姐さん」 姐さんに挨拶をし、部屋に戻る。……2人の様子が気になる。 ちょうど起きてきた同室の子と外を覗き見る。 トレーナーは寮に入れないからだろう。2人は外のベンチに並んで座っていた。 「姐さんが作ったおにぎりを食べてる……」 「ヒシトレさん、姐さんに会ってから尻尾ぶんぶん振ってるけど気づいてないんだろうなぁ……」 「姐さん、弁当を渡した。ランニング行く前に見かけたのはこれだったか」 「……2人は付き合ってるの?」 「いや~、この前それとなく聞いてみたら、自覚なさそうだったよ」 ≫117二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 11 47 25 リウトレ「やったね、シリウス(あれ…なんであたし抱き着いてるの…!?)」 シリウス「へぇ…やっとその気になったんだな」 リウトレ「ちが、これは……」 シリウスにめちゃくちゃタラシ言動された。 ───リウトレは頑張って耐えた。 ≫131二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 11 58 01 「やったなテイオー!」ぎゅー 「うん!やったよ!…あったかいねトレーナー」 逆になんか吹っ切れて落ち着いたテイトレ組 「やりましたわね!マックイーン!」ぎゅー 「ふふ…ええ!やり…や…なんですのこの乳は!!」 メジロナイダン襲来 「やったぞブライアン!」ぎゅー 「おい…まったく…仕方ないな…」 あんまり変わらない。ブライアンがお姉ちゃん力を増す 「よくやったフク!」ぎゅー 「フンギャ!?…えへへ…もしかしてトレーナーさんは私の物じゃないですか?私のじゃ…」 シリアスで考えたら死んだのでギャグ。おそらくパワーちゃん因子が入ってる ≫147ロブトレヒロイン概念21/10/21(木) 12 19 56 図書室 放課後、図書室にはいつも二人のウマ娘が本の整理をしている。一人は図書委員であるゼンノロブロイ。そして…… 「ロブロイ、こちらの本の整理は終わりましたよ」 「あ、ありがとうございます、トレーナーさん。私も終わりましたよ」 ロブロイのトレーナーであるロブトレ、私である。今では図書室で彼女の手伝いをするのが日課になっていた。 最初はロブロイに興味を惹かれて、物語について語ったりしていたが、図書委員の仕事が大変そうな彼女を見て手伝うようになってからは二人で行うようになった。 今では私も他の人に本の紹介をすることもできるほどになっているのは、秘かな自慢である。 「あとは、この棚、ですね……以前はわたしが入れていましたが……」 「はい……上の方は私たちでは届きませんから……」 残っている本棚はかなり高い本棚であった。かつてで有れば背の高かった私が入れていましたが、今の私ではとても出ないが届きません。 「あ、あの……梯子、持ってきます」 「ええ、では一緒に持ってきましょうか」 二人で梯子を持ってきて、本棚にかける。これで私たちでも十分届くだろう。 「では、上で入れてきますね。ロブロイは本を渡してくれますか?」 「あ、あの……トレーナーさん、まだウマ娘になったばかりなのに、大丈夫ですか?」 「ええ、大丈夫ですよ。本を入れるだけですので」 「は、はい……気を付けて、くださいね」 そう言ってロブロイはわたしに本を渡しくれます。受け取った本を一つずつ、本棚に戻していく。 これだけの高い場所にある本だと、見ようと思わなければ見れないようにも感じられる。 「ですが、ここにある本はなかなか見ようと思わないと見れませんね」 「はい、なので上の方はあまり読まれないものを置いていますね。ぜひ紹介したい本もあるのですが……」 「では、今度の図書委員の会議の時に提案してみるのもいいかもしれませんね。本を紹介するスペースに定期的に置いてみたりするのもいいかもしれませんよ」 「それは素敵ですね。あまり知られない本を知ってもらういい機会にもなりますね。ふふ、それはとっても楽しそう」 他の人に迷惑にならない範囲で談笑しながら、本を片付けていく。 確かに図書委員の仕事は大変ではあるが、ロブロイと一緒に過ごすこの時間が、何よりも好きな時間でもあった。 148ロブトレヒロイン概念21/10/21(木) 12 20 33 「ロブロイ、これで全部ですね」 「はい、これで終わりです。トレーナーさん、ありがとうございました……!トレーナーさん!」 「え……あ……」 梯子から降りようとするが、ウマ娘になって慣れない体が、段差を踏み外す。 体のバランスもうまくとれず、下へ……。 ……目をつぶって衝撃に耐えようとするが、思った以上の衝撃はない。いや、誰かに、抱えられている? 恐る恐る目を開けると、そこには…… 「トレーナーさん……怪我は、ありませんか……」 「ロブロイ……」 ロブロイの顔が目の前にありました。 どうやら落ちてくる私をその小さな体で受け止めてくれたようだ。すっぽりと彼女の腕の中におさまっている。 これはいわゆる、お姫様抱っこ、の状態でしょうか。 「ありがとうございます、ロブロイ……ロブロイが受け止めてくれたおかげで大丈夫ですよ」 「……よかった、です……トレーナーさんが、無事で……」 ああ、本当に、この子には本当にいつも助けられている。 この子がいてくれるから、私も体が全く別のものになっても、安心できるのだから……。 「ええ、あなたのおかげです、ロブロイ。いつも助けてもらってばかりですね」 「い、いえ!私こそ、何時もトレーナーさんに助けてもらっていますので……」 「いえいえ、こちらこそ」「私の方が……」 「……ふふ」 「……えへへ」 お互いに相手に助けられている、と言いあうのがおかしくて、自然と笑みが浮かぶ。 ああ、本当に、この日常がずっと続けばいいのに……。そう思うのでした。 ≫159二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 12 37 29 ーーーキタトレのトレーナー室で 「あら?まあ案の定ね…」 戻ってきたキタトレこと私はそう呟いた。 私の視線の先にあるのは… 「えへへ~」 「…!」 顔を赤くした二人の姿があった。 手元にはいくつかの空のビール缶があり、どう見ても酔っていた。 入ってきた私に向かってくるドベトレとひたすら顔を赤くして黙っているサトトレ。 「キタトレしゃん…」 「ドベトレ、こっちに来て」 近寄ってきた彼女を思い切り抱き締める 「えへ〜あったかいな〜」 くすぐったそうに身を捩りながらも顔を緩めている彼女を見つつ、サトトレを呼ぶ。 「サトトレ、…甘えたいでしょ?」 「…うん」 酒が入っているからか、割と素直な反応が返ってくる。 フラフラと近づく彼女をドベトレと合わせて抱きとめる。 二人ともアルコールのお陰か、体温が高いように感じる。 その状態のまま二人に問いかけた。 「ねぇ、このまま眠らないかしら?」「…」 「無理にとはいわないけど、ね。」 「…うん」 「そうする〜」 「分かったわ、連絡するからちょっと待ってね。」 携帯端末を取り出し、連絡を入れる。 …あっさり許可が取れた。 「大丈夫よ、こっちに来て。」 彼女達を抱き締めたままベッドへ 「おやすみ、かわいい人たち。」 ≫169二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 12 56 52 夢の途中 『トレーナー?お前には無理だろ。』 『何度もやっても駄目だったんだからもう諦めなさい。』 『いつまでも夢ばっか見てないで現実をみろよ。』 俺には才能がなかった。 いくら勉強しても頭に入らないし、 いくらレースを見ても一着を当てられる事はなかったし、 いくら努力しても失敗した。 この道を目指して、褒められた事など一度もない。 さっさと諦める方が正しかったのだろう。 でも、それでも、 何故か諦める事が出来なかった。 だから俺は、 質を量で無理やり補う。 間違いが無いように、大量の情報をかき集める。 過去の経験も努力も失敗も全て使う。 それらを無理やり繋ぎ合わせて、現状で出来る最適解を見つけ出す。 そんな事をしても無駄かもしれない。 だけど、前に進む事しか俺には出来なかった。 170二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 12 57 24 「……うっ…ん…ん?」 目が覚める、すると後頭部に柔らかい感覚があった。 「お?起きたか。」 よく見てみるとマーチの顔が目の前にある。 「…マーチ、これは一体?」 「ん?寝ぼけていてわからないか? 膝枕だよ、膝枕。」 …ツッコミをする気力も出ない。 思ったより、疲れてしまっているようだ。 「いつも通り資料室に来たら、 資料に埋もれてそのまま寝ていたんだ。 毎度思うが、私以外にその状況を見られたらどうするつもりだったんだ?」 「ハハハ…申し訳ない…」 「まぁいいが… それにしても、なにやら随分うなされていたみたいだったが… 大丈夫か?やな夢でも見ていたのか?」 「そうだな…少し昔の夢を見ていたんだ。」 「昔?」 「そう、ここに来る前の時のな。」 「…それは…」 171二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 12 57 51 「周りがどんなに言っても、夢を捨てきれなかった… 諦めがとっても悪い、そんな奴の夢だ…」 俺は自嘲気味に笑う。 「…そんな諦めが悪い奴のおかげで、 私は中央で勝つ事が出来て、夢を諦めずに済んだんだ。 あまり悪く言わないでやってくれ。」 「マーチは優しいなぁ…」 「それに、そいつのおかげで貴様とも会えたしな。 とても感謝しているさ。」 「…そりゃよかったよ。」 すると、耐えがたい眠気が襲って来た。 思っていた以上に、膝枕が心地よかったらしい。 「すまないマーチ…俺は…もう少し…」 俺は意識を手放した。 「…トレーナー?寝てしまったのか?」 「…確かにお前は自分の事があまり好きでは無いのかも知れない…」 「でもな、そんなお前が…私には必要なんだ。」 そう言って、 マーチはマーチトレの頭を優しく撫でた。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part283【TSトレ】 ≫36二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 14 13 25 「バクシンオー……! よかった、無事だったか! もう会えないかと……!」 「ちょわ!? ト、トレーナーさん!? 唐突なハグは委員長NGですよーッ!?」 「え、あ、ご、ごめん! 合流できたのが嬉しくて……すぐ離れ……バクシンオー?」 「えっと、その……素晴らしい働きをした方を褒めるのも、委員長の務めです、ので」 「そ、そうか……」 「はいっ! ……ですのでトレーナーさんをこうして褒めるのも、おかしいことではないのですッ!」 「(まあ結構気恥ずかしいけど、バクシンオーが嬉しそうだしいいか……)」 「(トレーナーさんを抱きしめながら頭を撫でていると、何だか母上を思い出しますね)」 「「(折角だから、もう少し、このまま……)」」 ≫62二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 15 07 57 「…………ごめんな、カレン。でもカレンならきっと一人でも…」 「止めてお兄ちゃん! そんな、そんなの“カワイ”くない! 私はもう置いてかれたくない!」 『ぎゃあああああこの高さは本気で不味いなんとかしろ芦毛好き!』 『まずいまずいまずい死ぬ死ぬ芦毛が死ぬでもどうしろとええいもうなんかこうギャグにする!ギャグ補正で助かれ助けろ助けて!』 そしてお兄ちゃんは──耐えた。 カレンチャンはキレた。 うまぴょいうまぴょい ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part284【TSトレ】 ≫34二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 16 53 39 ムントレ「ふふふ、今回こそキャンプのカレー用にちゃんとした物を持ってきたぞ」 DK4(絶対ダメなやつ入ってる……) ムントレ「まずカレーと言えば肉だから牛すじ」 テイトレ「牛すじ」 ムントレ「好きな人もいるだろうから卵」 ブラトレ「卵」 ムントレ「そしてメインディッシュの──大根だ」 マクトレ「大根」 フクトレ「ところで後ろ手に隠しているビニール袋には何が入ってるんだ?」 ムントレ「ん?これは予備の鍋と水とついでに諸々だ」 DK4(絶対おでんする気だ……) この後ムントレの持ってきた具材はブラトレにより完璧に調理されて牛すじカレーとなり、ムントレが密に計画してた野外おでん計画を完全に破壊したが、カレーが美味しかったのでムントレは特に気にしなかった ≫106二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 17 29 09 「なぁ今日って一応生徒達には内緒なんだよな」 「そのはずだけど…いるね、各担当の子」 「…なんでメジロ家が負担してまでいっしょにキャンプしたがるんだ…?」 「さぁ…」 「お前ら何やってんだ、人手が足りないんだから手伝え」 「はーいオグトレ先生ー…じゃあボクはアケボノの方行くから!マヤトレはあっち行ってよね!!」 「嫌だ!あのDK組ですら死んだ顔してる奴らの手伝いだけは本当に嫌だ!!」 「ねーマヤトレー白菜とティラミスどっちがいいかな?」 「いやいやねるねるねるねの一番の粉の方がいいよ」 「ふふふ…おでんにからしは付けるか…?」 「ウワーッ!助けて!助けてパパノトップガーン!」 ≫114二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 17 32 35 マクトレ「ドベ太郎……詳しいのですね」 ドベトレ「失踪してた時に少し、な」テキパキ マクトレ「ちなみにそれは……?」 ドベトレ「カマンベールアヒージョ、うまいぜ」ジュー マクトレ「ニンニクのいい匂いがしますわね……!!」 ドベトレ「酒に合うし、ナイフとスキレットでできるし 簡単なんだ、ほら完成」 ドベマク「「いただきます」」 マクトレ「……!!おいしい……!! パクパクですわ!」 ドベトレ「兄貴に喜んでもらえて嬉しいよ……それに」 マクトレ「それに?」 ドベトレ「……兄貴が好きな外飲み、出来なくなっちゃったんだろ」 マクトレ「……まあ、一応そうでしたけども……」 ドベトレ「だから、さ。久しぶりに外飲みさせて あげたかったんだ」 マクトレ「……ふふふ、 アナタは昔から優しいですわね」 ドベトレ「……うるせ……」 マクトレ「じゃあお言葉に甘えて、 久しぶりに『俺』に付き合え、ドベ太郎」 ドベトレ「……そうこなくっちゃな!!」 ドベマク「オレ達のこれからに、乾杯」 ≫126二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 17 42 44 「…………ねえボノトレお兄ちゃん」 「何カレトレ。闇カレーにパフェそのまま突っ込むのは流石にどうかと思うよ」 「バニラアイスは割といけるって聞くし……なんとかならないかなって。ってそうじゃなくて、マヤトレお兄ちゃんのことなんだけど」 「マヤトレは……犠牲になったのさ……。犠牲の犠牲に……」 「意味わからないよボノトレお兄ちゃん」 「ボクらはただマヤトレの冥福を祈ろう。美味しいカレーの為の致し方ない犠牲だった……」 「まだ死んでない死んでない」 「まあともかくパフェがあるならアケボノに渡してみたら? アケボノならなんかいい感じに調理してくれるでしょ」 「そのふわっふわしてる感じが匙投げてるのかアケボノお姉ちゃんへの信頼感なのか悩むなぁ……」 「信頼感の方にしてくれるといいかなカレトレ」 「そっか。じゃあまあこのクーラーボックスごと渡しておくね!」 「うん……ボクもぶっちゃけ今日はちょっとツッコミ疲れたからもう何も言わないよ? でもそっか……、懐かしいねそれ。昔キャンプした時も持ってきて、夏場だしアイス食べよーぜ!って配ったんだっけ。あの時だけはモテモテだったもんねカレトレ」 「え……?」 「……カレトレ?」 「え、あ、うん。そうだね。そんなこともあったなぁ……。まあモテモテっていっても小さい子と男にばっかだったけど」 「そうそう。珍しく女の子もマヤトレじゃなくてカレトレに集まってたからねぇ……。でも安心したよ。ちゃんと覚えてるんだね」 「…………そうだね、ボノトレお兄ちゃん」 この後無事クーラーボックスの中身はカレーにぶち込まれましたとさ うまぴょいうまぴょい ≫134二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 17 48 25 トレセン学園、キタトレのトレーナー室にて 戻ってきた彼女ことキタトレは室内の状況に思わず苦笑した。 「なかなか凄いことになってるわね…」 お酒弱い組での軽い宴会だったはずが、 ドベトレとリウトレがスズトレにベタつき、ロブトレとスイトレが泣きながら話しあい、 カフェ(ケツ)トレとマチトレは互いに担当自慢をし、クリトレ(小)とドトトレ、サトトレはポワポワしていた。 酒(協力サトトレ)とツマミ(協力オグトレ)を用意した後、少し急用で外れていたが、戻ってきたらこうなっているのだった。 「あ〜キタトレさんだ〜」 ドベトレがこちらを見て言うと、 「キタトレさん〜」 リウトレと合わせて引っ付きにくる。 二人を抱き締めつつ、まず少しフワフワし始めてるスズトレの元へ。 「大丈夫かしらスズトレ?」 「うん、大丈夫だよ。皆で飲みすぎちゃったから…」 「そうでしょうね…さて、どうしましょうか」 「今のキタトレはお母さんみたいだね、皆の世話を焼いてる姿が。」 「ん?そうかしら。…なら貴方はしっかりした長女かもね。」 「そうかな…」 「そうね、貴方はそういう人よ。…お酒はほどほどにね。」 小さく頷いた彼女を見ながらロブトレとスイトレの元へ。 135二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 17 49 00 泣きながら話し合っている彼女達の間に割り込み、 「二人共どうしたのかしら?」 「ごめんなさい…私みたいなのに構わせてしまって…」 「ひっぐ…うう…」 (泣き上戸ね…思ったよりもアレそうかしら) 「私は迷惑だなんて思わないし、かけてもいいから大丈夫よ。」 「気を遣わせてごめんなさい…」「…ぐすん」 「貴方達も良く頑張っているから。だから自信を持っていいのよ。」 「うぅ…」「…ひぃん…」 抱きついてきているリウドベトレから一旦手を離し、二人をさすってやる。 少しの間さすり、多少は落ち着いた二人を確認してからカフェトレとマチトレの所へ。 途中で手を離したのが不満だったのか、地味に力が強くなっている二人の頭を撫でて甘やかす。 満足したのかいい笑顔を向けてきた。私も微笑みで返してあげる。 担当の自慢をし合っている二人に声をかける。 「大分話してるみたいだけど、そろそろ一旦落ち着きなさいな。」 「…まだマーチの良さが話し足りないが」 「俺もカフェのことならまだ話せるが?」 「担当のことならいくらでも話せるのはよく分かるわ。でもこんな所ではなくもっと別の所で話しましょう。」 「むう…」 「そうだな…」 「まだまだ機会も時間もあるからね。」 しぶしぶながら納得したのかまたゆっくりとし始める二人を眺めてから、ふわふわと夢心地な三人の元へ。 136二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 17 49 22 「ん…むう…………まりゃ……のめりゅ…」 「クリトレ…は寝てるわね…ドトトレ?」 机に突っ伏しているクリトレの横でうつらうつらとしている彼女に呼びかける。 「んぅ…なゅぅですか………うあ…」 「…眠たい?なら寝ていても大丈夫よ。」 「ん…なりゃ…ぉやすみ…」 そのまま机に倒れこんで頭をうたないように、額を支えながら倒す。 最後はサトトレだが… 「サトトレ…ん?」 「…温かい…」 私の胸に抱きついてくる。恐らく思考が働いていないのだろう。 「ふふっ、かわいいわね…」 「あ〜私も〜」「あたしも〜」 対抗するように二人も引っ付いてくる。 私は笑いながら三人を纏めて抱き寄せた。 あれから更に数時間がたち、この部屋に動いているものはすっかりいなくなった。 「流石に皆寝ちゃうわよね…」 残っている酒とツマミを片づけながら、眠った彼女らを眺める。 皆いい顔とスタイルのため、ここに男性がいたら確実に襲いかねなかっただろう。 (まあその時は私に四肢のニ、三本へし折られるのは覚悟してもらうけど。) そう思いつつブランケットやシーツを人数分用意し、全員に掛けておく。 「最近は寒いから、体を冷やして風邪をひかないようにしないとね。」 誰に向けてか分からないが言いつつ部屋の端へ。書き置きと朝食を用意した後、連絡を入れて寝かせていいか確認しておく。 (今夜は遠くまで走りましょうか。…久しぶりに) 鍵をとり、扉を閉める前に呟く。 「おやすみ、いい夢を。」 ーーー暗い部屋に鍵が閉まる音が響いた。 ≫160二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 18 16 34 キャンプ場へ向かうグラトレ(独占力) 「……此処は何処でしょう? やはりキャンプ場へ1人で向かうのは止めた方が良かったでしょうか?」 「……しかし、雪と風も強くなって来てしまいましたね……キャンプ場へはまだだというのに……」 「……くっ!! ……ホワイトアウト……これ以上の進行は危険ですね……」 「仕方有りません……此処でビバークするしかないです、ツェルトを持って来て正解でした」 「飲み物は水が有ります……食べ物は、カレー用の野菜と……緊急時用の羊羹を持って来て正解でしたね」 「なんとか凌げそうですが……明日には、キャンプ場へ辿り着けると良いのですが……」 キャンプが終わる頃にはトレセン学園になんとか帰れました。 了 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part285【TSトレ】 ≫15ガンギマリ頭スズトレ21/10/21(木) 18 44 38 「え?男の頃からまんま?」 「ああ、そうだけど。部屋着だし。」 マルトレがケロッと答え、それに私ことスズトレが唖然とする。正直、ただの部屋着なら確かにそれでいいだろう。楽にいられるのが1番だし。 ただ、今話してた内容はそう流せる内容ではなかった。なぜなら────寝る時の服装の話だったから。 「…もう秋だよ??パーカー1つは流石に風邪ひくって。」 「大丈夫大丈夫。マルゼンスキーと一緒に毛布買ってきたし。」 「────」 絶句。それ布団に入るまでがガラ空きなの、気づいてる?気づいてないね間違いなく。 「…買いに行くよ。」 「え?」 「パジャマ、買いにくよマルトレ。」 「えっ。」 多分人によってはそこそこ見た記憶のあるやり取りが始まる。マルトレのズボラさは結構深刻で、これまでも何度かこうして世話を焼いてきた。 「昼休みまでには終わらせたいからチャチャッと用意して。」 「いや、まずいらないっt」 「次の実況ホラゲにするよ?」 「なんでもないです。」 分かればよろしい。マルトレを車に乗せ、近くの服屋へと直行する。 「なあスズトレ、ホントに買わなきゃダメなのか?」 「当たり前、マルゼンスキー優先したいのは分かるけど倒れたら本末転倒だよ。ウマ娘の状態で熱出したらどうなるかは身をもって知ってるでしょ??」 「あー…今度はちゃんとウマ娘用の薬用意してあるけど万が一はあるか… よし、サイズ合うやつ探してテキトーに買うか!」 「ちなみにたまにあるトレーナー合同旅行用の購入も兼ねてるからしっかり選んでもらうよ?」 「えー。」 嫌、というよりはめんどくさそうなマルトレの声が空に消えていった。 17ガンギマリ頭スズトレ21/10/21(木) 18 44 58 「そういえばスズカの次のレースってどれにするんだ?」 店内を巡りながらスズトレに聞いてみる。ジャパンカップ後のインタビューでも詳しくは話してなかったはずだ。 「特に何もなければ大阪杯かな。2400から初めての1600は感覚狂いそうだから1回2000を挟みたくて。」 「1600…って事はマイル挑むのか?」 「そう、安田記念。まだマイルのGIは取ってないから。」 「GIの調整にGI使うってまた贅沢な…」 「だって3月中にある2000m、他に金鯱賞しかないじゃん…4月5月にはマイル用に切り替えたいからなぁ…」 「確かに2月後半まで遡ってもないな…」 サイレンススズカは金鯱賞には一昨年出走して勝利を収めている。それよりは大阪杯という判断だろう。 「一応先達として言っとくけど大阪杯に出走するようなウマ娘はみんな手強いぞ?」 「分かってる、だからこそ出るの。」 自信に溢れた声でスズトレが言う。 そうか、なら大丈夫だ。 「マルゼンスキーの時に使ったトレーニングメニューは残してあるから必要だったら言ってくれ。」 「助かる。宝塚記念とかで阪神経験してないわけじゃないんだけど、結構期間空いてるから。」 それだけ交わして、本題の寝着探しへと戻る。 俺はこだわるつもりないし良さげなのを…お、見っけ。 「スズトレ、これとかどうだ?」 「うーん、ダメ。冬のにしてはちょっと通気性良すぎると思う。」 「…そこ気にするとこなのか?」 「妹の影響でそこら辺は詳しいからね、厳しめで行くよ。」 「えー。」 その後、無事マルトレはパジャマをいくつか手に入れたが、めんどくさかったので着なかった。 スズトレはキレた。実況はホラゲになった。 マルトレは泣き叫んだ。 ≫34二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 18 59 19 中等部を中心に皆がきのこを取って来たよ 「なぁ...パラシン...」 シメジ○ベニテングダケ×パラス× 「何ですか!先輩!口より手を動かしてください!」 「何で俺はキノコの選別をさせられてるんだ...」 ブナシメジ○ヤマドリタケモドキ○ニガクリタケ× 「専門知識あるのが先輩だけだからです!」 「あっ!手伝いましょうか?この縄解いて頂ければすぐにでも!」 「解かん,オグトレとかドベトレは出来そうなんだけどなぁ...」 松茸○冬虫夏草○タマゴダケ○ヘルヘイムの果実× 「オグトレさんならオグリさんのご飯作ってますよ... あれ何十合あるんですかね?」 「ドベ助は?」 ドクツルタケ×ドクヤマドリ×マンドラゴラ× 「マクトレさん達に飲まされてダウンしてますね」 「俺も酒飲みたいなぁ...」 カエンタケ×シビレアシダケ×キノガッサ×ドコモダケ× 「オチはないですよ!」 ─────────────── 弾かれたきのこはマクトレとパラシンが美味しく頂きました ≫68二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 19 26 41 聞こえますか…私はぴょい…愛の三女神です…明日一日貴女方のトレーナーの服装を好きな衣装に変えます…なんでもいいですよ…自分に素直に… 「ぶっ壊しますわ女神像!」 「首へし折ってザクの頭に付け替えるぞ」 「…フクトレは巫女?割と正統派ですわね」 「これで脇とか出てたらフクの顔を凄いことにする予定だった…マクトレは…ドレスか。めっちゃ高そうだな」 「ええ…これ多分お婆様が若い頃着てたドレスですわ…マックイーンも覚えてたんだな…」 「おーおはようお前ら」 「その声はブラトレ…何だそれ」 「ドラゴン…カマキリ?モチーフの…着ぐるみパジャマ…?」 「暖かいぞ。これ内までもっこもこ」 「あー…ブライアンはそういうの好きそうですわね…」 「つーかこれ何で脱げないんだ…」 「三女神の気まぐれですわ…どうせ…」 「まぁでもみんなまだ見れる衣装でよかったな…お、あの芦毛はテイト…レ…」 「うっわ…すげぇな…」 「笑えよベジータ。それか殺してくれ今すぐ」 「…あの、某アプリの鬼か…」 「アサシンの方ですわ…一応帯でお腹は隠れてますけど…」 「…俺は、何かわるいことしましたか」 「…う、上着とか着てこなかったのか?」 「着たよ。着た瞬間に俺のオキニのジャンパーが弾け飛んで次似たような事をしたら初期段階の衣装になるのが分かって諦めた」 「可哀想に…」 「でも正直その衣装にジャンパーは痴女ですわ」 「ひぃん…」 「やめてやれ…後お前も人のネタ取ってやるな…」 69二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 19 27 15 「可愛いよトレーナー!すごく似合って…ごめんね…」 「いいんだ…いいんだよテイオー…お前が喜んでくれるならどんなことでも…やっぱり恥ずかしいぃ…」 「うっ…だっダメだよトレーナー!しゃがんだら!お尻が…え、えっちで…」 「…やっぱり、思い出よりも綺麗に見えますわね」 「そうだな…今度お婆様に頼んでマックイーンも来てみるか?」 「ふふ…そうですわね。サイズが合うか心配ですけど」 「…似合うぞ」 「そうか?ブライアンもこういうの着ればいいと思うが」 「いや私はいい」 「わー!可愛いですねぇトレーナーさん…よく似合ってますけど…」 「なんだ。お前どこ見てんだ」 「いえ!やっぱり私の方がスタイルがいいななんて考えてませ…あああぁ!痛い!いだいです!!」 マクトレ…メジロのお婆様の思い出のドレス。なんかちょっとエモくなった。なってない?ごめんね フクトレ…正統派な巫女服。ギャグに寄ったため被害軽微。脇も開いてなければスリットも入ってない。 ブラトレ…着ぐるみみたいなパジャマ。もこもこしてたら可愛いねと思っただけ。こいつ無敵か? テイトレ…FGOの酒呑童子の再臨衣装。初期はちょっとえっちすぎて可哀想になった。でもテイトレってえっちだしあんまり関係ないね。正体見たり!って感じだな。謝れ! ≫86二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 19 38 21 「違うもんに!ボクはまだ会長と違って手も出してないし業務中に変なこともしてないもん!!」 「テイオー?私もちゃんと公私の切り替えはしてるよ?」 「ふふ…ミスがあったね…これはお仕置きだな…なんてボク言わないもん!会長と違って!!」 「トレーナー君!テイオーがルナのこといじめる!」 「うーん…言い訳の余地はないかな…」 ルドルフはルドトレの胸で泣いた ≫93二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 19 43 20 お泊まり会的なやつ スズトレ「そもそもパーカー着てるだけって布ズレで痛くならないの?」 マルトレ「いや……別に着替えたらもう寝るだけで布ズレするほど動き回らないし」 スズトレ「嘘でしょ……とりあえず私は少し用があるから先に寝ててね。おやすみ」 マルトレ「おやすみ」 スズトレ「さて私もおやすみなさい」 マルトレ「zzzz」 〜朝〜 スズトレ「……ん〜」(朝のランニングしよう) マルトレ「zzzz」 スズトレ「嘘でしょ……寝てから1ミリも動いてない……疲れ取れてるのか逆に心配だわ……」 ≫95二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 19 44 10 タマトレ「どうして」艦これ 島風 ドベトレ「俺らが」BLEACH ハリベルのコスプレ ウオトレ「こんなめに...」FGO 酒呑童子(キャスター) マクトレ「慣れましたわ」 転スラ ミリム ≫117二次元好きの匿名さん21/10/21(木) 19 53 06 「……ルドルフ」 「……うん」 「流石にさ、これで出歩くのは厳しいかな……」(グラブルのフェリちゃんの恰好) 「……そもそも、私はそれの元ネタがなんなのかわからない……」 「調べたらグラブル?のプレイアブルキャラらしいけど……」 「そっかー……兎に角、今日は家にいるといい。君のその姿は私だけが見れればいいのだから……」 「はーい、ってか、これカフェトレさんのが似合」 「それ以上いけない」 ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/116.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart91~95)です。 SSまとめスレはこちら part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら part316~320はこちら part321~325はこちら part326~330はこちら part331~335はこちら part336~340はこちら part341~345はこちら part346~350はこちら part351~355はこちら part356~360はこちら part361~365はこちら part366~370はこちら part371~375はこちら part376~380はこちら part381~385はこちら part386~390はこちら part391~395はこちら part396~400はこちら part401~405はこちら part406~410はこちら part411~415はこちら part416~420はこちら part421~425はこちら part426~430はこちら part431~435はこちら part436~440はこちら part441~445はこちら part446~450はこちら part451~455はこちら part456~460はこちら part461~465はこちら part466~470はこちら part471~475はこちら part476~480はこちら part481~485はこちら part486~490はこちら part491~495はこちら part496~500はこちら part501~505はこちら part506~510はこちら part511~515はこちら part516~520はこちら part521~525はこちら part526~530はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part146【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part147【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part148【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part149【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part150【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part146【TSトレ】 ≫10シチトレ幻覚マン21/10/04(月) 23 35 17 長文駄文失礼します。解釈違いならすいません。 「花の唄」 ファインと一緒に日本に渡ってしばらく経った。彼女にとってここでの日々は故郷のそれより幸せみたいで、様々な経験を積み、友達も増えた。新たな趣味も増え、充実した日々を過ごしている。それに、私の方もここでは割と穏やかな日々を過ごしている。日本に来て本当に良かった。 本来の仕事では、もう役に立たない。そう思っていた私だったが、ここでなら彼女の役に立つみたいだ。そのことが、本当に嬉しい。しかし、そんな幸せも長い間続かなかった。それは、彼女の定期健診で分かったことだ。 そして、それは今も、私たちに暗い影を落としている。 「ファインモーションさん、申し訳ございませんが・・」 その後に告げられた時、私は絶句した。そんな不幸、私だけでいい。何故私じゃなく彼女にふりそそぐのか。悪い夢であってほしい。そんなことを考えたが、現実が変わることはなかった。 端的に言うと、彼女には、女性としての妊娠するための機能が備わっていないということだった。遺伝性のもので、手の施しようがなく、それはどうしようもない絶望として私たちにふりそそいだ。 そう、私たちにとっては。王族の娘にとって、母体として機能するかは非常に重大で深刻な問題で、未来を決めかねないことであった。 その発表からしばらくして、彼女は私と寝食を共にするようになった。彼女の父─私にとっては雇い主─は、心配する必要はないと言っていたが、彼女にとっては非常に大きな問題で、しばらくは、心に淀むコールタールのような重りになっていた。彼女の友人も励ましてくれたが彼女の悲しみは降り募った。あのつり目で荒れた風貌の、しかしして知性を感じさせる彼女もこう言っていた。「ロジカルではない。」と。 そう、こんなもの、ロジカルであるはずがない。だが、王族のルールはいつだって非論理的で、そのコンテクストは私たちの頭をいつだって悩ませたのだった。 しかし、彼女は未だに今までのようにふるまおうとしていた。皆に気取られないよう、必死に努めた。 11シチトレ幻覚マン21/10/04(月) 23 36 49 恐らく、私の借家に毎晩赴くのも、夜に抑えていたものを、周囲に漏らしたくないからだろう。いつも明るく振舞っていた彼女にとって、その姿は見られたくないもので、隠し通せるなら、隠したいものなのだろう。現に、彼女の夜はいつも、悪夢との諍いだ。彼女にとって、王族であること、他者に見せられる自分であることはそれほどまでに重要なのだ。 それは構わない。だが、最近問題になりそうな傾向がみられた。、それは、最近彼女からのスキンシップが増えたことである。ある時は、私の入浴中に入ってきたり、寝ている時に身体を絡めてきたり、それに、一度私の寝巻のボタンを・・・・ もちろん、それを責めたことはない。私の穢れた身体で、それを満たせるのであれば私はいくらだって・・・・ けれど、この状況は良くない。正直言って彼女の今の方向性は危険で、私はそれを諫めなければならない立場にあった。 ある日の夜、私は彼女とじっくりと話す機会を設けた。 「ファイン、今の貴方は少し異常だよ。少し、頭からあのことを・・・・」 「異常って何?」彼女の瞳は揺れている。まるで、風に吹かれる柳のように。 「もう、私は、みんなにとって異物でしかないよ。知ってるでしょ、こうなった王族の価値が・・・・」 「だけど、お父様は大丈夫って・・・・」「そうだね・・・・でも社交界ではそうはいかない。」 確かにそうだ。だからといって、王族の権威を保つことは、出来ないだろう。・・・・ 子を産めないから、嫁ぎにも出れない。確かに、王族としての価値をはもう、保てない。 でも、だからといって他に方法は・・・・ 「だからね?もう帰らないことにしたんだ。」「え?」 予想外の回答に、私は驚いてしまった。 「あっちで、意味を残せないならこっちに残るしかない。─ここで、意味を残せるよう努めるしかない。」それを聞いた私は、最初は驚いていたが、その言葉を黙って首肯した。 「多分、お父様も賛成してくれると思う。けど・・・・」 「私、ダメなウマ娘だなって、思っちゃう。みんなの期待に応えられない、ダメなウマ娘。」 「そんなこと・・・・」「それにね、私・・・・」 12シチトレ幻覚マン21/10/04(月) 23 37 41 「どこかで、喜んでる自分もいるんだ。」 返ってきたのは、いつもの彼女のとは思えない言葉だった。 「本当はね?家のことをつらいって感じてたのかもしれないんだ。」 「もし、このまま王族を続けていれば、私に自由はない。」 「今みたいに、色んな事を経験して、色んな事を感じたりできないだろうし・・・・」 「それに、貴方と離れないといけなくなるかもしれない。」「それが、とても辛かった・・・・」 「それにね・・・・」 「・・・・実は私、貴女のことが好きなの。」 彼女の瞳は揺れながら、月のような妖しい灯をともしていた。 「それは、どういう・・・・」「そのままの意味。貴女を”そういう”意味で好きなの。」 「私と貴女が初めて会った時、最初はまた同じような人だと思った。」 「けど、貴女は私に、色んな外の事を、教えてくれた。」 「広がった外への憧れが募るにつれて、私は貴女のことも思うようになった。」 「そんな私を、貴女は危険から遠ざけてくれて・・こんな私のことを庇ってくれた。」 「そんな貴女だから、私は好きになったの。」 「日本に行く時だって、貴方が居てくれて本当に嬉しかった。」 「貴女と離されるのだけは、耐えられなかったから・・・・」 「これだけのものを私が貴女に返せるかは分からない。」「けど、良かったら・・・・」 「私を、受け止めてほしいの。」 正直言って、彼女の好意が、尋常のものであるかはわからなかった。 けど、もう答えは決まっていた。 「・・・・私なんかで良ければ、貴女を、ファインを守らせてほしい。この先、ずっと。」 例えこの道が黄泉路だとしても、私は彼女が望むなら共に墜ちていく。その為の命なのだから。 以上です。ありがとうございました。 ≫32二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 00 09 58 パラレル新人ちゃん三部作 第三章 夢幻SAN銃士 ───── おはようございます...新人トレーナーです! 謎の場所を歩き回ることはや3日ようやく見覚えのある場所に出ました!三女神様の像です ...?なんだか私の知ってる三女神様より随分ボロっちいような? まあいいです!細かいことは気にしちゃ駄目です! 女神像があると言う事は学園ももう直ぐです! ──────── 衝撃の事実です!何と今は20X2年らしいです!そして学園は私が飛ばされた直後に謎の爆発が起き全て消し飛んだようです! ヨヨヨ...可愛そうな先輩方、結局誰一人うまぴょいできないままこの世を去ったんですね...でも安心して下さい!先輩達の意志は全て私が引き継ぎます!まずは学園の復興からです!忙しくなるぞ! 34二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 00 10 09 ──────────── 🕳ていう感じで学園を立て直して疲れてたんですよ!不可抗力って奴です!だからここから出して欲しいんですけど テイトレ「なる程ね...こいつ全然反省してないぞ」 おはようございます!新人トレーナーです!私は今先輩方から壮絶ないじめを受けています! え?何でこんなことになったかって?それは寝ぼけて先輩の部屋でクサヤを焼いた上に汁を先輩の部屋で撒き散らしたからです! 可愛い後輩のちょっとしたオチャメじゃ無いですか! それなのに寮の先輩総出で私を埋めてるんです!酷いです!虐待です! アッヤメテクダサイソノカンヅメヲチカズケナ クサッ,シンジャウ、シンジャイマス センパイ?マズイデスヨ,コンクリハシャレニナラナイデスエ?アンシンアンゼンオメジロセイ?ソウイウモンダイジャババババ 「明日になったら助けてやるからそこで反省してろよ」 結局3日程放置された 終われ ≫41二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 01 57 46 四バ鹿メイドカフェ概念 食事編 「衣装もまぁ出来た!全員無事にチェックも終わった!じゃあメニュー考えていくか!」 「申し訳ないがスズトレ、オグトレには全面的に世話になる…後スイーツアドバイザーとしてフラトレも呼んだ」 「頼もしいですわね…ちょっとブラトレ、いつまで沈んでますの」 「お前が…俺を見捨てるから…先生らに四時間説教されたんだ…」 「見捨てた?私は準備をしていたから簡単にしか聞いてないんだが…どうしたんだ?」 「聞いたところマクトレとブラトレが居残りしたみたいなんだけど…マクトレが先に解放されたみたいで」 「酒抜けたら1発クリアでしたわ」 「その分俺が割り食って…よし立ち直った」 「早いなぁ」 「元気で何より…で、何かメニューは考えてるんですか?」 「俺はなーんにも考えてない。フラトレーなんかある?」 「んー…スイーツアドバイザーとして申しますと、やっぱり紅茶か珈琲に合う焼き菓子やデザートですかね」 「紅茶に合う菓子といえばやはりシンプルな洋風の焼き菓子ですわ!色とりどりのクッキー、甘い甘いケーキ…そう!スコーンなどもいいですわね!」 「おっメジロの血出てんなぁ」 「はは…真面目な話日持ちする焼き菓子はいいと思う。事前に作っておけば後は出すだけだから」 「すごい、料理する人の台詞だ」 「それに何と言っても量を用意できる!大食いの娘が来てもちょっとは持つぞ!」 「ちょっと…まぁお前のところならちょっとか」 「後は軽食系もありかな?私フライドポテトとかなら結構上手くなったよ」 「あーあれ美味しかったですわね」 「軽食…ならドイツ式のサンドイッチなんてどうでしょう」 「ん?サンドイッチに違いなんてあるのか?」 「ええ、少し酸味のあるパンにゆで卵やチーズ…ジャーマンポテトや野菜等のいろんな具材を用意しておいて各々で挟んで味付けして食べる…ドイツではそういったいただき方があるんですよ」 「へぇ詳しいなフラトレ。今度オグリに食べてもらうか…」 「いえ実はフラッシュに教えてもらっただけで…どうでしょう?目玉になると思いますが」 42二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 01 58 44 「美味しそう…スズカと遠出した時のランチにしてみようかな」 「目玉…目玉か、確かにインパクトがあったら話題になりそうだな」 「インパクト…インパクト!」 「閃きましたわ!」 「あっ駄目な予感する」 「BBQだ!分厚い肉を焼こう!」 「いいですわね!話題性抜群ですわ!」 「嘘でしょ…カフェじゃなかったの…?」 「ブラトレ!?お前料理出来るんじゃ…あっ!目が!目が混乱してる!」 「あのお二人に指導されてそんなすぐに戻る訳ないか…」 「BBQ?いいなそれ!俺も…もぐもぐ」 「はいテイトレ、お菓子がありますよ」 「フラトレ!そのまま黙らせといてくれ!」 「いやしかしお前ら…流石にカフェでBBQはどうかと思うぞ私は」 「考えてみろオグトレ、BBQは量を出せる…肉が好きなブライアンや大食いのオグリもきっと満足できるぞ!」 「…ふむ、一理あるな」 「嘘でしょ!?オグトレさんまでそっちに行くの!?」 「やばい…ボケとツッコミの比率が変わった…!」 「BBQですわ!マシュマロ焼きますわよ!」 「…んくっ、マシュマロ!?もがっ」 「はい、マシュマロもありますよ」 「ああもう…収集つかん…」 ≫51二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 05 55 54 ネタss 義手の機能? 「なあファイトレ、前から気になるんだが」 「どうされました?ブラトレ。」 「その義手…何の機能がついてるんだ?」 「ああ、この義手ですか、今だと…」 シュボ! 「こんな感じに指から火が出ます。後…」 「ちょっと待ってなんで近寄ってくるんだ!」 「これをこうして」彼女はブラトレを掴み 瞬間、電流がブラトレの体に走る 「アババババ!!!」 「こんな感じにスタンガンにもなるんですよ」 「………」 「あら、やっぱり気絶してる。まあいいや、ブライアンさんが連れてこいといってし連れていこうかな」 ≫60二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 06 33 22 『オタコン、聞いてくれ、この学園の少女達、頭の上に耳が生えて、尻尾まで生えているぞ』 『スネーク、彼女達はウマ娘だよ』 『ウマ娘?』 『スネークが知らないのも仕方ない。彼女達は走る為に生まれてきたとまで言われる、走るのが大好きな人種だ。しかもみんな美人だ僕はスーパークリークが』『オタコン?』 『すまない。ともかく、彼女達に見つからない方がいい、彼女達は心優しいが、生物の規格が僕達と段違いだ。CQBでの気絶も困難だろうし、咄嗟に振り払われでもしたら相手にそのつもりはなくても数メートルは吹っ飛ばされてしまう。時速70km近くで走れるんだ、逃げることも無理だよ。気をつけてスネーク』 ≫65二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 06 47 07 「オタコン、あの地味なウマ娘はなんだ」 「あれはダストレだね」 「ダストレ?」 「名前の通りダイワスカーレットのトレーナーさ、なんらかの原因でウマ娘になったみたいだ」 「ダイワスカーレットの…?あの派手な?」 「そうは言ってもダストレはなかなか優秀らしいんだ。能力は平均以上だと聞いたよ」 「でも…地味だな」 「まぁそれは…うん、とにかく気を付けてスネーク」 ≫66二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 06 57 52 なんて優秀なフォーマットなんだ…… 「オタコン、あの白い美人のウマ娘はなんだ」 「あれはネイトレだね」 「ネイトレ?」 「ナイスネイチャ担当トレーナー。優れたプロポーションと美貌を持つ女性ファンも多いトレーナーだ」 「でも涙を浮かべているぞ」 「ネイトレは中々ナイーブな生き物だ。ウマ娘化をきっかけに涙腺が緩みやすくなったらしい。大体は担当の事で泣いてるそうだけど」 「ちょっと待て。……彼女の足元にポッキーがばら撒かれている」 「……袋を開ける時に失敗したんだ。悲しいなあ……とにかく気を付けてスネーク」 ≫67二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07 05 05 「オタコン、あの和装で居眠りしてるウマ娘はなんだ」 「あれはヘリトレだね」 「ヘリトレ?」 「ダイタクヘリオス担当トレーナーは齢88からウマ娘になった天上げトレーナーだ」 「88!?そうは見えないぞ」 「それがウマ娘化なんだ。……気をつけてくれスネーク。ヘリトレは元『伝説の男』だ」 「……なるほどな。寝ている姿勢に隙がない」 「彼自信も厄介だが、そばにいるだろうサブトレーナーも極めて優秀だ……くれぐれも気を付けてスネーク」 ≫68二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07 05 10 「オタコン、あの胸元をはだけているウマ娘は誰だ」 「あれはルドトレだね」 「ルドトレ?」 「シンボリルドルフ担当トレーナー。あれで元男だ」 「でも口調すら女だぞ」 「……なんでだろうね」 「ちょっと待て。……シンボリルドルフが彼女の手を掴んで何処かに連れ込んだ」 「……生徒会室に近づかなければあの二人に出会うことはないはず……とにかく気を付けてスネーク」 ≫69二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07 08 15 これ凄い使いやすいな 「オタコン、あの1人だけで言い争いをしているウマ娘はなんだ」 「あれはウオトレ(親父)だね」 「ウオトレ(親父)?」 「二人居るウオッカ担当トレーナー。二重人格らしい。一緒に担当しているもう片方はとてつもなく大きいらしい」 「二重人格か……。ところでなんであんなに激しく言い争ってるんだ?」 「どうやら『目玉焼きには塩かソースか』で争ってるらしい」 「愚かな話だな。目玉焼きに何をかけるかなんて決まってるだろうに」 「まったくだねスネーク。目玉焼きには」 「何もかけないのが一番だ」「ケチャップだよね」 「「……は?」」 ≫70ガンギマリ頭スズトレ21/10/05(火) 07 09 39 「オタコン、あの儚げ美人なウマ娘はなんだ」 「あれはスズトレだね」 「スズトレ?」 「サイレンススズカ担当トレーナー。落ち着いたしっかり者だけどちょっと抜けてるとこが可愛いんだ」 「でも並走をしているぞ」 「おそらくサイレンススズカだろう。そうやってトレーニングを改善したりしているんだ」 「なるほど…ん?少し口論しているぞ?」 「きっとサイレンススズカからデビューを提案されて断ったんだろう…並走やトレーニングをしてるトレーナーは他よりも手強い。くれぐれも気をつけてスネーク」 ≫71二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07 10 00 「オタコン、あのデカいウマ娘はなんだ」 「あれはウオトレの大きい方だね」 「大きい方?2人いるのか」 「ウオッカ担当トレーナーには二重人格な奴と体が大きい奴がいるみたいなんだ」 「なんであんなに挙動不審なんだ?」 「どうやら下着をつけ忘れたみたいだ…とにかく気をつけてスネーク」 「オタコン!なんでそんなこと知ってるんだオタコン!」 ≫78二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07 21 59 「オタコン、あの光ってるウマ娘はなんだ」 「あれはタキトレだね」 「タキトレ?」 「アグネスタキオン担当トレーナー。いつも担当であるアグネスタキオンの実験に巻き込まれているよ」 「でも楽しそうだぞ?」 「惚れた弱み、というヤツだろうね。2人だけの時はとても人には言えないことをしているとか」 「選手とコーチの言えない秘密か。大丈夫なのかそれ?」 「さあ?彼女のラボに行けばわかる筈さ。とにかく気を付けてスネーク」 ≫81二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07 28 48 『おっとスネーク。ここで集音機器を使うのはやめたほうがいい』『何故だ?』 『あそこにいるウマ娘が見えるかい?』 『ああ、あの赤いワイシャツを着ているウマ娘か』 『彼女はマルトレ、不意打ちを受けたり怖いものを見ると彼女はびっくりして叫ぶんだ。音量は至近距離に落ちた雷に匹敵するよ。機器を使用中に不意に叫ばれれば君の鼓膜が木っ端微塵さ』『それは恐ろしいな』 『でもチャンスだ。彼女を驚かせればその叫び声で他の注意を引くことができる。活用してくれ、スネーク』『可哀想なことは気がひけるが……仕方ない』 ≫82二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07 29 14 「オタコン、あの2人組のウマ娘はなんだ」 「あれはカフェトレコンビだね」 「カフェトレコンビ?」 「2人ともマンハッタンカフェのトレーナーだからそう言われてるんだ。ちなみにタバコを吸ってるのがタバコカフェ、ケツがデカい方がケツカフェさ」 「でも仲が良さそうに見えないぞ?」 「それが意外と仲が良いらしいんだ、休日は一緒に食事に行ってるらしいよ」 「おいオタコン!あの2人何かしてるぞ!」 「あれは…タバコの方がケツの耳を触ってるね、どうやらからかってるようだ。もう少し見たいから気づかれないように気を付けて、スネーク」 ≫84パラレルじゃな三女神ちゃん21/10/05(火) 07 42 29 おはようございます!三女神です! 今日は全然曇らないマクトレにうまだっちな夢を見せてメス落ちさせるという発想が浮かんだので、早速やって見たいと思います! ──────────── これでどうでしょうマクトレさん!ウマ娘としてトレーナーとうまだっちなことする夢です! 「するわけないだろう!トレーナーとウマ娘がそんなこと!!!」 地雷を踏んでしまいましたね…。 ──────────── 次はこいつの大切な弟分をけしかけてみました!これならうまだっちなことになるはずです! 「どの面下げて帰ってきやがったァ!!」 どういうことでしょう? ──────────── 次はたくさんの屈強な男をけしかけてみました! 「魔剣完了────その身で破壊を巻き起こせ」 あの剣はなんですかね? ──────────── 今度は武器を奪って初手で大量の機械を取り付けてみました!よく考えたら最初からうまだっちなことになってればいいんですね! 「………」マクトレは───耐えた。 コワ〜。 ──────────── 今度は触手モンスターをけしかけました!対策法はないです!キモいし生暖かいのでより効果は出るはずです! 「………んっ」マクトレは───耐えた。 なんなんすかねこいつ。 ──────────── 三女神へ クソ野郎共 中略 この程度で俺をどうにか出来ると思うな ≫85二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07 43 27 「オタコン、あの雷電に似た髪色のウマ娘はなんだ」 「ん?あれは人間だ。ウララトレだよ」 「ウララトレ?」 「ハルウララ担当トレーナーはあのハルウララを頂点に導いた辣腕だ。今は入院中と聞いてたけど、トレセン学園にいるなんて珍しいね。……にしてもなぜウマ娘だと?」 「分からん。人の耳が見えなかったからか」 「ウマの耳も見えないけどね。でも気をつけて。彼女の耳は著しく優れている。足音で人を聞き分けるとも言われてるよ」 「……まずい。目が合った。……こっちに来る!」 「逃げてスネーク!早く場所を変えるんだ!」 ≫86二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07 44 22 「ここは学園の食堂ね、まだ準備時間だから人はいないみたいだけれど」 「そうか、ところでパラメディック」「何?」 「学食は美味いのか?」 「……あのねスネーク。バーチャスミッションと違ってここは普通の街なのよ?しかも日本よ?不味いわけ無いじゃない……一応資料見てみるわね。ええ、やっぱり美味しいみたい。大勢のウマ娘に対応する為オートメーション化も進めてるけど最後の味付けはコック長自らが行って妥協のない仕上がりにしてるみたいよ」 「成る程、食べてみたいもんだな」 「潜入じゃない時にやってね?」 「ああ、わかっている」 ≫87二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07 47 58 「オタコン、あの階段を降りている子供のウマ娘はなんだ」 「あれはブルトレだね」 「ブルトレ?あの大きさでトレーナーなのか」 「ミホノブルボン担当トレーナー。あんな小さな体だけど素手で触れた機械はどんな物でも壊してしまうんだ。」 「どんな物でも?メタルギアでもか?」 「大小に関わらず機械であればどんな物でもだよ…とにかく気をつけてスネーク」 「そうだな...ん?あの階段を降りて来たもう1人のウマ娘はなんだ?不安定で転びそうだぞ」 「あれはセイトレだね」 「セイトレ?なんであんな厚底ブーツを履いてるんだ?」 「セイウンスカイ担当トレーナー。あのブーツは担当の目線に合わせるために履いてるんだ」 「でもなんでわざわざ階段を使ってるんだ?」 「いつまでも階段が苦手というのもね。という事でよく練習してるんだ。」 「なるほど。...!セイトレが階段で転んでブルトレにぶつかったかと思えば背中で受け止めたブルトレが吹っ飛んでいったぞ!」 「セイブルコンボだね。あれを使ってワープする事で任意の場所にある機械を攻撃出来るんだ。ちなみにワープ中の2人に触ると異空間に飛ばされる…とにかく気をつけてスネーク」 「ワープ?異空間?何を言ってるんだオタコン!」 ≫93グラトレ(青目)担当?21/10/05(火) 07 54 08 「オタコン、槍を持って佇む和装のウマ娘……あれはなんだ?」 「あれはグラトレだね」 「グラトレ?」 「グラスワンダー担当トレーナー。一見は大和撫子だけど内に秘めた闘争心はかなりのものだよ」 「……とてもそうは見えないが……おいオタコン!後から来たウマ娘と戦い始めたぞ!」 「グラスワンダーだね。彼女達はトレーニング代わりにああやって戦う事が有るみたいなんだ。スネーク、見ての通りグラトレは近接戦闘に強い……CQCを仕掛ける時は注意してくれ」 「了解だ」 「それとCQCを仕掛けたらお尻の感「ケツデース!!」……!? くっ電波ジャックか!?」 「オタコン? オタコン!? オタコーーン!!!」 ≫102二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 07 58 00 マルトレ「やっぱ赤がいいからグリフィンドールがいいな」 組分け帽子「ハッフルパフ!!」 マルゼンスキー「トレーナーちゃんと同じところがいいなぁ」 組分け帽子「グリフィ……」 マルゼンスキー「トレーナーちゃんと同じところがいいなぁ!」 組分け帽子「ハッフルパフ!!」 ≫115二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 08 12 04 「オタコン、あの灰色のウマ娘はなんだ」 「あれはタマトレだね」 「タマトレ?」 「タマモクロスのトレーナー、元自衛官でよくゲテモノ料理を振る舞ってるよ」 「昆虫は栄養価も高く遭難時などは貴重なタンパク源になる、俺も良く食べたものだ、オタコンも今度食べてみるか?」 「ははは、僕は遠慮しておくよ」 「他に情報は?」 「壁を叩いてたり穴に埋まってるなんて情報が有るけどどれも信憑性にかけるな...これは酷い、常時ノーブラなんて情報もあるよ、スネーク」 「一度情報を精査した方が良いんじゃないか?オタコン」 ≫120二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 08 15 22 「オタコン、あのウマ娘、目を閉じたまま雑誌を読んでいるぞ」 「あれはバクトレだね」 「バクトレ?」 「トレーナーの一人さ。誰も目を見たことがないらしい。担当するウマ娘はサクラバクシンオー」 「目を開けずに動けるとなると、視界に作用するカムフラージュは効果が薄いな」 「それが見えてるらしいんだ。あと、噂やゴシップの収集と確認が趣味みたいだよ」 「どの時代、どの戦場でも、情報は重要な武器だからな」 「雑誌なんかで気を引けば、うまくスルー出来るかもしれない。とにかく気を付けてスネーク」 ≫143二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 08 30 50 「オタコン、あのウマ娘はなんだ」 「あれはパラシンだね、因みにウマ娘ではないよ」 「パラシン?」 「パラレル新人トレーナー、名前の通り今年入ってきた新卒の子だね」 「ならあまり警戒する必要は無さそうだな?」 「そうだね、彼女はただの一般人だ、僕でも倒せるよ」 「オタコン!他の奴らと合流したぞ!」 「あれは…食品のお裾分けみたいだね、情報によると良くお裾分けをしてるとか」 「お裾分けを食べた二人が倒れたぞ...」 ≫144二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 08 30 52 『輝く貌のもるもっと君』 ペッカアアアアアアア 目の前にあるのはまさしく太陽。いや太陽ではない。貌が輝いている。 そこいらのLED灯に負けぬ光量。まぶしくて直視できない。こまる。 ブラトレとブライアンはドン引きした。かの謎の太陽もどきの正体を明かさねばならぬと決意した。 まあ、答えは分かり切った話ではあるが。 「これはこれはブラトレ君……どうかしたかね?」 「どうかしたのはそちらのほうでは…どなた?光ってよく見えんのだけども」 「これはこれは異なことをいうねえブラトレ君。偉大なるトレーナーというものは輝いて見えるものだよ!」 ノリノリで演じるタキオンが後ろから現れる。テンションがいつもより高い。あとしれっとサングラスをかけている。 「光ってる理由のほう聞いてるわけじゃないんだがね。まあこの学園で顔が物理的に輝いてる人なんてタキトレさんぐらいなもんだろうけどさ」 「とりあえず紙袋でもかぶっておけ」バッサー 二重の意味でもう見てられないと判断したブライアンが手に持っていた紙袋をかぶせてしまった。ナイス。 「ウワーッ!タキオン!前が見えない!」 「いやさっきの輝きで見えてたの!?」 とりあえず4人はカフェテリアに移動することにした。 「ふう、光り輝くのも苦労するものだよ…余人は顔を覆い、尊き人でさえ目を背ける!まさに太陽のごとき存在なのだ」 「いや物理的に輝いたらそりゃ誰も見んでしょうよ。たづなさんでさえドン引きさせてどうするので?」 目の部分だけ微妙に破った紙袋のタキトレと話す。そのままにしたらカフェテリアに太陽が降臨してしまうため、やむなしであった。 まあその結果目からビーム状態だが、顔を背けるわけにもいかないのでタキオンからふたつサングラスを借りた。 「っていうかだいぶテンションおかしいけど…いつもは俺なのに私のままだし」 「ああ、モルモット君に作った薬をいつものように試してもらっていたのだが、いつもよりなんだか動きが素早くなったのだよ。ウマソウルが活性化しているのかもしれない…ちょっとテンション高くなってしまったのはたぶん副作用だろうね」 光り輝く副作用のほうが問題な気がするが、気にしないでおく。 145二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 08 31 13 「ところでその薬の主作用は…?」 「ああ、これは内面のウマソウルを知覚しやすくするための薬なのだ。君と同じように私も不明な因子を受け継いでいるからね、調べるために用意してもらったのだ」 「なるほど…」「ブラトレ君も試しに服用してみるかい?案外効果はあると思うよ?あ、安心してくれ体重に合わせて私が調整をしておこう」 「あ、いやさすがに止めとく。顔が輝いても困る…」「そうか、残念だ」 「それにしても…よく輝いても何も言わんな」 ブライアンの質問に対し、ふふんと言った感じの雰囲気を光から感じる。それ感情も表せるのか、余計仕組みが分からなくなった。 「いやなに、君のトレーナーと同じだよブライアン君。ブラトレ君はブライアン君とのトレーニングにおいて協力は惜しまないだろう?」 「ああ、そちらも同じように?」「そうだとも。タキオンのためなら私はどんな協力も惜しまないさ」 「なるほどね、そういった面では俺たちは似たようなもんなんでしょうね」 形は違えど、互いに担当との関係を大切にし、担当の力になりたいと思っていることは同じである。 まあ、その結果光り輝いているのだが。 「まあそんなわけで研究は今も続いている。いずれこのウマ娘化に関する謎を解き明かすことが今の最重要目的といえるだろう…まあ、タキオンのスピードの追及もやめるつもりはないがね!」 タキトレははっはっはと笑う。紙袋とその輝きさえなければ光にも負けない、輝くような大きな笑顔が見られたことだろう。 「おっと紅茶が来たようだ。まあそんなわけで之だけ輝いても私は変わらないさ、君と同じように」 「でしょうね。俺も変わるつもりは特にありませんし」 こうして茶会は恙なく進んでいった。結局顔の輝きは夜まで収まらなかったとかなんとか。 ≫166二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 08 50 24 流れ切っちゃうけど キタトレとサトノの会話のワンシーン 「あ、どうもこんにちはキタトレさん」 「あら、こんにちはダイヤちゃん。最近どうかしら?」 「ええ、彼なら今日はお休みですよ」 「それは良かった、彼ほっとくと働きすぎるからね…」 「そうですね、すぐに無理しようとしますから。でもそれだけ思ってくれてる事でも有るのでそれは嬉しいんです。」 「ふふっ、いいわね。もっと甘やかしてあげて」 「はい、それに最近はいい声でないてくれるので…」 「…その、アレな話だけどほどほどに、ね…」 二人はよくサトトレの話をしている。それだけ心配してるとも言える キタトレが葛藤する奴〜! ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part147【TSトレ】 ≫6TSセイトレ概念提唱者21/10/05(火) 09 03 30 「もう覚悟決めてくださいよ、元はトレーナーさんの確認ミスでしょー?」 「それはそうだけど…」 「ちゃーんとセイちゃんと一緒に特訓だってしたじゃないですか!大丈夫大丈夫」 「…不安だ」 セイウンスカイは楽しそうに笑ってる、完全に面白がってるんだろう。 今日はトレーナーズステークス1600m、つまり走るのはトレーナー達で── 「…だってレースって聞いたらスカイが走るレースだって思って…」 「後に引けなくなるまで気づかないトレーナーさんも悪いと思いますよー?」 「あんな狂気の企画何度もやると思わないし…」 「にゃははっ、見てる側は楽しいですからね!」 「絶対本来のレースの楽しみ方じゃない…」 「イベントなんてそんなものですよー、そんな事よりトレーナーさん。足大丈夫です?」 セイウンスカイの視線がセイトレの右足へ向かう、これまで主に階段で事故を起こしてきた原因。 走ろうと力を入れるとあらぬ方向に暴発する爆弾だ。 無論力を入れるとすぐにと言う訳ではないがウマ娘がレースを走る程の力はほぼ確実に爆発する。 「大丈夫、地下馬道から掛かったりしないって」 「良いじゃないですか、それじゃブーツそろそろ預かりますね!」 「やめて!?あ、ちょっと待っ…!」 「待っても何も厚底じゃ走れないでしょ、これからレースなんですよー?」 「わかった、わかったから座らせて!転ける!」 「はいはーい、ジッとしてくださいね…これでよし、すっかり小さくなっちゃいましたね」 「怒るぞー?20cmあるからな、それ」 「ちゃんと預かってますから。トレーナーさん、怪我しちゃ駄目ですよ?」 「…なるべく頑張ってくる」 地下馬道を抜け、セイトレはターフに向かう。 7TSセイトレ概念提唱者21/10/05(火) 09 03 40 ターフの上を歩くとウマソウルが走る事を求め、心中がざわざわと騒ぎ本人は異常に顔を青くする。 やはりウマ娘として生まれたならばターフを思い切り駆けたいものか。 ゆっくりと深呼吸しセイトレはスカイとの特訓を思い出す。 パパーパー♪パパーパー♪ 「それじゃトレーナーさん、まずはジョギングから始めましょうか。掛かったら転んじゃいますからペース走の感覚で」 「トレーニング後の時間貰って良いのか?」 「トレーナーさんのペースに合わせたらクールダウンになりますから」 「もう勝てる気がなくなってきた…」 パパーパー♪パパーパー♪ 「次はこれですよトレーナーさん、このサンドバッグに思い切り打ち込んでみましょう!」 「なんで?」 「トレーナーさんは足に力入れたら駄目じゃないですか。上半身でバランスとりましょー」 「確かに腕をしっかり振るのは大事だけどな…」 パパパーパパー♪ 「はいどうぞトレーナーさん、生卵です!」 「どうぞじゃないよ?●ッキーじゃん。遊んでるでしょスカイ」 「そういう時もありますよーだ、それよりどうしますこの生卵?セイちゃん卵焼き食べたいんですけど」 「卵焼きか、上手くないから期待はしないで…」 「やったー!スクランブルエッグはなしですよー」 パパパーパパーパパ^パッ↓パ↑ー♪ ──やっぱ無理。 セイトレはスタートと同時に転けた。 ≫117二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 10 28 37 マクトレ「無人島サバイバル企画でに担当とトレーナーでひとつだけ何か持っていっていい……刃物ですわね」 マック「トレーナーさんは刃物ですの?」 マクトレ「ええ、刃物にしますわ」 マック「では私はこれにしますわ。じいや」 じいや「はい、こちらはメジロ家が誇るサバイバリストでございます」 サバイバリスト「サバイバリストです」 マクトレ「サバイバリスト」 マック「刃物にサバイバリスト、持っていくものの相性は最高ですわね!トレーナーさん!」 ※怒られました ≫135二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 10 47 41 グラトレVS暴れる魚 暴れる魚ですか〜? でしたら氷水を用意してそこに入れましょうか〜 ……無いんですか? それなら目打ちですね〜 頑丈な釘や串で頭の付け根を板に打ち付けましょう、鰻を捌く時はこれをしないと開き辛いですからね〜 鰻は背開きが簡単ですよ〜、背骨の上を滑らす様に切っていくんです 無事に開きましたら肝と背骨を取り除きますよ〜、背骨は先程と同じ様に滑らせる様に、肝は苦玉を潰さない様にです 取り除いた背骨と肝は要らないものを捨てて綺麗に洗いましょうね〜、肝は焼いて肝焼きに背骨は揚げて骨せんべいにしますからね 背骨と肝を外したら各種のひれと頭を切り落とし、頭付近の小骨をこそぎ落としましょう ……これで開きは完成です! そのまま蒲焼にしてしまいましょう! 串は皮と身の間が通常ですが難しいので普通に身を刺してもかまいません 美味しい蒲焼は根気よくタレを何度も塗り込みながら焼くのがポイントですよ そして充分火が通ったら無事に完成です! 白ご飯と一緒にいただきましょうか〜 ちなみに肝焼きと骨せんべいは日本酒のお供に良いですね〜 調理……完 ≫158二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 10 59 53 マルゼン「ねえルドルフちゃん」 ルドルフ「どうしたマルゼンスキー」 マルゼン「例えばの話だけれど、大切な人の家に行ったらパンツとパーカー1枚だけで出迎えられたらどうする?」 ルドルフ「…………………風邪をひくからその格好はやめたほうがいいと注意するな。寝る時というのは風邪をひきやすい」 マルゼン「……やっぱりそうよねぇ」 ルドルフは情景をルドトレで想像した。 ────ルドトレは監禁された ≫164二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 11 02 46 タイシン「ねえハヤヒデ」 ハヤヒデ「どうしたタイシン」 タイシン「胸触らせてもらっていい?」 ハヤヒデ「タイシン????ま、まあ君なら何か理由があるんだろう。構わないよ」 (揉むタイシン) タイシン「違う……。ありがとうハヤヒデ、迷惑かけてごめんね」 ハヤヒデ「────ってことがあったんだ私の胸は何か足りないんだろうか教えてくれるトレーナー君!!」 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part148【TSトレ】 {#bold() ≫91二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 11 51 37 ウマ娘となったトレーナーが最初に直面する危機、それは更衣室での着替えだろう。 トレセン学園とは実質的な女子校であり、トレーナー科こそあれ、その施設の大半はウマ娘のためにある。 ならウマ娘用の更衣室を使えばいいだろう、って話になるが、そうも言ってられないのだ。 俺達の大半は元男だし、何よりその……ちょっと怖いのである。 性別としてあやふやなところがあるせいか、スキンシップが過剰な人がいる、というか。 「鍛えも発育もしていないウマ娘の肉質って、“希少価値”なのよね……」 ――とか、学術的だか芸術的だか倒錯的だかわからないコメントと共にサポート科の女性職員にふくらはぎを触られた時は 流石に俺ことダイワスカーレットのトレーナーも、たしゅけてスカーレット!!!と叫びそうになった程だ。 ちなみに以降は多目的トイレでさっと着替えるか、他のウマ娘化トレーナーさんといっしょに着替えている。 「どうしたんだ? さっさと着替えちゃおう」 「そ、そうすね……」 そんな掛かりヒューマンがこわい時もある俺だが、今度ばかりはその気持ちがわからないでもない。 何故かといえば……。 「いやぁ、タイシンとの並走トレーニング受けてくれてありがとな! 逃げウマの担当は中々捕まらなくてさ」 「こちらこそ……うぉ」 「うぉ?」 「ウオッカちゃんの対策にもなって助かりますねえ!」 「ああ、成程! タイシンも縫うように走るもんな!」 ナリタタイシンちゃんのトレーナーさんの、低身長から盛り上がる二子山が目の前にあるからだ! でっけえ!! いやーぁ、でえっっっっっっっっっっっっっけえ!!! 92二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 11 52 26 140cmから生ずるバスト90cmの圧倒的小宇宙! けっこう呑気していたダストレもこれにはビビった! 「でっ……」 「で?」 「でも、脚質ならハヤヒデちゃんも似たところがあるじゃないですかぁ!」 「だからこそだなー。ダスカちゃんはハヤヒデと似て基礎スペックが高いからこその先行だから 戦い方がけっこう似通ってると思うんだ」 「ああ確かに、どちらかというとスカーレットがガムシャラで走るから逃げに寄ってるくらいですかね」 当たり障りのない会話をしながらも、俺の視線は自然と胸と胸の間にできた長いラインに目が吸い寄せられる。 これがホントのアイライン、なんて考えているとやかましいわと脳内のスカーレットがツッコミを入れてくれた。たすかる。 いやぁしかしすごいもんだねホント! 考えてみよう。身長が伸びるほど肩幅は広がっていく。すると胸部というのは自然とその中に収まっていくわけだ。 しかしタイトレさんの身長は140cm。今の俺より小柄な身長とウェストにHカップが積載されているわけで。 後ろから見てもなお目に映る、脇から膨らむ大きな弧線の眼福さたるや! 「エッ」 「え?」 「延々フルで併走させるだけじゃなく、局所局所でお互いどう走るか シーンごとに歩かせてイメージトレーニングしやすくするのもいいかもしれませんねぇ!」 「お、それは思いつかなかった! やってみようやってみよう!」 我ながら上手くやってる自負こそあるけど、なんでバレてないんですかねこれ??? 93二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 11 52 51 「ちょっと、いつまで着替えてんの」 「もうアップ終わらせてありますよ?」 「ああ、すまんすまん。ダストレ君が面白いトレーニングのアイディアを教えてくれてさ」 そんなバカなことをやっていたら、呆れた様子のタイシンちゃんとスカーレットが更衣室へやってきた。 今日のスカーレットは優等生モードなのでタイシンちゃんの少し後ろにいる。 あの時に普段どおりに接するとしこたま怒られるので、俺はきちんと姿勢を正してさっさと準備をした。 「……へぇ。敢えてゆっくりやるのはいいかもね。 足捌きの確認になりそうだし」 「だろ? これは他の子との併走でも使えそうだ!」 (アンタ、アタシのトレーニングではそういう提案しないじゃない) (す、スカーレットは基礎スペック高めた方がつよいから……) スカーレットとのアイコンタクトを挟みながら、俺はこそこそ退散しようとする。 それがタイトレさんを焦らせてしまったのだろうか。 俺についていこうとした彼女が、足をもつれさせた。 「あっ」 94二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 11 53 29 そこからの流れはもう芸術的と言わざるを得なかった。 タイトレさんは間延びした声を上げながら、転んだ勢いでタイシンちゃんの腰に抱きつく。 質量兵器をモロに食らったタイシンちゃんはうめき声を上げながらたたらを踏み、そのままスカーレットに受け止められた。 「さ、サンドイッチ……!」 タイシンちゃんの後頭部を埋め尽くすスカーレットの90cm! タイシンちゃんの鳩尾を埋め尽くすタイトレさんの90cm! ふたつの圧倒的大質量に挟まれたタイシンちゃんの腕が力なく垂れ下がる! タイシンちゃんの性癖の破壊された音が俺の心に響き渡った! 「た、タイシン先輩!? 大丈夫ですかっ!?」 「ご、ごめんタイシン……タイシン!? し、しっかりしろーっ!」 「ぬ」と「ね」の区別がつかなそうな顔をしてぐったりとしたタイシンちゃんに、思わず俺は合掌する。 その瞳はどこまでも空虚で――どこまでも諦観に満ちていた。 うまぴょいうまぴょい ≫117二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 12 12 04 「今日は兄貴の好きな鮭のカマがなんかめっちゃ安かったから買ってしまった!よーし兄貴の部屋に行って食うか!」 ピンポーン 「あれ?兄貴いねえのか?鍵は…かかってる。いやでも今日明日は暇とか言ってたな。どっかに出かけてるのか?電話してみるか」 プルルルルルルルル (10回繰り返す) 「電話に出ねえ…今までこんなことはなかったはず、一体何が…」 しかしここで静寂、同時にウマ娘の聴力が発動!堅固な城の向こう側から微かに声が! 「…居る!?」 ドベトレ、扉に耳をぴったり!耳に意識を集中し聞こえたのは──── 「────嘘だろ兄貴…!」 このあとなんだかんだで説明してなんだかよくわからない気分のまま晩酌しましたとさ。 うまだっち ≫140二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 12 31 30 タイトレとグラトレが共同トレーニング タイトレが転けてタイシンにダイブ しかしタイシンこれを避ける そしてタイシンの後ろに居たグラトレが下敷きに グラトレの顔を押さえ付けるタイトレのB90に「普段アタシあんな風になってるんだ」と客観的に見てしまいタイシンの性癖が壊れる タイトレのB90を顔に押し付けられてグラトレの性癖も壊れる なお、グラトレの顔の上にグラスが座りグラトレの性癖を矯正した模様 ≫170二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 12 43 38 おはようございます!新人トレーナーです! 今日はマクトレ先輩に🦦🐢🐍鍋のお裾分けです! ───── 先輩!居ますか!入りますよ!💥🚪 まだ帰ってきてませんね... 取り敢えず鍋に火をかけて待ってましょう! グツグツグツ 何かがおかしいです!不思議な感覚がします ウワァ、ドアガハカイサレテル 来ました!先輩です! ...あれ?...先輩....なんだかとってもウマぴょいにみえます 先輩、なにか言ってますね... ムラァ 先輩!抵抗しないで下さい!大丈夫です!痛いのは最初だけです!直ぐにウマぴょい伝説させてあげますから! ──────── こうですか!?分かりたくありません! ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part149【TSトレ】 ≫15二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 12 56 27 『トレーナーズ、公園を駆ける』 「こうして3人って珍しいですわね?」 「あー、いつもだとテイトレもいるからな…あいつ今日は何なんだっけ?」 「確かテイオーとの買い物に付き合うと言っていたな」 「足が治ってからはテイオーも明るくなりましたし、良いことですわね」 今日はいつもの4人ではなく3人でトレセンより少し離れたところにある広い公園に来ていた。 トレセンの設備点検ということで全体が休みになったため、3人は休日を過ごすついでにランニングをしにきたのだった。 「しかしフクトレからランニングのお誘いとは珍しいですわね…いつもならブラトレからくるのに」 「まあ、そういった気分だったからな。たまには走るさ」 「ちょくちょく夜に走ってたからだいぶ慣れてきたみたいだしな!」 「まあそういうわけだ。…お?向こう見てみろ、顔見知りがいるぞ」 「ありゃ、スズトレさんもいるのか。おーいスズトレさーん」 手をぶんぶんと振りながらブラトレはスズトレを呼ぶ。耳の良いスズトレはすぐに気が付き、こちらへと駆けてくる。 「おや、奇遇ですね?そちらもランニングで?」 「そそ、せっかく休みになったから適当に走ってみようってな」 「まあ、今回は俺が発案なんだが」 「では今日はスズトレさん含めて4人で軽く流すので、よろしくて?」 「ええ、問題ありませんよ」 こうして突発的に4人組が組みあがり、公園のランニングコースを走ることになった。 「んー、昼前でちょっと暑いな、水分は?」 「ある程度は持ってきてる。ただ一部はロッカーに入れてるから手元にはないな」 「最低限ですわね。まあ長い時間走るのもよろしくないでしょうし、適宜休憩を取りますわ」 「そうですねえ、2~3週程度やってから…おや?」 スズトレが立ち止まる。それを見るに残り3人も止まり、スズトレの周りに集まる。 「どしたのスズトレさん」 「…声が聞こえませんか?」「…あー待った、なんか聞こえるな」 「…微かで聞きづらいですわね」「どちらかわかる?」 「あちらです。行きましょう」 そう言って、ランニングコースから少し外れた方面へと4人は走り出した。 16二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 12 56 40 そこには足を擦りむいて蹲って泣いていた小さなウマ娘がいた。 痛みに耐えていたのかすすり泣くような声だったため、殆どの人は気付けなかったようだ。 「…これは…迷子だな」「ですわね…どうしましょうかしら」 軽く様子を見てからブラトレは指示を出し始める。 「よし、とりあえずスズトレさんは走り回って親を探してくれ。時間にもよるがもしかすれば親が探し回ってる可能性が高い」「わかりました」 「マクトレ、リュックに口をつけてない水ボトルは?」「ありますわ」 「じゃあ最悪それ使って傷口を水で流してやらんといかんな…フクトレ。フクに連絡して占ってもらえないか?」 「…占いに頼るのもどうだろうな?」「あるもんは使え、そう爺様に教えてもらってるからな」 「わかった。今から連絡する。とりあえず俺もスズトレと一緒に探しながら行く」 「メッセは常に飛ばせるようにしておいてくれ」「よし、頼んだ」 かくして即席の4人組は2チームに分かれて少女を助けるための行動を開始した。 「傷がそこまでひどくなさそうで安心しましたわ。大丈夫?」 「う…うん…だいじょ…ヒック」 「まだ痛そうだな。ちょっと抱えさせてもらうよ」 そういうとブラトレはひょいと少女を持ち上げた。 「あっ…」 「心配すんな、俺の友達が君を助けるために動いてる。俺たちも君を助ける」 「あ…あの…ありがと…」 「いいのですわ、むしろ私たちが気づけなければ大変だったかもしれませんし」 「水道は近くにあったかなあ…ないならこのなけなしの500mlしか使えない…」 「いえ、確か通りがかりに見かけていたはずですわ。少し戻りましょう」 「そうすっか」 二人が少し道を戻れば、ちょうど水飲み場として使える蛇口が設置されていた場所を見つけた。 水で傷口を洗い流し、携行しているキズ修復用のパットを当てて、はがれにくくなるように軽くテープで留めておく。 処置が終わり、近くの屋根付きベンチで休ませる。なけなしの500mlは少女の水分補給のために使用した。 「とりあえず応急処置はこれでいいか…あとは、連絡待ちだな」 「ですわねえ…すぐに見つかるとよいのですが」 17二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 12 57 01 「どうだ、スズトレ…聞こえるか?」 「うーん、まだ遠いみたいですね…もう少し走ってみます」 「わかった…フクには連絡したがどうなるやら」 一方捜索組は難航していた。何せこの公園は非常に広く、場所によっては道路すら挟むようなサイズの公園なのである。 平日ということで人自体は少ないのだが、それでもなかなか見つからない。 先ほどのフクとの通話を思い出す。 「どうしたんですかトレーナー…えっ!?迷子を見つけた!?親の場所が知りたい!?しかもでっかい公園で!?う、占ってみますけど…じょ、情報をください!」 「子供で…多分5~6才くらいだ。髪色は黒鹿毛、目の色は茶色、あとは…そうだな、星形のワッペンが特徴的だ」 「い、急いで占ってみます!待っててください!」 「あと…困ったときは俺とフクトレの吉方を占ってくれ。頼む、フク」 「わかりました!絶対に占って見せます!」 走る。聴く。走る。聴く。それでもなお見つからない。 原因と思われるのは2つ。それは迷子の少女がウマ娘だということ、そして公園が広すぎることだ。 子供であっても走行性能は高く、あっという間に長い距離を走ってしまうこともある。 当然大人ほどではないのだが、この広大な公園で走り回られればすぐに見失うことも無理はない。 親のほうも探しているだろうが、もしすれ違うようなルートで探し回っている場合遭遇することは難しいだろう。 焦りが浮かび始める。そんな中、電話が振動し始めた。 「ッ!フク!」 「わかりました!おおよその方向でごめんなさい!南方の丘の周辺で、大人が二人探し回っているようです!」 「助かった!ありがとうフク!」「すぐに見つけてあげてくださいッ!」 二人は走り続ける。ランニングコース、坂道、時には道なき道を突っ切って走る。 そうしてかすかに聞こえ始めた、子供を探す声。 「…いました!あちらの二人です!」 「よしっ!早く伝えるぞ!」 18二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 12 57 28 「ありがとうございました!本当にありがとうございました!」 少女の両親は4人に精一杯の感謝を述べた。 聞けば家族で遊びに出かけて、ふとした拍子に見失ってしまったらしく、そこから周辺を探し回っていたようだ。 ただし気が付けば少女は7~800mくらい遠い場所で転んでしまったため、結果的に探し回っていたエリアとはかけ離れた場所だったという。 「いえいえ、早めに見つかってよかったのですわ。それに私たちもここにいるスズトレさんがいなければ気づけなかったでしょうから…」 「ウマ娘のトレーナー…もしかすると、トレセン所属の?」 「ええ、俺たちは全員トレーナーです」 「ああ、そんなすごい人たちの手を煩わせてしまったとは…親として情けない限りです」 「んなことはありませんよ」 そういってブラトレは謝罪を遮った。 「この子もあなたたち二人に再会してようやく安心できたみたいですからね、きっといい親なんですよ」 「そう言っていただけると…救われます」 「じゃ、今度は気を付けてくださいね」「ではまたいつか出会う日があれば。御機嫌よう」 頭を下げる両親と、安心して父親の背中で寝ている少女を背に、4人は帰ることにした。 「いや…まあこれはしゃーないな、うん!」 「ですわね…また機会を作って4人でランニングでも致しましょう」 「いや、テイトレも呼ぶなら5人だな」 「そうですね、いろんな人と一緒にランニングするのも楽しいものです」 こうしてちょっとした事件は無事解決され、4人の仲はより深まった。 後日、4人のもとへ整った字と、可愛らしい字のちょっとしたファンレターが贈られたそうな。 ≫26二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 13 04 52 『大丈夫、タイトレ」 『私たちがいる』 『俺たちみんな、ウマダチだろう?』 「みんな……!」 『足が折れそうなら……俺たちが支えるから』 『そんなやつさっさと倒してくださいませ』 『前に踏み出せないなら、オレたちが背中を押すから』 『『『『『『『みんなの力を、タイトレに……』』』』』』』 伝説の超カマキリライオンドラゴン「無駄なことを……雑魚のパワーをいくら集めたとて、曇らせを防ぐことはできぬぅ!!」 「そうかな……やってみなけりゃ、わからねえええええええ!!!」 劇場版ウマ娘プリティーダービー 燃え尽きろ!!熱戦・烈戦・超激戦!! 同時上映 タイシンの夏性壊 ≫28二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 13 06 01 麻雀ネタ 全員ベロベロ、DK組withシャカトレ 「ロン!!」 「まだ誰も捨て牌出してませんわ」 「なるほど…先にプレッシャーを与える…ロジカルですね…エアシャカールのトレーニングに生かせるかも知れません」 「シャカールのドン引きした顔が目に浮かぶからやめとけ」 「何でブラトレは牌縦に並べてんだ?方向感覚バグった?」 「これが一番強いからな…そう言うお前はなんだそれ」 「これぞフクキタル直伝…八卦の陣!」 「くそっ負けた!許してくれブライアン…みんな…!」 「IQ溶けてますわね…」 「…マクトレさん手牌多くないですか」 「なに言って…本当ですわ…まぁ今多めに捨てればバレないでしょ…こいつらアホですし」 「ロン!!!!!」 「テイトレもしや言いたいだけだな?…お、でもなんかそれっぽい」 「多分なんか役あるだろ…マクトレさっさと点棒出せよ」 「何ですの多分って!」 「メジロからロン…メジロン!!」 「ふふっ…これは役満」 「こいつらお話になりませんわ!シャカトレ!ジャッジ!!」 29二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 13 06 28 「はい最高裁判官です。では判決…五万点」 「おいおい飛んだわマクトレ…ひっく…テイトレ大吉じゃん」 「許せませんわ…法廷で会いましょう!…シャカトレ!テイトレを布団に放り込んで代わりに入りなさい!」 「やめろーはなせーまだ遊ぶ!」 「うるせぇお代官様のお言葉だ!神妙にお縄につけ!」 「…いいんですか?僕のロジカル麻雀を出してしまっても…」 「ロジカルだかミラクルだか知らんが俺のハッピーカムカム戦法に勝てるとも?」 「うー…ブラトレなに狙ってんの」 「バッ鹿お前…内緒だぞ?国士無双」 「お前ガンガン字牌捨てながらよく言えたな」 「というかなんでテイトレはわざわざ布団被ってまでこっちに…」 「さみしい…」 「子供か」 「まぁいいでしょう…そこで見ておきなさい。麻雀とは確率、理解さえしてれば負けなんてあり得ないんです」 「「「ロン」」」 「…あれ?」 「バッチバチの危険牌ですわそれ」 「初心者でも分かると思う」 「おかしい…こんな筈では…」 「おかしいのはお前の頭定期」 ≫35グラトレ(青目)担当?21/10/05(火) 13 16 45 グラトレの登山2 〜会長お仕置きを添えて〜 グラトレ「……登山とは古来より修験の為に行われていた神聖な行い……だからこそ私も己を鍛える為にも登山に挑むのです……」 グラトレ「特にこの剱岳は古来から不動明王の信仰対象として多くの修験者が登っており、山頂からは奈良時代の鉄剣が見つかった事も有る……記録には無い歴史を持つ名峰です」 グラトレ「会長さんはどう思われますか?」 ルナ「ルナは何で後ろ向きに背負われて……お山を登ってるの?」 グラトレ「マルゼンスキーさんに会長さんのお仕置きで、背負ってでも良いから登山に連れて行って欲しいと言われたんですよ?」 ルナ「ここまでの車も充分お仕置きだったよ?」 グラトレ「そうですか? ですが車に残す訳にもいきませんですし、何より会長さんにも素晴らしい景色を見て貰いたいですからね〜」 ルナ「ルナは見なくてイイ」 グラトレ「あっ、此処からトラバースなのでじっとしていてくださいね?」 ルナ「……ルナ、カエるゥ!!」 グラトレ「さて、遂に着きましたねカニのタテバイまで……大丈夫ですか会長さん?」 るな「るなはかえりたいの」 グラトレ「それじゃあ30mを一気に登りますから絶対に動かないでくださいね?」 るな「これ……がけぇ……」 グラトレ「はい、遂に登頂完了です! 会長さん、見てください良い景色ですよ!」 るな「る〜ななぁ〜♪ たか〜いね〜♪」 グラトレ「……流石に大丈夫か心配になりますね」 この後、会長さんは下山ルートで更に壊れるのでした るな「る〜な〜♪ とれ〜な〜♪」 完 ≫154二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 14 27 53 それでは トレセン学園で夕方にキタと歩く 今日の彼女だが調子が悪いのか何処かキレがなかった 「なあキタ」 「どうしたのトレーナーさん」 「お前、今日少しおかしくないか?」 「え〜!特に何もないよ!」 「そっか…」 考えこむフリをして俺はすぐさまナイフを取り出し刺す 「え…な…んで…」 「とぼけるなよ、お前は三女神だ、違うか。」 「ちが…」 「違わない、俺が何年彼女を見てきたと思ってる?」 「………」 「まあいい、そんなことは関係ない、消えろ」 そのまま彼女を切り裂くと声が聞こえた …今回も失敗…今度は…貴方を… 「関わってくるんじゃない、お前のもとにいくのは御免だ」 ふふふ…必ず手に入れる… 「そうか、失せろ」 「…夢か」 ベッドから起き上がった俺は先程の夢を思い返す (キタの姿をとってきたか…忌々しい) 隣で眠るキタを撫でつつ、怒る気持ちを抑える。 (気まぐれか…あるいは目的あってか、どちらにしろ俺を狙うか) 「俺は貴様のものではない、いつかお前を潰してやろう。」 そう宣言した。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part150【TSトレ】 ≫118二次元好きの匿名さん21/10/05(火) 15 45 55 カワイイカレンチャンを愛し、カレンチャンカワイイを捧げるアブノーマリティ。 指導者の役割は単にウマ娘の誤りを修正することではない。 最高のアオハル・アンサンブルを形成し、ウマ娘を大人として導くこと。 それが彼らのTSしても変わらぬの責務である。 指導者の実力はストーリーが始まってから5分の内に決まる。 指導者がトレーナー白書を開くと、ウマ娘は、その目つき、態度、雰囲気を見定める。 それは彼/彼女に服従する価値があるかどうかが決定される瞬間。 彼らの間の調和と協力なくして、レースの意味と意図は表出されえない。 したがって、指導者には卓越した指揮力、耐久力、説得力が要求される...... (省略) 【 第一カワイイ:柔らかく、ゆるやかに 】 指導者は黙示録のカワイイを始める。 【 第二楽章~第四楽章:速く、活発に 】 職員は徐々に全てを忘れ、熱烈にカワイイを賞賛し始める。 賞賛はすぐに狂気に変わり、目に映るすべてにカワイイ的行為を働く。 カワイイの浸食は速まり、トレセン全体をカワイイに導く。 すべての指導者がそろうと、目を逸らしたくなるようなカワイイが始まる。 しかし、誰もがそれを聴いている。 【 フィナーレ 】 「カワイイはあなたのすべてに響き渡る。」 ≫ ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/18.html
タグ ブラトレ 目次 目次 概念1よくわかるブラトレ 基本情報 【概要】 【性格】 【口調に関して】 【担当との関係】担当チーム「ブラックヴォルフ」 【TSの簡単な経緯】 【交友関係】 【不明因子について】 【走行能力】 【その他】 【関連SS/pic】中長編 短編 シリーズもの シリーズ作品 その他 書いてもらいました おまけ サブトレ概念 概念1 右のアホが俺だ!誰がアホだ!いや俺か… よくわかるブラトレ アホだぞ!難しいことを考えるより行動したがるぞ!一応一般常識はあるぞ! 走るの大好き!ブライアンのトレーニング大好き!料理大好き!ブライアン野菜食べなさい! 友人や周囲の人は大切にするぞ! とりあえず放り込んで周りに反応したりアホっぽい言動をすれば動くぞ! あー、とかほー、とか間延びした口調が多いな! 湿度がほぼないぞ!っていうかいると除湿するぞ! 基本情報 【略称案】ブラトレ・ナリブトレ 【異名やあだ名】『無銘』・アホ 【一人称】俺 【身長】150 【スリーサイズ】79-56-80 【髪の色】薄水色の芦毛(ただし毛先に黒が残っている) 【髪型】サイドテール(たまにロングなポニテ) 【瞳の色】青 【年齢】23 【因子】不明 【脚質】中・長距離適正/先行 【二人称】(仲のいいメンツ)呼び捨て (同僚)○○さん(年下まで含む) (後輩)○○ちゃん(現状該当者は新人ちゃんのみだが) (目上)○○先生 (じじピ)爺様、先生 【三人称】あいつ、あの人 【声イメージ】朴璐美(マイルドになったエドワードやロランイメージ) + 勝負服 【概要】 ナリタブライアン担当のトレーナー。通称アホ。 TSトレーナー陣の中でもっとも精神への影響が少ないと言われている。 【性格】 何も考えていないとよく言われるが、判断が早く思考が割と柔軟。 何か起きてもとりあえず今何ができるかを先に考えるため、悲観することが少ない。 トレーニングや担当、友人にかかわるようなことに関してはそこまでアホではない。 一応TS事件初期時にTSしてしまったトレーナーを見て困惑するくらいには一般常識はある。 最近元気なわんことして扱われている節があるが、本人は特に気にしていない。 【口調に関して】 基本的には現在同じ20代に対しては大体ため口を使用する。 現在30代を超えている人に対しては敬語を使うことが多い。よっぽど仲がいいのであればため口を使ったりするが、そうそうないと思われる。 かなりじっくり交流してる人に対しては呼び捨てで呼び、仲がいい、もしくはそれなりにしか交流できていない人に対しては○○さんが多い。 ただしここら辺はフィーリングなので、別に凄く仲がいい人に対してさん付けをしてもかまわない。 決まっていることとすればDK4のメンツに対しては一切さん付けは行わない、それくらいである。 【担当との関係】 ともに3年間のトゥインクルシリーズを駆け抜けた仲であり、最高の相棒同士。 TSしてからも特にその関係は変化することはなく、ブライアンから妹として見られているくらいしか変化はない。 ブライアンに料理を作っており、最近は野菜料理も少しずつ食べてくれるようになった。 アホと呼ばれる原因の一つに、新人であったときにブライアンのスカウトで2週間近くを棒に振っていたことがある。 担当チーム「ブラックヴォルフ」 URA優勝後に結成されたチーム。 ブライアン(中・長距離)をリーダーとし、サブリーダーにメイフォレスト(オリウマ、長距離)、メンバーにタマシチ(マイル)、リボンカロル(短)、フラハラウ(ダート)を擁したチーム。 アオハル杯での出走以外でも、個人個人の練習に他メンバーがかかわるなど行っている。 メンバー仲は非常に良い。たまにブライアンがチームにご飯を奢っている。 【TSの簡単な経緯】 朝起きたら突然何もかもが変わっていたタイプのTS。 予兆もなく起きたら変わっていたので、とりあえずブライアンに連絡するくらいには冷静だったが何を思ったか男性時に使っていたスーツを試し履きして見事に履けなかった。尻が大きくなっていた。 その後走りたい衝動に駆られるも、そのままブライアンのトレーニングに生かすことで特に何のデメリットもなく衝動を受け入れた。 【交友関係】 交友関係は非常に多いので、特筆するべき人物のみをピックアップ。 マクトレ 親友。ちょくちょく宅飲みをしたり、マックイーンとのお茶会に参加したりする。 フクトレ 友人の一人。あちらからしょっちゅうアホと呼ばれているが互いになんだかんだで信頼している。たまに一緒にランニングする。 テイトレ 友人の一人。ウマ娘になった最初のトレーナー。 精神的に余裕ができた後はたまに一緒に走っているらしい。 上の三人含めてDK4などと周りから呼ばれているらしい。男子高校生四人衆。 ルドトレ、グルトレ 生徒会メンバーのトレーナーつながり。不定期でお茶会をしたりする。 ルドトレとは宅飲みすることもある。 主にルドトレのせいで生徒会室が色っぽい空気になって困ると思っている。 オグトレ 料理関係で師匠と仰いでいる。宅飲みメンバーの一人。 マヤトレ 友人。未だに変化しないことに関してマヤノのパパの加護を感じ取っている。 ちんちくりんになったため風評被害を避けるべく公の場ではなるべく会わないようにしていた。 ネイトレ 変化後に関わるようになったトレーナー。ちょくちょく気にかけて飲みに誘っている。 何気ない気遣いで大変なことになってしまった。 ウオトレ(親父) デビューするつもりのない強者達。 日本ダービーのコース設定で一度激しくぶつかり合った。 アルトレ あっちがでかくてこわい頃からの知り合い。 特に気にせず交流していたがなぜか誘拐された扱いとして警察に囲まれたことがある。 ハルウララトレ 先生。時々連絡を取ったりするが、連絡ミスで結構な回数減点を食らっている。 ヘリトレ(じじピ) 幼い頃に出会ったことがある。ヘリトレの希望で公でない場所では爺様と呼ぶ。 ベガトレ アホ2号。相性はいいのだが、結果的にブラトレのせいでアホ2号になってしまった。 ヘイトレ 後輩。ちょくちょく一緒に遊んだり気にかけたり。 タルトレ 同期。配信者仲間でもあるため、時折その話で盛り上がる。 樫本理事長代理 トレーニングに熱心なトレーナー繋がり。定期的に食事をしたりお土産のおすそ分けをしている。 + ... メイヂヒカリ(ばばピ) 夢の中に現れたウマ娘。見た目はほとんどじじピと同じ。 思うところがあったのか、自分の象徴ともいえる刀を夢の中に残しっぱなしにしている。 【不明因子について】 正体は名前をもらう前に亡くなってしまった、いずれステイヤーになったであろう名無しのウマ。 ブラトレが夢の中で邂逅し、共に走ったことで思いを受け継ぎ、「彼女のかわりに自由に走る」という意識がちょっぴり芽生えた。 アグネスタキオンの見解では、「幼くして亡くなったがために魂の意識が非常に希薄であるため、影響が少なかった」とのこと。 + ... 実のところ、彼に関しては三女神は直接的な介入を行っていない。女神が戯れに行ったウマ化現象の最中、偶発的に名無しのウマソウルがブラトレに憑依した結果イレギュラーなウマ化が発生したといえる。 つまり三女神は悪くはないのだが、元凶としては間違いなく三女神である。 【走行能力】 ステイヤーとしての因子を受け継ぎ、ナリタブライアンや担当チームのメンバーとともに日々トレーニング(主に並走、追走トレーニング)を行っているため、TSトレーナー陣の中でもトップクラスに中・長距離適正に優れている。 ただしそれはトレーナー陣の間の話であり、まともにレースとして走れば鍛え上げられたウマ娘には及ばぬレベルである。 そして本人の意思もあり、レースで走るよりは自分の意志で自由に走ることを求めている。 トップスピードはナリタブライアンに匹敵するが、当然レース基準の戦いでは勝てないレベルである。 明確な固有はまだ存在していないが、レース終盤に前で競り合っていると加速力と速度を一気に上げてくるタイプ。 + 眼 “「それもあるが、恐らくは一番の原因はお前が周囲に気を配りすぎなんだろうよ。お前が掛かりやすいのもその広い視野と高い認識能力が、知らなくても良い情報を受け取ってしまうからだろうさ。ま、それがお前の指導能力に繋がっているのは皮肉なモンだが」” 『勝利の輝き』タニノギムレット評するブラトレの走りより ブラトレの走りの本質は、周囲の状況を正確に把握する「眼」にある。並走中の教え子の問題点を瞬時に把握し、的確に指示できるという観察眼。それが彼の走りを支えているのだ。 もちろんその把握能力が高すぎるがゆえに、少し揺さぶりをかけられた場合直ぐに反応してしまい、結果的にペースを崩しやすいという問題点にもつながっている。ブラトレはそれをなんとなく察していたためか、「トゥインクルシリーズにおける実践には通用しない」という表現としてデビューしない理由のひとつに挙げている。 偶然も偶然なのだが、「勝負を仕掛けられた場合乗ってしまい自分のペースを崩させられる」という、ナリタブライアンと同じような問題点を抱えているともいえる。 【その他】 料理スキルは高いが、適切な量を一発決めする必要のあるお菓子作りはちょっと苦手。 一時期言動矯正トレーニングを受けたが、結局身につくことはなかった。 最低限の茶会作法については身に着けているため、生徒会トレーナー陣やマックイーン、マクトレの茶会に参加したりする。 お酒に関しては弱め。ワインにあこがれるが沢山飲むとすぐに潰れるのでちびちびやる。 タバコにあこがれていた。ダメだった。 実は下の話はかなり苦手。恋愛感情に対する機微はそれなりにあるらしい。 一人暮らし。トレセンからちょっと離れたところの一戸建てをお安く借りている。 たまにルドルフ会長やグラトレ達と弓道場にいたりする。 + 弱点まとめ 色恋の類は苦手(お色気に関しては特にひどい) 極端に恥ずかしい衣装も流石にダメ 認識力が高めだから掛かりやすい タバコは無理、お酒も弱め お菓子作りは苦手なほう ちょこちょこ連絡を忘れる 勢いで行動してしまうことが多い ウマ娘化に関して、経緯も環境もイレギュラーすぎて自身の経験に基づいたアドバイスが送りづらい 【関連SS/pic】 作者が提唱者と別の場合は*付き 中長編 + ... “「うわはははははー!楽しいなぁブライアン!」” 『ブラトレTSの朝』 https //bbs.animanch.com/board/64424/?res=160 “「えっちょっとまって!いやだー!恥ずかしくて死んじゃう!」” 『我が家帰りて悲鳴と涙』 https //bbs.animanch.com/board/91760/?res=18 “走ればわかるさ何かしら。” 『名もなき魂にささげよう』 https //bbs.animanch.com/board/66873/?res=167 “渇きは潤わず、意志は常に戦場。残した轍は数知れず。” 『夢路に来たりて明治の輝』 https //bbs.animanch.com/board/78249/?res=112 “「やっぱり、俺はその顔が好きだな」” 『あの時の言葉がいつか』 https //bbs.animanch.com/board/124139/?res=19 “「一緒に走って、やっぱりブライアンの走りは最高だなって感じたわけだよ」” 『再びの温泉旅行』 https //bbs.animanch.com/board/65288/?res=64 “「え?あー…互いのことを再確認した?うん、そうだな、再確認した」” 生徒会メンバーとの茶会風景 (ルドトレ・グルトレ) https //bbs.animanch.com/board/66598/?res=64 “負けられない。負けたくない。前へ。勝ちたい。誰よりも早く。” トレーナーステークス3200M (多数) https //bbs.animanch.com/board/67293/?res=79 “夢の中で出会った魂にはそんな気持ちが溢れていた。それは自由に走ることもできなかったから。” トレーナーステークス後日談①『ある科学者の推論』(マクトレ) https //bbs.animanch.com/board/67824/?res=169 “「ライバルは確かに必要だ。だが…適切な練習のできる時間はもっと必要だろう?」” トレーナーステークス後日談②『無名は自由故に駆ける』 https //bbs.animanch.com/board/74697/?res=68 “うまいうまいおいしいおいしいの大合唱” 『食卓において大切なこと』(オグトレ) https //bbs.animanch.com/board/68688/?res=42 “一番やったミスは連絡ミス。治っていない。” 『恩師』(ウラトレ) https //bbs.animanch.com/board/69068/?res=161 “並んで走っていた姿はすでになく、追うものと追われるものの姿と変わり、二人は風となる。” 『二色の風』(スズトレ) https //bbs.animanch.com/board/70216/?res=137 “「ようこそ、大人の飲み場へ…」” 『頼るということ』(ネイトレ、マクトレ、ルドトレ、オグトレ) https //bbs.animanch.com/board/70975/?res=6 “「うぇーい爺様、うぇーい!」” 『てんあげ爺様』(タイトレ、マクトレ、ヘリトレ) https //bbs.animanch.com/board/73007/?res=52 “「じゃ、ふたりの秘密ということで」” 『ふたりの秘密』(グラトレ) https //bbs.animanch.com/board/76509/?res=16 “「…今じゃ150のちんちくりんだしな。」” 『憧れの姿』(タバカフェ) https //bbs.animanch.com/board/73724/?res=131 “「おおっと宣戦布告ですか?受けて立ちましょうとも」” 『純粋なる関係』(樫本理事長代理) https //bbs.animanch.com/board/75305/?res=35 “「一回くらいは、良いんじゃなあいかい?担当もいるんだしさ」” 『実家』(ネイトレ、マクトレ、ルドトレ、オグトレ) https //bbs.animanch.com/board/77398/?res=106 “「…あの孤独なシルエットは…」” 『甘味を求めしものども』(ネイトレ、ウオ202) https //bbs.animanch.com/board/81797/?res=44 “「どなた?光ってよく見えんのだけども」” 『輝く貌のもるもっと君』(タキトレ) https //bbs.animanch.com/board/83271/?res=144 “「心配すんな、俺の友達が君を助けるために動いてる。俺たちも君を助ける」” 『トレーナーズ、公園を駆ける』(マクトレ、フクトレ、スズトレ) https //bbs.animanch.com/board/83853/?res=15 “「大事な担当だぜ、俺が濡れたほうがいいだろ」” 『差し出された傘の中で』 https //bbs.animanch.com/board/98499/?res=46 “「競い合う感覚が高められるって言えばいいのか?よくわからんがそういう感じらしい」” 『輝けるD/その両の眼に魂を』(ベガトレ、テイトレ、デジトレ) https //bbs.animanch.com/board/98808/?res=28 “「まあ、まずはできる範囲で最適化するのが一番だと思うがねー」” 『黒狼達の訓練』(ヒシトレ) https //bbs.animanch.com/board/96931/?res=126 “「でも俺たちはやっぱりトレーナーで、負けず嫌いの集まりだからな。」” 『負けず嫌い達の賛歌』(テイトレ) https //bbs.animanch.com/board/102624/?res=20 “「おーフクロウもだ。鳥類いい……」” 『今を生きるものよ』(アルトレ、フジトレ) https //bbs.animanch.com/board/103406/?res=67 “「む、ブラトレや。聞こえるか」「ふむデジトレよ、余にも聞こえるぞ」” 『ねこかわいい』(デジトレ) https //bbs.animanch.com/board/108648/?res=25 “「うちの子一番って言い始めたら収集つかないからやめとくけど」” 『導く者たち』(フジトレ、ヒシトレ、ルドトレ、グルトレ) https //bbs.animanch.com/board/112898/?res=19 “「──想いを告げたとしたら?」” 『愛の受け取り方』(ネイトレ) https //bbs.animanch.com/board/114554/?res=152 “「おはようございまぁぁぁぁぁす!」” 『ドべ助、泊まりに来る』(ドベトレ) https //bbs.animanch.com/board/120885/?res=56 “「ああ。……お休み、ブライアン」” 『あの時の言葉がいつか』 https //bbs.animanch.com/board/124139/?res=19 “「今は、今の関係を楽しむっていうのもアリだ」” 『たらいまわしのその果てに~テイトレ相談ブラトレ編~』(テイトレ) https //bbs.animanch.com/board/127814/?res=17 “「カッコいい男は、言い訳も一丁前ってことですか?」” 『戦の後に宴あり』(ベガトレ、ウオトレ(親父、202、ブイ)) https //bbs.animanch.com/board/129438/?res=19 “いざ駆け上がれ、山頂の首級へと向かって。” 『天弓、秋空裂く一矢』(ベガトレ) https //bbs.animanch.com/board/130721/?res=21 “「……それは皇帝の伴侶として、という意味なのか?」” 『皇帝の伴侶について』(オグトレ) https //bbs.animanch.com/board/136321/?res=25 “12月某日 嘘でしょ。” 『ブラトレの備忘録抜粋~ナイスネイチャ担当トレーナーについて~』(ネイトレ他) https //bbs.animanch.com/board/141291/?res=110 “「勢いとごまかしができるやつ向け、とも言うな」” 『カードゲームトーク』(ブルトレ、マルトレ) https //bbs.animanch.com/board/153732/?res=26 “「やっぱさ、ライブっていいよな。皆が同じ曲を踊ってレースを締めるわけだから」” 『君は何故舞台で踊るのか』(デジトレ) https //bbs.animanch.com/board/179211/?res=18 “「フフフ今日くらいはまともな引きだったらいいな……」” 『ガチャとは俄然散りゆくやるせなさ』(ダストレ、マルトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/240946/?res=13 “「「あけまして、おめでとうございます」」” 『帰郷』 https //bbs.animanch.com/board/257287/?res=164 “「……それには深い理由がある」” 『ちぇんじおおかみさん』(ネイトレ) https //bbs.animanch.com/board/287813/?res=39 おまけのおまけ* https //bbs.animanch.com/board/287813/?res=83 “「笑えよ……ぴーとかぷぺーとかそんなレベルすら到達してない俺を笑えよ……」” 『適材適所』(マクトレ、フクトレ、テイトレ、オペトレ、ダストレ) https //bbs.animanch.com/board/310186/?res=25 “「諦めて薪になってちょうだい」” 『まぐねっとぱわー』(ネイトレ、バントレ、ベガトレ) https //bbs.animanch.com/board/310186/?res=140 “「俺はいなくならないさ。だって、ブライアンが俺のことを必要としてくれているからな」” 『ねこしんし』 https //bbs.animanch.com/board/330527/?res=49 “「海を舐めるな小僧!」” 『海辺の出会い』(バントレ) https //bbs.animanch.com/board/347194/?res=75 “「食うしか……ない……!だが……俺たちだけでは無理!」” 『甘さと苦さ重ねて』(ムントレ) https //bbs.animanch.com/board/368936/?res=103 “「じゃあ、俺が今からやることも察しはついてるんだろ?」” 『白き日よ、君へ感謝を告げる日よ』 https //bbs.animanch.com/board/444202/?res=177 “「……何選べばいいんだよ!おいフクトレェ!」” イメチェンのお話(スズトレ、フクトレ、マルトレ) https //bbs.animanch.com/board/489497/?res=156 “「もし担当から「キライ」なんぞ言われた日にはどう思うよ」” 『たとえそれがウソだとしても』(ネイトレ、ベガトレ) https //bbs.animanch.com/board/504452/?res=21 “「……マジでお前天才なのかもしれんな」” 『理論、感覚、天才、秀才』(ハヤトレ) https //bbs.animanch.com/board/535851/?res=153 “「何奴!名を名乗れ!」” 『ていでんえまーじぇんしー』(ネイトレ、ウオトレ、ウオサブ、ブイトレ、ウオシス) https //bbs.animanch.com/board/579290/?res=128 “ウマ娘とウマ娘、走る者と走る者。” 『怪物ふたり』 https //bbs.animanch.com/board/590553/?res=67 『だべりーのあふたー:のろけるかうんたー』(ネイトレ) https //bbs.animanch.com/board/590553/?res=103 “「俺がいる!」” 『夢幻に浮かぶ』 https //bbs.animanch.com/board/637464/?res=53 “「いやね、たづなさんに頼まれて倉庫の整理手伝ってたらこんなもんが出てきて」” 『夏氷』(フクトレ、ネイトレ、グラトレ、黒カフェトレ) https //bbs.animanch.com/board/766010/?res=155 “「流石その手の造詣に深いですね」” 『誰にとっての正しいこと?』(ドベトレ、スイトレ) https //bbs.animanch.com/board/770934/?res=118 “「そんなわけないさ、ブライアンはいつも優しいからな」” 『背負い背負われ』 https //bbs.animanch.com/board/936922/?res=163 “「……世話になったもの?」” 『何をもって恩師か』(ウラトレ、ヘリトレ) https //bbs.animanch.com/board/1082025/?res=96 “「小さい秋が食堂で売ってた」” 『秋の香』(フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/1165154/?res=109 “朝起きたら、浮いていた。” 『幽明境』(転セイトレ、黒カフェ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/1192231/?res=53 “何か重苦しい。なんか俺の上に載ってる。” 『転移無法』(ロレトレ) https //bbs.animanch.com/board/1341732/?res=42 “バカ野郎二番煎じじゃあねえか。” 『虹掛ける』(タイトレ、ヘリトレ、フクトレ、黒カフェ) https //bbs.animanch.com/board/1369731/?res=117 “「んー、やっぱりカッコいいなあ。あの時はあんまりじっくり見れなかったけど」” 『煌々と燃える』 https //bbs.animanch.com/board/1383876/?res=95 “「……で、どうやって持って帰ろうかこれ」” 『うぃーうぃっしゅあすうぃーつ』 https //bbs.animanch.com/board/1408160/?res=110 “「いつものヘラムーブだな……」” 『伝承談義~蜷局巻く悲しみの女怪~』(ベガトレ、バントレ) https //bbs.animanch.com/board/1433643/?res=124 『学生たちのウワサ』 https //bbs.animanch.com/board/1599805/?res=125 “「……??????」” 『あーゆーがーる?』(テイトレ、マクトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/1669128/?res=36 “「1.5周年だと」” 『他愛なしの井戸端会議』(ベガトレ、バントレ) https //bbs.animanch.com/board/1725302/?res=59 “「……まあ、その時は、その時だろうな」” 『宙の向こう側、並み居る星の先』(ユニトレ) https //bbs.animanch.com/board/1818190/?res=155 『いんしょうのおはなし』(ヘイトレ、ベガトレ、バントレ) https //bbs.animanch.com/board/1867172/?res=134 “「話が長い!」” 『汝、在り得ざる夢を見るか』 https //bbs.animanch.com/board/1907030/1/?res=55 “「学園からお金出してもらって合宿が成り立ってるんだから、ちゃんとその期待に応えなさいよ!」” 『我ら燃えカス四天王』 https //bbs.animanch.com/board/2239210/?res=146 “「あんま良い傾向じゃねえとは思うんだけどなあ、そーいうのに触れ続けるのって」” 『揺蕩う御霊の葬送曲』(黒カフェ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/2299651/?res=133 “「珍しいことするじゃないか」” 『ファンサービスに愛を込めて』 https //bbs.animanch.com/board/2429598/?res=67 “……いや、でも霊力はたぶん違うと思う。” 『へんなやつ』(フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/2459888/?res=140 “「ネタチョイスがあまりにも極端なんよ。アイテム取得ジングルでも流してやろうか」” 『寒空に煙上る』(ベガトレ、ゴルトレ、ムントレ) https //bbs.animanch.com/board/2753959/?res=49 “” “” “” “” “” 短編 + ... “「今ここは地獄のような場所になっている!」” 『新人ちゃん(仮名)奮闘記!』(新人ちゃん) https //bbs.animanch.com/board/69763/?res=137 “「お前さんいいトレーナーになるぞ!」” 『新人ちゃん奮闘記 夕ご飯編』(新人ちゃん) https //bbs.animanch.com/board/71467/?res=91 “「あああぁぁぁ…助けてぇ…」” 『よわよわのどべとれさん』(ドベトレ) https //bbs.animanch.com/board/75649/?res=64 “「義゙姉゙貴゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙ィ゙!」” 『つまりはそういうことだったのか』(ハヤトレ) https //bbs.animanch.com/board/80126/?res=70 “「わかる…俺はもう慣れちゃったけど圧迫感すごいよなあ」” 『めんどくさいよね?』(タマトレ) https //bbs.animanch.com/board/77685/?res=41 “「まあそれも大事だとは思いますけどたまにゃ楽しんでもいいと思いますよ俺は」” 『子供の喜ぶ顔』(ウオトレ(親父)) https //bbs.animanch.com/board/80402/?res=169 “「まあ確かに肉食った後の日はテンション上がるけどさ」” 『伝説のマッスル』(リャイトレ) https //bbs.animanch.com/board/86056/?res=163 “「海の静かさに身を任せたくなった、かな?」” 『夜の渚』 https //bbs.animanch.com/board/87771/?res=87 “「それはズルだろ!?」” 『お前の罪を数えろ!』(テイトレ、フクトレ、マクトレ、ベガトレ、ゴルトレ) https //bbs.animanch.com/board/90235/?res=25 “「俺は下手糞だ。だがレディから誘われてノーというのは紳士的ではない!」” 『騎士と姫のひととき』(ロブトレ) https //bbs.animanch.com/board/90235/?res=125 “「おいたわしや……」” 『血の絨毯上のおかえりなさいませ』(ネイトレ、ベガトレ、マクトレ) https //bbs.animanch.com/board/110316/?res=106 “「さっき注文したの本当にあってんの?パンケーキ30枚ってマジで?」” 『道端の輝きこそ』(ムントレ、オグトレ、ヒシトレ) https //bbs.animanch.com/board/110853/?res=134 “「どうしたゴルトレ、朝から宣戦布告か?」” 『ウシ娘~ロングホーンダービー~』(ゴルトレ) https //bbs.animanch.com/board/112898/?res=73 “「いや俺は男……だった!」” 地元の友人たちと https //bbs.animanch.com/board/111724/?res=86 “「玉ねぎの処理、ああ成程……」” 『けいけん』(オペトレ、スイトレ) https //bbs.animanch.com/board/116182/?res=126 “「……その、愛してるぜ」” 『この気持ちまさしく愛』(テイトレ、マクトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/124432/?res=36 “「股座がすーすーしてかなわん」” スカートの話 https //bbs.animanch.com/board/136744/?res=125 “「グゥルル?(ネコ科でしょ?)」” 『虎だお前は虎になるのだ』(ネイトレ) https //bbs.animanch.com/board/151322/?res=44 “また今日も沢山走るのだから。” 『夜中に起きたら』 https //bbs.animanch.com/board/166292/?res=121 “「写真撮ってフクキタルに送りつけたろ」” 流れ星を見てDK4(テイトレ、マクトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/169542/?res=90 “「普段すごい不便するわけじゃないからいいんだけど」” 『洋画もそうだけど割と邦画もたまに入れてくるよね』(ダストレ、ネイトレ、ヘリサブ) https //bbs.animanch.com/board/175679/?res=89 “ブッ潰す。” 『余計なことはしないほうが良いものである』(ゴルトレ、ゴルサブ) https //bbs.animanch.com/board/187146/?res=162 “「なんであのナリでストレートな題材なんだよ……」” 『見た目とかに反して妙に良作なやつ』(ネイトレ) https //bbs.animanch.com/board/186647/?res=40 “「ネイトレが剥いてあげたみかんに餌付けされるネイチャ……」” 『おこたであったまる4人』(ネイトレ) https //bbs.animanch.com/board/204197/?res=102 https //bbs.animanch.com/board/204197/?res=115 おまけの追撃* “「あそこの自動音盤演奏機とか」「ジュークボックスな」” 『言語学者ではございませんので』(バントレ) https //bbs.animanch.com/board/214597/?res=52 “「……まあある程度フォーマルなのでセーフということで」” 『ブラトレの普段着の話』(ウラトレ) https //bbs.animanch.com/board/215932/?res=93 “「和弓は当然ダメ、洋弓も勿論ダメ。クロスボウなんてもってのほか」” 『基本アウトドア用なのでマネしないでください』(テイトレ、フクトレ、マクトレ) https //bbs.animanch.com/board/216615/?res=139 “「ノーザ○インパクトってカッコいいよな……」「良い……」” 『サッカー?やろうぜ』(マルトレ、マクトレ) https //bbs.animanch.com/board/228028/?res=86 “「適当な理由で巻き込まれるマヤトレみたいなのがいるわけだし」” 『うどんVSそば』 (ルドトレ、フクトレ、イクトレ、ウラトレ、オグトレ、ブイトレ) (タキトレ、スズトレヒシトレ、マヤトレ) https //bbs.animanch.com/board/231313/?res=78 “昨日の俺のバカ野郎。” 朝カツ丼 https //bbs.animanch.com/board/236400/?res=145 “「おわっひょおあーい!?」” 『雪合戦は巻き込まれ上等』(テイトレ、マクトレ、フクトレ、ムントレ) https //bbs.animanch.com/board/245911/?res=121 “「その裾がワイルドになったサンタコートはどうした」” 『ボロボロの裾に愛を込めて』(ウオトレ) https //bbs.animanch.com/board/242094/?res=133 “どうでもいい時間を過ごす。それが一番の心の安らぎ。” 『ねぎらい』 https //bbs.animanch.com/board/242692/?res=107 “「知らぬ、他をあたれい」” 『ふつう』(ダストレ、フラトレ) https //bbs.animanch.com/board/291431/?res=65 “「んなこと気にしてたらトレーナーなんざやれねえってもんよ」” 『帰省してた時の一幕 もち編』 https //bbs.animanch.com/board/299668/?res=81 “「おう出たなハイパーマッドサイエンティストウマ娘」” 『輝けぼでぃらいん』(タキトレ) https //bbs.animanch.com/board/328773/?res=111 “「……なんかそういう気にならなかったってやつ?」” 『あいちゃく、とんちゃく、しゅうちゃく』(ベガトレ、バントレ、マヤトレ) https //bbs.animanch.com/board/341503/?res=43 “「最後の二択酷いだろおい」” 『感覚麻痺』(フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/359928/?res=61 “(鱚……?大人の……?成魚?)” 『日本語あな難しや』 https //bbs.animanch.com/board/386564/?res=25 “「……歴史改変物かな?壮絶な影響が出るわ」” 『あの日あの時』(マルトレ) https //bbs.animanch.com/board/403468/?res=138 “「あーアレ……まあたまに飲む分には」” 『味ってどうなのブルーグリーンジュース』(ネイトレ、ベガトレ) https //bbs.animanch.com/board/458388/?res=69 “「うげぇ!どうせ持ってると思ってましたよ!」” 隕石を落としてくるタイプのウラトレ先生 https //bbs.animanch.com/board/466051/?res=124 “「お前らぁ!炬燵片づけるぞおらぁ!」” 『らすとでいおぶこたつたいむ』 https //bbs.animanch.com/board/485188/?res=139 “「恨まれるの間違いなんじゃねえのそれ」” するするもふもふ(ベガトレ) https //bbs.animanch.com/board/552493/?res=116 “「褒めていただき光栄です、マダム」” 『各人各様千差万別』(ウラトレ) https //bbs.animanch.com/board/613509/?res=83 “「もしもし警邏メン?」” 『けんこうゆうりょうじ』 https //bbs.animanch.com/board/622505/?res=86 “「不思議なもんですねぇ、同じ一族家系ってわけでもなしに」” 『貴方と私は似ている?』 https //bbs.animanch.com/board/654779/?res=14 “「おい如何した、そんな顔面真っ青にして」” 『スゴイオトモダチ』(マヤトレ) https //bbs.animanch.com/board/674657/?res=143 “「……今日から昼は毎日バーベキューでいいか?」” 『この世は焼肉定食』 https //bbs.animanch.com/board/679113/?res=160 “「んえ? 何用なんだブライアン?」” 『言葉足らずのコーディネイト』(ドベトレ) https //bbs.animanch.com/board/679113/?res=92 “代償は、いろんな意味でデカかった。” 『ななひかり』(テイトレ、フクトレ、マクトレ、タキトレ、シントレ) https //bbs.animanch.com/board/683086/?res=129 “「「『ガ〇プラバトル装置が……』」」” 『浪漫バカ三人』(ウオサブ、イクトレ) https //bbs.animanch.com/board/749818/?res=104 “「……『ダッツはアイスだから駄菓子補充の管轄外』って送っとけ」” 『こころのえいようそ』 https //bbs.animanch.com/board/815415/?res=50 “「やっぱ仮面ネタなのね」” 『百物語の話~仮面を一つ添えて~』(黒カフェ、バントレ) https //bbs.animanch.com/board/892248/?res=132 “「いや別に。いや、別に何も……うん、ない。なかった」” 『勢いでやっちゃったことは後悔が付きまとうものである』(マヤトレ) https //bbs.animanch.com/board/976218/?res=117 “「まず変な生物が干からびてる」” 『ゆめにりくつをもとめてはいけない』(マルトレ、養タキトレ) https //bbs.animanch.com/board/1000961/?res=124 “「闇落ちしたわー」” 『やみおち』(テイトレ、マクトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/1018965/?res=172 “「んー、そう聞かれると逆にそうでもねえと言っちゃうんだよなこれが」” 『これまでとこれから』(タイトレ) https //bbs.animanch.com/board/1052126/?res=76 “「いやだってほら……最近ちびハヤが走り回ってるの見ると割と楽しそうでさぁ」” 『走る世界はバカばかり』(ベガトレ、マルトレ) https //bbs.animanch.com/board/1077569/?res=55 “「ケーキの海に流された」” 超巨大甘味(ネイトレ、オペトレ) https //bbs.animanch.com/board/1097328/?res=29 “「若さ、若さってなんだ~」” 愛ってなんだ(テイトレ、マクトレ、フクトレ、ネイトレ) https //bbs.animanch.com/board/1118779/?res=72 “「人のトレーナー室に入り込んで、あけすけに要求するもんじゃないよ大の大人が!」” 炬燵の時期(ネイトレ、ベガトレ) https //bbs.animanch.com/board/1149013/?res=114 “「押収しますね……」” 『なまもの注意』(バントレ) https //bbs.animanch.com/board/1183147/?res=60 “「いやー、味を見ない限りにはわからん……っていうかこれ去年も言ってたな」” 格付けちぇっかーず(テイトレ、マクトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/1433643/?res=39 “「商店街……遂におかしく……」” 『兎なべ』(ネイトレ) https //bbs.animanch.com/board/1456236/?res=147 “「おまーっ、その角度はえぐい!」 由緒正しきメジロ家(テイトレ、マクトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/1456236/?res=9 “「く、くっふふふふ」” ビコー誕生日に寄せて https //bbs.animanch.com/board/1567696/?res=135 “「オアー!? 声がたけえ!」” 『声音シャッフルの回』(テイトレ、マクトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/1607199/?res=59 “「えっマジで戻るの」” “夢”の戻り薬 https //bbs.animanch.com/board/1661048/?res=24 “「ふーむ、そういうもんなんですかね?」” 『あり方と云う物は』(親父ウオトレ) https //bbs.animanch.com/board/1665205/?res=36 “「……疑問だが、そもそもマクトレはメジロ家当主になるのか?」” 『当主に靴を食わせたあんにゃろう』(テイトレ、マクトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/1700938/?res=81 “「こちら俺とマヤトレで船釣りしたときの釣果となります」” タイくらい(テイトレ、マクトレ、フクトレ、マヤトレ) https //bbs.animanch.com/board/1725302/?res=165 “「少なくとも俺は、ウマ娘のトレーニングにがっつり使えるだけでも十分だとは思いますがね」” 『夢うつつの水面』 https //bbs.animanch.com/board/1750533/?res=110 “「成程? まあ……そういう体力把握術はないわけではない」” 『学生たちのギワク』 https //bbs.animanch.com/board/1768369/?res=116 “「一部にそんな変な脚注つけた覚えないんだけどなあ!?」” 『おはだのはなし』(ベガトレ) https //bbs.animanch.com/board/1818190/?res=70 “唯々、私とあんたが。俺と君が。走り続けられるだけでいい。” 『蒼炎と紫焔』 https //bbs.animanch.com/board/1867172/?res=109 “「「君は」」「完璧で」「無敵の」「「ランナー!」」” 『誰もが目を奪われてく』(テイトレ、マクトレ、フクトレ、ネイトレ) https //bbs.animanch.com/board/1885816/?res=56 “「いやだって俺の腹なんて見て何になるよ」” しょうきじゃないおなかれびゅう https //bbs.animanch.com/board/1958217/?res=50 “「えーと踏み込んで、振り上げて……こうか?」” ちゃーしゅーめん(ムントレ) https //bbs.animanch.com/board/1970540/?res=73 “「あー、オイル注し?」” 『油の匂い染み着いて』(イクトレ) https //bbs.animanch.com/board/1983476/?res=116 “「まあ空を舞う方は地元民は見慣れすぎて完全に風景化してるけどな」” 『気球と言えばのお話』(テイトレ、マクトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/2001046/?res=22 “「もうちゃんと新しい家を借りてるのにまた泊まりに来るとはどういう了見だ?」” 振られたての純情ピュアボーイ(ドベトレ) https //bbs.animanch.com/board/2036837/?res=45 “「オラーッお前ら朝っぱからレトルトで済ませてんじゃねえ!」” 野菜隠し超人 https //bbs.animanch.com/board/2160977/?res=106 “「じゃあ安心して食うか……おごぅえええええッ」” 夢でも不味い筋金入り(養タキトレ) https //bbs.animanch.com/board/2180812/?res=14 “「ヒュイ……」” 『客観的な死、主観的な死』(魔ルド) https //bbs.animanch.com/board/2222362/?res=120 “おお、見るがよい。この神々しき白毛を身に纏いし大いなる狼を。” 『顕現するもふもふ』 https //bbs.animanch.com/board/2459888/?res=31 “「ん、もっと知識を付けて出直しなさい」” 『おおいなるぼす』 https //bbs.animanch.com/board/2510472/?res=90 “「いやお前が知らなかったらもう誰も知らんのよ」” なぞのぷち(黒カフェ) https //bbs.animanch.com/board/2531950/?res=79 “「前やった気がするなオイ」” ”エアプ語句”(テイトレ、マクトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/2591343/?res=13 “「おうテイトレ何か言いたいことがあったら半角をやめろ」” 『もういくつ寝ると……?』(テイトレ、ネイトレ、マヤトレ) https //bbs.animanch.com/board/2661549/?res=16 “「個人作成のカードゲームなんてそんなもんそんなもん」” 『インディーカードゲームも多々あるもので』 https //bbs.animanch.com/board/2858757/?res=119 “「うちの親が買ってて暫く使った後死蔵したやつな」” 『リメンバー・キャンプ』(タルトレ) https //bbs.animanch.com/board/2833933/?res=97 “「喜べ、カロルの分も去年の活躍で2倍くらいになったぞ」” 『ああ無常なりカロリー計算』 https //bbs.animanch.com/board/2977876/?res=63 “「お前ら後ろで桃鉄しながら騒ぐんじゃあないよ!」” ブラックヴォルフ移動中 https //bbs.animanch.com/board/3041613/?res=112 “「そうは言うがなタルトレ、一時期に比べればだいぶ見ない方になったんだぞ」” 『髪の毛に触りますよ』(タルトレ) https //bbs.animanch.com/board/3147406/?res=133 “” “” “” “” シリーズもの ぶらとれさんシリーズ + ... “つい叫んでしまった。やっちゃっちゃ。” 『まやとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/75818/?res=129 “「今日は晴れてるし絶好の走り日和だな」” 『でじとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/82025/?res=49 “「その体系で地味とか世の女性が憤死するぞ」” 『たいとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/86830/?res=52 “「二重人格!もう一人の僕!」” 『べがとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/88519/?res=91 「俺警察に囲まれたの初めてだったわ」 『あるとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/97127/?res=100 “「なんか最近生徒会おかしくない!?」” 『ぐるとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/105389/?res=165 “「よしてくださいよ、まだ俺はそこまで辿り着けるほど経験は積めてませんよ」” 『じじピとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/108973/?res=80 “「あーそりゃフィーリングだよ」” 『ごるとれさんとぶらとれさん あとまきこまれたまやとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/113613/?res=77 “「よーし、今日は走るぜ!約束だ!」” 『ふくとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/118015/?res=150 “「まずドベ太郎が死ぬ」” 『どべとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/118749/?res=107 “「待ってどういう印象持たれてるの俺」” 『りうとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/119740/?res=64 後日談 『共に歩む先へ祝福を』 https //bbs.animanch.com/board/182064/?res=95 “「うむ、かけて正解だった。はちみーうまし」” 『ていとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/122092/?res=9 “「俺はおせっかい焼のブラトレ……」” 『ねいちゃさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/125694/?res=150 “「愛か……愛なら仕方ないな……」” 『ぼのとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/132842/?res=74 “「本当にムントレは自由人だな……」” 『むんとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/134808/?res=155 “「いやいやいやいや、まあまあまあまあまあ」” 『だすとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/139907/?res=48 “「ところで、最近食生活はマシになったか?」” 『かふぇとれさんたちとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/143912/?res=174 “「イエーイ。なんで食堂でハイタッチしてんの俺ら」” 『たいきとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/161732/?res=57 “「理事長……!?お仕事の疲れでついに気が……」” 『たぼとれさんたちとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/163281/?res=107 “やらかした優等生につける薬もないと思う。” 『じょとれちゃんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/242692/?res=144 “「俺もベイトレも、担当を信じることに関しちゃ天下一品だと思ってるぜ」” 『おべとれさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/419394/?res=106 “「それを実現可能にしてるやつが居るのがトレセン七不思議のひとつだと俺は思ってる」” 『あやたきさんとぶらとれさん』 https //bbs.animanch.com/board/1652607/?res=152 つれづれ話シリーズ “「やる気なくして日陰にこもりたくなるな」” 『つれづれ話~ぶらぼの~』 https //bbs.animanch.com/board/815415/?res=147 “「それに味を占めて危険に突っ込んでいくんなら本末転倒だ」” 『つれづれ話~ぶらばん~』 https //bbs.animanch.com/board/884704/?res=144 “「大体そんなレベルで冤罪巻き起こってたらこの世の終わりだろって」” 『つれづれ噺~ぶらきたさと~』 https //bbs.animanch.com/board/1174936/?res=141 “「おう本職探偵、ちょっと探してほしい猫がいるんだけど」” 『徒然噺~ぶらまくぶい~』 https //bbs.animanch.com/board/1216964/?res=103 “「すました顔して最初から狙ってましたねそれ!?」” 『徒然噺~ぶらふぇすにまるぶるを添えて~』 https //bbs.animanch.com/board/1229175/?res=102 “「ナンとジャモにでも分ける気で!? ジャモの部分どこ!?」” 『つれづれ噺~ぶらろぶうおさぶ~』 https //bbs.animanch.com/board/1297456/?res=130 “「その紙袋は何だ、そのショッパーは何だ!」” 『徒然噺~ぶらおたでじ~』 https //bbs.animanch.com/board/1408160/?res=160 “「んー、ペンギンを見たかって話か?」” 『徒然噺~ぶらせい~』 https //bbs.animanch.com/board/1540228/?res=66 “「……トンでもねえドリームチームだなあオイ」” 『徒然噺~ぶらねい・並行世界線上のお話~』 https //bbs.animanch.com/board/1740122/?res=173 “「豪快すぎる」” 『徒然噺~たいぶら~ おたんじょうび』 https //bbs.animanch.com/board/2021209/?res=46 “「海外留学生が財布ごとパスポート置き去りにしてバス中ひっくり返す大騒ぎになったぞ」” 『徒然噺~わすれもの~』 https //bbs.animanch.com/board/2326445/?res=9 “「佐岳さんのプロジェクト、大分進捗良さそうですね」” 『徒然噺~ぶらうら~ ひみつのとっくんについて』 https //bbs.animanch.com/board/2377274/?res=117 “「シャンプーとリンスだけ」” 『徒然噺~ぶらぶる~』 https //bbs.animanch.com/board/2562853/?res=129 “「……そうであるともいえるしそうでないともいえる」” 『徒然噺~ぶらたる~』 https //bbs.animanch.com/board/2616862/?res=53 “「割と気になってた話なんだけどさ、幽霊って何で幽霊なんだ?」” 『徒然噺~ぶらかふぇ~霊的なお話』 https //bbs.animanch.com/board/2616862/?res=161 “「嫁入りじゃねえよ!」” 『徒然噺~年末の過ごし方~』 https //bbs.animanch.com/board/2808717/?res=61 げーみんぐブラマル “「ビーム撃てビーム!あっ違うボムだ!」” 『げーみんぐブラマル~のんびりゲーム実況~』 https //bbs.animanch.com/board/100147/?res=147 “「だぁら俺言ったじゃないの、リメイク版クリアで満足しておいたほうがいいって」” 『げーみんぐブラマル~諦めの悪い奴~』 https //bbs.animanch.com/board/103406/?res=42 “「腹ァくくりな!頑張れ!」” 『げーみんぐブラマル~メト〇イドⅡりたーんおぶサ〇ス編~』 https //bbs.animanch.com/board/115818/?res=134 “「トラック横転ずきゅんどきゅんで心臓バックバクですね」” 『ゲーミングぶらまる~ユーロを駆けるトラック野郎編~』 https //bbs.animanch.com/board/223679/?res=76 “「……ああ、そういうゲームなのね」” 『げーみんぐぶらまる~おしゅくじょのたたかい編~』 https //bbs.animanch.com/board/2483855/ ファンタジー(もんむす)概念 天狼の社 情報屋の黒白天狼 https //bbs.animanch.com/board/306477/?res=44 怪物は何処?* (タイキ狩人、仙狼ギム) https //bbs.animanch.com/board/356382/?res=115 『天の獣たち』(フク狐) https //bbs.animanch.com/board/668437/?res=31 『天狼覚書~砂漠の独唱者篇~』(ルーライ蒼ファル) https //bbs.animanch.com/board/1474398/?res=149 『天狼サマの懐事情』(タイキ狩人) https //bbs.animanch.com/board/2352431/?res=64 『天狼覚書~火竜の精霊~』(サラマンダー上) https //bbs.animanch.com/board/2352431/?res=131 『天狼覚書~不滅の存在について~』(タイキ狩人) https //bbs.animanch.com/board/2683872/?res=32 『天狼覚書〜数多喰らう大口〜』(饕餮シュヴァ) https //bbs.animanch.com/board/3096317/?res=103 シリーズ作品 “大長編『黒狼物語』:ブラックヴォルフ誕生までの話” 『黒狼物語~前奏曲・転機と挑戦~』(タイトレ、ルドトレ、グラトレ) https //bbs.animanch.com/board/178322/?res=16 『黒狼物語~第一幕・変化と不変~』(ボノトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/185695/?res=36 『黒狼物語~第二幕前編・閃電~』 https //bbs.animanch.com/board/208957/?res=104 『黒狼物語~第二幕後編・桃源~』(フラトレ) https //bbs.animanch.com/board/226017/?res=95 『黒狼物語~第三幕前編・朧影~』 https //bbs.animanch.com/board/250758/?res=56 『黒狼物語~第三幕中編・深緑~』 https //bbs.animanch.com/board/471916/?res=10 『黒狼物語~第三部後編・祝歌~』(テイトレ) https //bbs.animanch.com/board/859364/?res=43 『或る養成学校生の日記』:ブラトレが専門学校に来た時のおはなし 『或る養成学校生の日記』 https //bbs.animanch.com/board/1445516/?res=144 『或る養成学校生の日記~その2~』 https //bbs.animanch.com/board/1506553/?res=50 その他 書いてもらいました + ... “「竜王って強そうだよなー」” 『3200わちゃわちゃ温泉旅行』 * Part1 https //bbs.animanch.com/board/72032/?res=61 Part2 https //bbs.animanch.com/board/73007/?res=65 “「……なあ、明日も走ろうぜ」” ブラトレフクトレの夜ジョギング * https //bbs.animanch.com/board/72032/?res=99 “「まだあったろ~?おいマクトレ~?お前に聞いてるんだぞ~?」” ヘリトレ(サブ)巻き込まれるの巻 * https //bbs.animanch.com/board/73546/?res=19 “「だからさ、 あんたも担当のそんな姿、夢見ても良いんじゃないか?」” マーチトレメインSS 5話 * https //bbs.animanch.com/board/97609/?res=159 “「これがサウナの良さだからな」” サウナの話 * https //bbs.animanch.com/board/82169/?res=59 “「ちゃんと、野菜、食べなさい!」” ダストレとブラトレコンビ * https //bbs.animanch.com/board/81379/?res=174 “「だってやっぱりかっこいいだろ」” 『ロブトレ寮訪問』 *(ロブトレ、テイトレ、マクトレ、フクトレ) https //bbs.animanch.com/board/90235/?res=34 “無銘と無明の戦” * 『二人の「怪物」』(ウオトレ(親父)) https //bbs.animanch.com/board/113180/?res=33 『怪物2人』 https //bbs.animanch.com/board/126136/?res=166 『勝利の輝き』 https //bbs.animanch.com/board/126325/?res=13 “「……お互い頑張ろうな……」” ヒシトレとランチ * https //bbs.animanch.com/board/107530/?res=108 “”『教えるということは』* https //bbs.animanch.com/board/345177/?res=119 おまけ + 友人サポカ概念 『黒狼の指揮者』ブラトレ 『連続イベント1 昼飯を食べに行こう』体力+30 やる気+1 SP+20 『連続イベント2 チェックは大事』体力+15 SP+20 バステ回復 『連続イベント3 見て学べ!合同練習』体力+5 臨機応変lv3取得 SP+60 『連続イベント4 トレーナーとウマ娘と』体力+35 やる気+1 SP+30 『連続イベント5 いっちょ走ってみるか』体力+35 やる気+1 成功 取得・全身全霊lv3 SP+45 失敗 取得・末脚lv3 SP+50 クリア後『歩む道が変わっても』 SP+70 + 有り得ざる、二つ目の太陽 “「また逢う日は来るかしら?」「きっと走り続けていれば」” 『無銘改め』 https //bbs.animanch.com/board/128136/?res=132 『陽光の白狼』ナリタアマテラス 距離適性 短G マイルC 中A 長A 脚質 逃げE 先行A 差しA 追込F その身に宿す炎を太陽そのものとなるまでに鍛え上げたブラトレのIfの姿。 鍛え上げられたその神眼の力は、自身の走るレースのほぼすべてを把握するだろう。 その視線に刺された者は自らの振る舞い方を見直すこととなるため、彼女は走りとともに周りを鍛え上げてしまう。しかし、その恵みの光をもたらす存在でありながら、敗北の二文字という渇きをもたらす存在でもある。 誰もが輝きたいと競う場所で、自らだけが輝いてしまうかもしれない。そのような矛盾をはらんで尚、彼女は自分が走りたいように走る。 尚、最も早く夜明けにあらわれるのがアサヒということなので、先行や差しのポジションでお昼に大地を照らす太陽を表しているとかなんとか。 彼女にとってレースとは楽しいものである。周囲を盛り上げ、最高のコンディションを超えて真価を発揮させるその力も、自身がレースを楽しむため。その結果彼女が負けたとしても、彼女は笑顔をやめないだろう。 もし、深淵へと沈んでしまった友人が助けを求めていたとするならば、彼女は世界を超えて助けに行くだろう。 もし、深淵へと沈めてしまった後悔を抱いた巫女がいるのであれば、彼女の道を照らすだろう。 彼女はレースに生きる白狼であるとともに、大いなる慈母たる太陽神でもあるのだから。 『天照らしたる大いなる神眼』 ナリタアマテラスの発現した固有能力。周囲の覇気に従って自身の力を増していく。 彼女が走ると、大方の場合周囲のウマ娘たちは自分ののベストコンディションに近い走りを見せることになるが、それすなわち彼女に対する信仰を集めることになる。 集まりし信仰は即ち神の力。周囲のペースが良ければよいほど自身の太陽を輝かせて、爆発的な加速と最高速度を増していくのだ。 ゲーム的に言うと、同じレースに出場してる子の調子を一段階あげる。特に近くで走っている子は一時的にさらに調子が上がる。しかし、調子がいいウマ娘たちが周囲にいればいるほど、力の発露に反応して自身の加速力と最高速度に変換する形となる。 また、よっぽど鈍感でない限りは、自信を含む同レース上の走行者たちは視られていることにより逆に無駄な消耗や掛かりが発生しなくなるデバフ殺しでもある。ざっくりメタ的に言えばマチカネオオハラエに対抗するための力でもある。 + 社の狼さん 町外れの森に構えられた、古びた社の中に生息している二人の天狼。一人は黒き毛並みをし、もう一人は白き毛並みを持つ。 あまり人里に近づくことのない天狼という種族の中で、物珍しさと興味のため、そしてたまに来る友人の助けと暇つぶしを目的にただただゆるりと過ごす二人組。 その辺にいた野犬を従え街道や森の警護を行っているため、街の人たちからの印象はとても良い。たまに街に買い物に来るときには、いろいろとお土産を持たされていたりする。 しかし野犬を従えている最も大きな理由は、彼らが持ち寄ってくる情報にある。それら様々な情報から必要なものを抜き出し、それを求める者に売る。生活の基盤となっているのはその情報屋としての仕事である。 犬ネットワークは大陸中に広がっているため、全部把握しているわけではないとは本人の談。 戦いは基本的に好まないが、自分の身や仲間の身を守るために力を振るうことはある。その際は大型の狼に変化してその爪や牙を振るったり、風の魔法を駆使して切り裂く、吹き飛ばす、惑わすなどを行う。 風のマナの扱いは非常に長けており、風のマナを生命線としているシルフィー達に匹敵するほどである。 サブトレ概念 ※暫定的にスレの内容を引用しただけです 158二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 11 11 34 出来心で書いたので出来心で書いてくださって大丈夫です 以下出来心でまとめたプロフィールです ナリタブライアン担当サブトレーナー 担当:ナリタブライアン 性別:女性 身長-スリーサイズ:144-77-55-77 (元は172-86-61-89) 髪の色: 鹿毛 髪型:ハッピーミークとだいたい同じ 眼の色: ハイライトのない黒 一人称:はい 二人称・三人称:はい…… 年齢:20 概要:トレセン学園の研修生トレーナー。 「はい」と「いいえ」でしか意思表示をせず、何を考えているかよくわからない 頼まれたことを拒まず、なんでも「はい……」と受け容れる……かと思いきやブライアンにあの手この手で野菜を食べさせようとしたり飄々とした一面も持つ 本質的には、自分の言葉を伝えるのが苦手な恥ずかしがり屋さん 何かと気にかけてくれるナリタブライアンやブラトレ達には彼女なりに感謝しており、会話のやり取りをしてくれることに甘えながら熱心な献身を重ねている 来歴:イエスマンの企業人の家庭で育ち、何にでも「はい」と答えるよう育てられてきた しかしウマ娘の自由な躍動に心惹かれ、親に「いいえ」を突きつけ奨学金でトレーナーの道を志した 成績優秀、取得資格も充分。短大でもお墨付きの能力を得たが……「はい」と「いいえ」しか言わないせいで「一旦研修に回した方がいいんじゃない?」と判断されてしまう 感情表現に難があることから感情表現が素直で人手の足りないブラトレに白羽の矢が立ち、サブトレーナーとして派遣されることになった(完全に出来心の後付設定) 出来心で作ったものなので、出来心でお書き頂ける際は皆様の出来心に従って設定を無視して頂いて大丈夫です 出来心でお書きください おれバカだから言うっちまうけどよぉ… part637【TSトレ】
https://w.atwiki.jp/fujimo-dia/pages/384.html
・fつい また、変なもんばっかすねw どうでもいいですが、こんちゃんが麻雀打ちたいっていってましたよ。 25、12/05/17現在です。 FPSとマイクラは対象外。単に僕が苦手なだけですすいません。 ・ゆっくりアクトレイザー(16話で半年以上放置) プロの犯行。 うp主=デュークは30代後半かな。 その珠玉の才能は無駄遣いを通り越し不法投棄の呼び声高い。 タグは「ゆっくりバラエティ」、文句なしの一番手かと ・ゆっくり葛葉(陸(=旧字の6)まで。2月に1度くらいの更新) アバドンVSライドウ。ノクターンマニアクスのおまけDISK。 もうひとりの「バラエティ」タグの持ち主=ばぐの現在実況。 「えへへ」の使い方が上手。 なんかようわからん色気を使える不思議な才能の持ち主。 ゆっくりシャッタードメモリーは完結してるので、 まずはこれから見るのが常道か。 ・ロックマンEXE.3を実況(2日に1回程度の更新) 実況界のなうエース。非ゆっくりで、うp主はつわはす。 明治大学のろくでもないサークルの部員らしい。 就活が終わって鬼の更新速度になった。 丁寧なつくりで、見ていてふつーに楽しめるがコメントはうざめ。 沸いちゃってる系。 ・ゆっくり休まず世界を救う(Part11、週一更新) 真女神転生2。うp主は「ARS=さぎし」桃鉄ハンデ戦の人。 特にいうことはないが、茶番と百合成分が最近すごい。 リアルタイムやってないので動画見て満足するパターン。 ・アンパンマンのパン工場再生計画(Part5、週一前後更新) PPMAX!WBCとかいうようわからんうp主のプロレス動画。 あとうまかっちゃんを一方的に応援している。 素材は初代PSの「プロレス」、キャラの立て方が上手い。 ・アーマードコアV実況(笑)(3本目、2週に1回くらいか?) 非ゆっくり。うp主はテラゾー。 剣盾禁止ゼルダ(SFC)と雑魚殺害禁止ロックマン9が秀逸だった。 アーマードコアはめちゃチャロンっぽいがやってない。 PS3というハードがなあ・・・だいきらい。 テラゾーは絵が上手く物まね上手でプレイも上手い。 完璧超人め。 ・侍道2(週2くらい更新) うp主牛沢。まあ、こんなもんか。 侍道はほんとうに実況向けの素材だなと思う。
https://w.atwiki.jp/imperatorgiren/pages/180.html
アクト・ザク 図鑑番号 形式番号 正式名称 開発プラン名 開発資金 228 MS-11 図鑑:アクト・ザク生産:アクト・ザク兵器:アクト・ザク ペズン計画2 4000 出典:MS-X-モビルスーツ・ペズン Height 18.2m Weight 59.1t 必要基礎技術 必要MS技術 必要MA技術 必要敵性技術 関連機体条件 特殊条件 9 11 6 10 高機動型ザクの開発 ペズン計画の実施 ペズン計画によって提案されたMSの開発を行う。 MS-06を元に総合性能の向上を図り、マグネットコーティング処理を施し運動性の向上を実現する。 開発期間 6 生産期間 3 資金 2640 資源 3300 資金(一機あたり) 880 資源(一機あたり) 1100 移動 8 索敵 C 消費 20 搭載 × 機数 3 制圧 ○ 限界 170 割引 耐久 90 運動 32 物資 160 武装 × シールド × スタック ○ 改造先: 高性能化(ハイザック(武装A)(連邦仕様))1428/2760 特殊能力: なし 生産可能勢力: 地球連邦軍 (速攻ボーナス:84T以内に第一部をクリア) ジオン公国軍 正統ジオン軍 ネオジオン軍(キャスバル) ティターンズ ティターンズ・シロッコ アクシズ アクシズ・グレミー ネオジオン 武器名 攻撃力 命中率 射程距離 ビームライフル 96 80 1-1 ヒートホーク 80 70 0-0 宇 空 水 寒 森 山 砂 陸 攻撃 ○ ○ - ○ ○ ○ △ ○ 移動 ○ - - ○ ○ ○ △ ○ 寸評: ペズン系らしく高コストな機体で、量産向きとは言えない。だが適性や武器の命中率が高く、期待以上の火力を発揮することや、移動力が抜群という長所がある為、1スタックあると地上の進攻速度が上がる。一線は張れなくとも拠点制圧やはぐれ敵機の駆除には役立つし、ケンプファーと足並みが揃うのもいい。が、やはり耐久力や補充コストが厳しいので、運用には注意が必要。基本的にはスタックの後列で。
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/210.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart496~500)です。 SSまとめスレはこちら part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら part316~320はこちら part321~325はこちら part326~330はこちら part331~335はこちら part336~340はこちら part341~345はこちら part346~350はこちら part351~355はこちら part356~360はこちら part361~365はこちら part366~370はこちら part371~375はこちら part376~380はこちら part381~385はこちら part386~390はこちら part391~395はこちら part396~400はこちら part401~405はこちら part406~410はこちら part411~415はこちら part416~420はこちら part421~425はこちら part426~430はこちら part431~435はこちら part436~440はこちら part441~445はこちら part446~450はこちら part451~455はこちら part456~460はこちら part461~465はこちら part466~470はこちら part471~475はこちら part476~480はこちら part481~485はこちら part486~490はこちら part491~495はこちら part496~500はこちら part501~505はこちら part506~510はこちら part511~515はこちら part516~520はこちら part521~525はこちら part526~530はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part496【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part497【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part498【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part499【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part500【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part496【TSトレ】 ≫22二次元好きの匿名さん21/11/25(木) 23 11 06 https //bbs.animanch.com/board/154117/?res=36の続き 前回のあらすじ 列車でブルボンの実家に行こうとした私達でしたが、私が改札を壊し遅い各駅停車に乗って遅れて行くことになってしまいました。 ブルボンの実家 「やっと着いた…本当にすみませんねブルボン」 「問題ありません。父にも連絡は済ませてありますので大丈夫かと」 「ありがとう。いつも助かります…」 玄関先には前回のようにブルボンのお父さんが待っていてくれました。 「ただいま帰りました、お父さん。こちらがウマ娘になったマスターです」 「はい、ブルトレです。連絡もせず来るのも遅れてしまい申し訳ありません!」 「大丈夫ですよ。色々大変だったでしょう。もう遅いですし狭いですが泊まっていってください」 「すみません。何から何まで…」 私のせいでブルボンのお父さんにまで迷惑を…本当に申し訳無いです。 23二次元好きの匿名さん21/11/25(木) 23 11 47 居間 「それでここに呼んだのはお話があってですね」 「は、はい!こんな体で娘さんの担当をしている事についてでしょうか!」 「ははは、娘のトレーナーは貴方しか居ませんよ。ブルトレさんがウマ娘になってすぐブルボンから連絡が来たんです。『これからも私はマスターの担当です。』って。普段自分の希望を言う事が少なかった娘がそう言ったんです。自信を持ってください」 「そんな事が…」 ウマ娘になってすぐの私ははとても不安定で、かなり酷かった筈。大変な思いをさせたのにそう言ってくれるとは… 「今日呼んだのはですね、電化製品を使わない生活についてです。うちはずっと前からそういう生活ですからね。実際見てもらった方が分かりやすいかと思って」 「成程…ありがとうございます。ブルボンが子供の頃からずっとそういった生活だったなら確かに経験豊富ですよね。勉強になります。」 「え?妻の話は聞いた事ありませんでした?」 「ああ…そうですね。そういえばあまり聞いた事がなかったかもしれません」 「実は妻も同じような体質を持ってましてね。私が彼女の担当をやっていた頃からあの体質とは付き合いがあるんですよ」 「へぇー…そんな以前から…ん?担当?」 「はい、マスター。父は地方でトレーナーをしていた時に母と出会い、担当をしていました」 「お母さんウマ娘だったんですか」 「ええ、そうなんですよ。これが当時妻がダート戦で勝った時の写真です」 「この方がブルボンのお母さんですか、美人さんですね…ん?この髪色…」 私の髪と同じ色。それにダートで勝利?私もダートはブルボンよりほんの少しだけ得意ですが… (まあ、偶然ですよね) 浮かんだ小さな疑問をすぐ消しこれからの生活についての話に戻る私でした。 終わり ≫59二次元好きの匿名さん21/11/25(木) 23 59 11 マベトレASMR やっほー今日もマーベラス☆ 今日は疲れてマーベラスが足りない? もうしょうがないなー今日は特別に私からマーベラスをおくって、あ・げ・るー にしし いくよー まずは、ひだりみみから まぁーべらすーーー☆ んふふ どうかなどうかなー つづいてー みぎみみからまぁーべらすーー☆ へへ すこしはげんきでたかなぁー え?ぜんぜんだめ? わかったよーそんなよわよわなあなたには、もう少しマーベラスを送ってあげるよー★ 1/2 60二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 00 00 11 なでなで ほらほら いいこいいこーだよー。 頑張ってるあなたはそれだけで、マーベラスなんだからー すこしはやすんだっていいんだよー それじゃいっしょに 息すってえー すぅぅ はいてえー ふぅぅぅ もう一回すってー すぅぅ もういっかいはいてぇー ふぅぅぅ いっしょにぃー マーベラス どう?気持ちはすっきりした? あれ、もうこんなじかんだねー それでは"今日"もマーベラス 2/2 ≫87バクシン的新婚三択21/11/26(金) 07 08 26 「むむむ……? シンコン、サンタク、ですか……?」 「うん。バクシンオーは知ってる?」 「いいえっ! わかりません! トレーナーさん、教えてください!」 「まず、結婚してすぐの夫婦を新婚さん、って言うんだ。これはわかるね」 「ええ! それくらいはわかりますとも!」 「で、そんな夫婦が相手を出迎えるときに、3つから1つを選んでもらう」 「ほうほう、相手が欲しいものを、相手に選んでもらうのですね!」 「その通り。これを世間じゃ"新婚三択"というんだ」 「うーん? でも私、まだ結婚していませんよ?」 「深い信頼と愛情で繋がったトレーナーと担当ウマ娘とが、その関係を夫婦に見立ててやるんだそうだ」 「深い信頼と愛情! 素晴らしい響きですッ!では早速やってみましょう!」 「わかった。それじゃ僕が出迎えるから、バクシンオーは一旦トレーナー室の外に出てね」 「……もういいですかトレーナーさん!」 『早いな……まあうん、いいよ。入ってきて』 「了解ですっ! ではバクシン的にいざ! 失礼しまーす!」 「……おかえりバクシンオー。ご飯にする? お風呂にする? それとも、僕?」 「はいっ! トレーナーさんでお願いします!」 「……えっ」 「ご飯は先ほど頂きましたし、トレーナー室にはお風呂はありません。ですので、トレーナーさんで!」 「あー、うん。そうなるか……まあいいか。わかった」 「ところで、トレーナーさんを選ぶとどうなるのですか?」 「……うーん。どう、なるんだろうね……」 このあと楽しく併走した。 (了) ≫95二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 07 39 08 「う〜、寒い!」 「今日は最低気温0℃なんだからそりゃそうだよタイキトレ…」 「いやー、自分肉つきよくなったから前より保温出来るかなってさ。」 「その量だと微妙だよ…」 冬の朝方、そんなことを話しながら歩くのはタイキトレとサトトレーーー丁度出会って方向が一緒だったので話していた。 「でもさ、そっちはどうなのよ。薄着って程ではないけど薄めだし。」 「えっとね、あまり寒さは気にしないでいいんだよ僕は。小さくなったから表面積は減ってるし。」 「本当か〜?なら…」 そういったタイキトレはサトトレの後ろに回ると思い切り抱き締めてみる。 「わっ!も、もうちょっと加減して…」 「おお…温かいわー。冷えた体にはいいね〜。」「誰の体が幼児体温だって!?…冗談だよ。」 サトトレのほんの少し大きな声にビクリと硬直したタイキトレに、サトトレは笑いながら話す。 「…まあこんな感じで体温は高いから、そんなに厚着しなくても動けるんだよね。」 「いいじゃん?私もその方が良かったかもね〜。」 「代わりに高い所に手が届かないとか、夜間に歩いてたら警察どころか親切な人にも声掛けられるとか面倒な事多いよ?」 「ならいいわ…」 「まあ、そうだろうね。僕もなりたくてなった訳じゃないし。」 そんなことを話すサトトレに、タイキトレは思わず聞いてみたくなった。 「ならさ、なんで走ることにしたの?」 「え?」 「いや〜、なる気もないのにウマ娘になって、それで今走ってるんでしょ?なんで走るのか気になるじゃん。」 「…そうだね。でも、僕は僕のために走ることにしたんだ。他の誰でもなく。」 「へー、そうなのか…」 納得したタイキトレはそっと顔をそらした。 「ちなみにタイキトレは何かしたいって思ったことあるの?」 「ない!」 「そんな声張って言うことかな…いいけど…」 短文失礼しました タイキトレとサトトレの会話。湯たんぽ代わりにされるサトトレです。幼児体温で冬でも動けるかわりにこれでは得失が見合わない(確信) ≫123二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 08 56 03 『職人ってやつはなんでこう』 「お邪魔しまーす、イクトレさん」 「👋」 「俺の蹄鉄、出来上がってると聞いたんで取りに来ましたよ」 「👍」 「いやぁ本当にありがたいことで。走る量が多いから結構消費早いのと、市販品よりもフィット感がいいものをトレセン内で都合できるわけですから感謝しきりですよ」 『ブラトレ君は本当に走るのが好きね』 「まあせっかくこういうスタイルになれたわけですし、活かしてなんぼって考えてますからね。特注品に近いのにコストもそこまでかからなくて本当に助かります」 「😄」 「ええ、本当にもう。所でですよ?」 「🤔」 「そこの机の上に放置してある、口だけ空いて中身の減っている様子のないエネルギーバーはどうなさりましたか?」 「💬」 「……つまるところ、飯抜きであった、と。わかりました、イクノに報告しておきますから」 『待って勘弁してブラトレ君』 「いえいえ、俺の“お節介”ですからどうぞ受け取ってくださいな」 『かんべんしてってば!』 「わかりましたよ、でもちゃんと飯は食べないと……フジトレさんに追い掛け回されますよ?」 「😱」 「どうしてこう、自分の飯すら忘れるトレーナーが多いんでしょうねえほんと」 『集中してたから……』 「やはり反省の色が……」 「🙇」 もしかすれば飯抜きは職人の嗜みなのかもしれない。でもダメです。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part497【TSトレ】 ≫74二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 16 33 41 ゴルトレ「なぁ知ってか? 植物って音楽を聞かせるとよりよく育つんだぜ?」 マヤトレ「あーなんか周波数で変わるんだっけ」 ボノトレ「確かにそういう話はあるし実際研究なんかもされてるみたいだけど…じゃあ聞かせてみる?」 ゴルトレ「安心しろ──もう用意してあるからな!」 マヤトレ「ん? なんだあの台…あ、シチトレがドラムに座ってる!? ライブ台だあれ!?」 ボノトレ「さっき見た時はなかったよあんな無駄に大掛かりなセット!?」 カレトレ「みんなーッ! 聞こえてるッ!」 ボノトレ「…よし、ほっとこ…ってカレンちゃんが走り出して畑挟んで対抗ライブを始めた!?」LET S GO マヤトレ「対抗心燃やして暴走してないかあれ!? 普段止めてるカレトレはあのざま…待ってマヤノついて行かないで!? アケボノちゃんも!?」つきぬけようぜ スズトレ「ウソでしょ…まさかこれオペトレさんが用意したの…」夢でみた夜明けへ オペトレ「セットの設置はね。舞台自体はゴルトレさんが持ってきたしドラムとかはシチトレさんの私物だけど」まだまだ遠いけど マヤトレ「とめて!? そういう時はとめてマジで!?」MAYBEどーにかなるのさ ネイトレ「でも、さっきの話が本当ならいい試みなんじゃないの?」愛があればいつだって マヤトレ「そうかな…そうかも…」 ボノトレ「いや人手が持ってかれてるからね!? せめて先に言ってくれないと今日の進捗が!」 カレトレ「ちゃんと一部お兄ちゃん達には事前に話通してるよ!」 マヤトレ「…じゃあまあ、フラトレがこれも計算に入れてるなら大丈夫なのか?」 フラトレ「まあカレンちゃんが対抗ライブ初めてそっちにも人手が持ってかれたりライブ聞くために何人か止まってたりそもそもこの規模でやってるのは普通に想定外ですけどね…ふふっ」 ボノトレ「ちょっとこれ今日の分の畑の手入れ間に合うの!?」憎しみと悲しみをー ゴルトレ「争いなんてくだらねぇぜぇー! オレの歌を聞けぇー!!!」撃ち落としてゆけぇー ボノトレ「今まさにキミらのせいで争い起こってない!? そうだ、ゴルトレ相手ならマクト…紅茶飲んでるー!? この騒ぎで!?」お前の胸にもラブハァー マクトレ「大変ですわねー」まっすぐ受け止めてデスティニー ゴルトレ「何億光年の彼方へーもー!」 カレトレ「突撃ラブハート!!!」 うまぴょいうまぴょい ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part498【TSトレ】 ≫156二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 20 45 31 『担当ウマ娘と一緒に風呂に入るまで出られない部屋』 「……この前のよりはマシかな?って思ったファル子は感覚がおかしくなってるのかなー……☆」 「じゃあ入りましょうか」 「待って?心の準備をさせて?入らなきゃいけないとは思ってるけど流石にまずいんじゃないかなって思うわけ。いや前の部屋もまずくないとは言い難いけど」 「?でもウマドルの仕事として温泉レポなんてメジャーな部類でしょう?」 「いやでもバスタオルも水着も無いんだよ?ファル子の今見てる映像には生憎編集さんもいないんだよ?」 「ファル子、よく聞いて」ズイッ 「ひゃ、ひゃい!」 「これは撮影」 「これは撮影?」 「ここは温泉といういわばステージ」 「温泉というステージ……?」 「あなたはウマドル」 「私はウマドル」 「私もウマドル」 「トレーナーさんもウマドル」 「ならば私たちのするべき行動は?」 「……完璧なリポート……?」 「そう。完璧なリポート」 「そっか……そっか!頑張るぞー☆」 「ふふ、流石ねファル子。頼もしいわ」 なお入浴途中にファル子のプロ根性暗示が解け更にすったもんだがあるがそれを記述するには余白が足りない ≫170二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 20 55 18 ☆びばノンノン 「タイキー……」 「!もう泳いでいいデスか!?」 「ダメだよ」 「トレーナーさーーん……!」 「……今だけだよ」 「ヒャッホー!うーみーーーー!」 「海じゃない海じゃない」 久々に甘々になってしまった。てかこんな狭いのにあーも器用に、そしてよう犬かきの似合うこと似合うこと。 「ところでトレーナーさん?なんの話でシタか?」 「あ、ちゃんと聞いてくれるのね……いや自分ね?普段からずっとシャワーで済ませてきたからさ」 「ふむふむ」 「……これ、浮くんだなって」 「それデスか?」 「うん。これ」 「フフーン!ワタシのも浮いてマース!」 「見りゃ分かるんだわ。……あとタオルないんだから胸張らなくていいかんね」 「オウ?」 だれーーんと溶けてるタイキトレとすぐにはしゃぎ直すタイキの図 ≫173二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 20 57 36 ライトレ「僕はお姉さまだけど精神は男なんだよ!ライスと入れる訳がないだろう!」 ライス「お姉さまはライスとお風呂入るのいや…?」 「嫌とかそういう問題じゃないんだ、ライス。いい年した僕が年頃の女の子とお風呂に入るわけにはいかないんだよ」 「ライスはお姉さまと入るの平気だよ」 (結果目隠しして入ったが感触が敏感になって内面大変なことになったお兄さまでした) リウ「お風呂はまだ…その、早いわよ」 シリウス「別に問題ねぇだろ、この前だって裸見てんだ。いまさら」 「そういう問題じゃないわよ…その…」 「あーだこーだ言ってねぇではいるぞ」 (脱がされ結局一緒に入った。見られたくなくて逆にぺったりくっついていた。───シリウスは耐えた。) ≫191二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21 05 19 グラトレ(独)ペアの場合 「良く分からない部屋ですが~……まあ、グラスとはたまに一緒に入っていますので今更というものでしょう~」 「週末の度に入るのはたまにとは言いませんよトレーナーさん」 「そうですか~……」 「完全に気が抜けてますね……」 「丁度良い温度ですからね~、欲を言うならばこの様な機会にこそ柚子湯にしてみたかったのですね~」 「自宅だと後処理が大変ですからね~」 「……もう、扉も開いているでしょうし買いに行きましょうか」 「良いですねトレーナーさん、柚子を買いに行きましょう」 そうして意気揚々と柚子を買って帰ったら部屋が無くなっていましたとさ うまぴょいうまぴょい ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part499【TSトレ】 ≫12蹄鉄のない教官ちゃん21/11/26(金) 21 10 52 イクノディクタス担当トレーナーのウマ娘化の一報は、教官ちゃんと呼ばれるウマ娘に外付けの安楽とささやかな苛立ちを与えた。 前者は、『トレーナーの安全確保・本人確認のためのGPS所有要請』の処理が極めて円滑なものとなった点について。ウマ娘化現象が特定個人を対象としたものではなく、少なくとも中央トレセンのトレーナーであれば全員が対象になりうると判断された頃より、かのテイエムオペラオー担当を旗頭として進められていた試みであったが、今回のイクトレの一件によって、これまで難色を示していたトレーナーのほぼ全員がこれに同意することとなったのである。 当然ながら、位置情報は大事なものだ。人の営みに直結していて、いくらでも悪用できてしまう。加えて安全確保・本人確認のためのアレコレも追加させるとなれば、福利厚生の充実した中央トレセン相手でも渡したくない、と考えるのも無理はない。 その考えを改めさせたのが、『安全確保』の実例というのは、いささか皮肉に思えるが。 『もしアナタがウマ娘になったとして、その際肉体が2歳児のものだったなら、どうしますか?』 とりあえず教官ちゃんの感想は「大事がなくてよかった」である。枕元にスマートフォンを置いていたのだろうか? ベッドではなく布団で寝ていた? あまりに幼い声音でも信じてもらえる程度に理解と親交のある相手がいたのだろうか? そもそも半狂乱にならずよくじっとしていられたものだ。自分なら平静を失ってベッドから転げ落ちて死んでいただろう─── もちろんこれらは教官ちゃんの勝手な考えである。そもそもトレーナー寮暮らしなのか自宅持ちなのかも知らないのだ。どういう経緯があって五体満足でいられているのか詳細に知れる仲でもない。 ともかく教官ちゃんにとって重要なのは、そこそこの期間自分の上司を悩ませていた問題が解決したということで、それ以外を考える必要はなかった。 後者については本当にささやかなもの。以前同僚の新人教官に雑談の場で「噂で聞いたが、優秀なトレーナーほどウマ娘化しやすいというのは本当だろうか」と軽口を叩かれた際、教官ちゃんは笑顔でこう口にしたのである。 『優秀の基準はわかりかねますが、そうであるなら、かの蹄鉄師殿が既にそうなっているでしょうし、私などが───いえ、なんでも』 はたしてそうなったので勝手に苛立っているのであった。 13蹄鉄のない教官ちゃん21/11/26(金) 21 12 01 さて、イクノディクタス担当トレーナーと言えば中央トレセンの誇るお抱え蹄鉄師かつその名の通りイクノディクタスを担当するトレーナーとして知られていた訳だが、ウマ娘化によってそこに一行、二行追加されることとなった。曰く、ガチロリ。ラジコントラックを乗り回してる女児。担当との触れ合いが端から見たらただの幼児とその面倒を見る学生。歩いてるとぴぷぴぷ鳴っててカワイイ。46歳の御仁への感想かこれが……? と口走りかけた教官ちゃんであったが彼女は聡明なので言うことはなかった。年齢を持ち出されると痛いのは同じなのだ。 ともあれ、そのうちの二つ目『ラジコントラックを乗り回している』が、教官ちゃんの足を動かしている目下のところ最優先事項なのである。 ラジコントラックを使用しているのは酔狂ではなく必要に迫られてのことだ。イクトレの肉体年齢は2歳児であり、歩幅もなければスタミナもない。そして中央トレセン学園は広い。本業は蹄鉄師なので活動範囲は絞られるとしてもなお広い。乗り物を用意するというのは至極真っ当な問題解決だろう。もっとも、必要だからといって自前でラジコントラックを引っ提げてくるのは規格外もいいところだろうが。 そんな折、教官ちゃんも所属しているトレーナー業務代行会社『あぶみ本舗』にイクトレからの依頼が入ったのだ。『こういった材料がほしい』と。手に入れた暁には、屋内外段差の有無芝ダート問わず走行可能な車輪を得られるのだとか。ちょっと優秀過ぎて教官ちゃんは泣きそうになった。教官ちゃんは肉体に引っ張られたのか以前より涙もろくなり、その事実に泣きたくなる人物であった。 そういう訳で、教官ちゃんは材料の入った箱を片手に蹄鉄師の工房へ向かっているのだった。 「失礼します。あぶみ本舗の者です。ご依頼の品をお持ちいたしました」 14蹄鉄のない教官ちゃん21/11/26(金) 21 12 52 了承の返事を待って、教官ちゃんは室内へ踏み入った。 初見であれば、まず圧倒されるだろう。 仕切りのない一室に、所狭しと設置された巨大な鉄器、あるいは精緻な機器の数々。整然と並べられた鍛冶道具は鈍い光を放っていて、今か今かと鞘より抜かれるのを待つ刀剣のよう。大柄なドワーフが剣のひとつふたつ打っていそうな鉄床と、SFめいたロボットアームが自然と同居する様相が、工房の主の在り方を端的に示していた。 ところで、教官ちゃんとイクトレは実は初対面ではない。正確には、教官ちゃんに限らず、蹄鉄師であるイクトレと教官職の結びつきが強いのである。教官に師事を乞うウマ娘達は、レース賞金も乏しい、或いはないが為に蹄鉄の買い替えにも難儀する為、トレセン学園専属の蹄鉄師として度々蹄鉄を卸すイクトレは教官職との方が面識が多いのである(※)。 しかし、ウマ娘となったイクトレと顔を合わせるのはこれが初めてだった。幼児用のヘルメットの隙間から佐目毛(生クリームのような色)の髪を覗かせるのを見て、教官ちゃんは目を丸くしてしまう。なるほど幼い。身長は、90cm程だろうか。血色のよい肌を作業着で包んだ出で立ちは、幼子のコスプレというには堂に入りすぎているが、しかしピンク色の頬は女児のそれだ。 なんともお労しいことだと、教官ちゃんは自分を全力で棚に上げて同情した。 「🙂」 「こちらの箱に包装して収納しております。何かありましたらオペトレ殿にお問い合わせください」 「👍」 「それでは、失礼いたします」 これで終わり。 教官ちゃんは今この場では一介の配達員に過ぎず、イクトレは名うての蹄鉄師である。多忙な彼女の邪魔にならないよう、教官ちゃんは足早にその場を去った。 いや。去ろうとした。 くい、と裾を引っ張られたのである。 「何か御用でありましょうか……?」 「🤔」 訝しげな表情。顔立ちの話ではなく、初めて見る表情であった。どうすればいいかわからず戸惑う教官ちゃんの前で、イクトレはフリップに筆を走らせる。ウマ娘化してから声を発さなくなったとは耳にしていたが、ここまで徹底しているとは、いや詮索できる立場ではない─── 『もしかして、───さん?』 息が凍った。 時を止める教官ちゃんを見て、イクトレは満足そうに微笑むのだった。 15蹄鉄のない教官ちゃん21/11/26(金) 21 15 21 教官ちゃんは小休止への同席を戸惑いながらも承諾し、イクトレは敬語はやめてくれという懇願を快諾した。 カフェテリアまで連行された教官ちゃんは、何から口にするべきか真剣に悩んだ。何故自分の素性を知っているのか、いつ知ったのか、自分の風聞をどこまで知っているのか、口止めに何を求めるのか。そうして悩んだ末に、目の前でバニラアイスをもむもむと頬張る姿に色んな物事がどうでもよくなったので、単刀直入に聞くことにした。 「何故、私が私だとお気づきに……」 「😒」 「……気づいたんです。書類上では、私は……」 「😕」 口調をやや崩しつつも改めようとしない教官ちゃんに、イクトレはほんのりむすっとした顔でフリップを掲げた。 『蹄鉄の音』 「……蹄鉄?」 『君の足音は蹄鉄の音がした。今も』 「……勘弁してください」 深く、深く息を吐く。そう言われたら、教官ちゃんは撤回できない。 一流の蹄鉄師にそう評されたのなら、それは教官ちゃんにとって、至上の喜びなのだ。 時系列的に、教官ちゃんがウマ娘となり、教官として関りはじめ、今に至ることになる。つまり、イクトレがウマ娘になる前は気づかれなかったらしい。それはあちらの聴覚がより洗練されたのか、こちらの『精度』が戻りつつあるのか、あるいは身に宿した因子の影響か。どちらにせよ、教官ちゃんの興味はすぐに薄れた。他に、この場で解決しなければいけないことがある。 「端的に申し上げると、言いふらさないでいただきたい」 「🤐」 「理解が早くて助かります。対価は何なりと、今の私に出来ることであれば。……仮にもし、私の事情に関してアナタの好奇心が疼くようであれば、オペトレ殿にお聞きください」 「🤔」 「アナタになら、彼女も語るでしょう。それだけの話です」 話は終わったと言わんばかりに教官ちゃんは席を立つ。可及的速やかに、この場所を立ち去るだけの理由があった。イクトレに愛(でたい)欲を募らせる生徒達の目から逃れたいのである。話し始めて、いやカフェテリアに姿を現した時からイクトレは注目を集めており、好奇の視線は今もなお増え続けている。 ひとまずここから離れて最低限の火消しを、と思考を巡らせる教官ちゃんの耳に、かすかな物音が入り込む。喧騒の途絶えることのないカフェテリアでは一瞬でかき消される程の音量。教官ちゃんはもう一度息を吐いて、振り返った。 16蹄鉄のない教官ちゃん21/11/26(金) 21 17 11 『対価』 熟練の蹄鉄師が、仕事人の眼をしていた。 『蹄鉄、作らせて』 ☆ 教官ちゃんのひみつ② じつは、元陸上選手。『ヒトの足でウマ娘に近づく』ことを標榜していた変人。 教官ちゃんのひみつ③ じつは、元地方トレーナー。 ≫36二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21 41 04 『黒狼物語~第一幕・変化と不変~』 2月最後の週。桜の蕾が今か今かと花開く時を待つ日々。 ブラトレは数日前に、何の前触れもなくウマ娘になっていた。 突発的事態のため、つい先程学園に戻ってきた秋月理事長の前にブラトレは立たされるのであった。 秋川理事長は頭に手を当て、大変悲痛な表情のまま唸るように言葉を絞り出した。 「心痛ッ……よもや、よもやこのタイミングにして変わってしまうとは思わなかったッ……!大丈夫か?ブライアンのトレーナー……」 「あー、俺は特に変わったつもりはないので心配はいりません……いや説得力ないでしょうけども」 黒い髪を長いサイドテールに仕立て上げたブラトレは、落ち着かないように耳と尻尾を動かしている。さすがに図太い自覚があるとしても、体ががらりと変わってしまった感覚にはまだ慣れていないようだ。 「いや、しかし……トウカイテイオー担当トレーナーのこともある。今更撤回というのは私としても不本意ではあるが、もしもの事態を考え君のチーム結成に関しては遅らせる、もしくは凍結という手も……」 「うぐ、アイツのことを出されたら押し黙る他ありませんが……」 突然ブラトレが精神に異常をきたしてしまい、結果チームメンバーに影響が出る可能性を考えれば、理事長としてもおいそれと許可を出すわけにもいかない。ブラトレは耳をへならせ、がっくりとうなだれてしまった。 「うぬぬぬぬぬ、結構楽しみにしてたんですけども……せめて、せめて選抜レースは見させてくださいよ理事長……」 「それに関しては問題ないが……」 「うーん、ううーん……やっぱダメです。理事長ごめんなさい、やっぱチーム作りたいです」 「……それは、問題が起きた際に君がすべて責任を負う、ということか?」 「ええ、それで結構です。やはり俺が立ち止まるのは何というか、性に合わないんですよ。やれることをやりたい、色々な輝きを見たい、まあ色々渦巻いてますがね」 沈黙が理事長室に広がる。相変わらず理事長は難しい顔をしながら唸っている。だが…… 「御話中失礼します、秋川理事長。頼まれていた資料を、おや?……ブラトレさんですか?」 そこに、樫本トレーナーが入室してきた。 「樫本トレーナーですか。……え?あれ?なんで秒で見抜かれたの俺」 「……いえ、なんとなくですかね?」 「何となくで見抜けるほど俺は変わってないんですかね……?」 37二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21 41 18 「樫本君か。資料はそこの棚の前に置いて……む、待ってくれ」 「どうかなさいましたか、理事長」 「本来褒められるべき提案ではないが、本人の意思を尊重したいのもまた事実。故に、樫本君に頼みたい。もし……ブライアンのトレーナーが精神的に大きな変調をきたしてしまった場合、彼、いや彼女か?この際どちらでもよいな、チームメンバーをチームファーストにて一時的にでも受け持ってもらえないだろうか?」 秋川理事長はかなり悩みぬいた末に、樫本トレーナーに頭を下げたのだが、 「いえ、お断りさせていただきます」 「なんと!?」 にべもなく断られてしまった。これほどスパッと理事長の頼みごとを断れるのも彼女くらいなものだろう。 「理由は三つあります。まず一つ目として、私のチームとブラトレさんのチームの方針は大きく異なるでしょう。その場合、移籍となった場合の練習ロスを考えるとあまり良い判断だとは思えません。二つ目に、現状私のチームは15人と、アオハル杯参加基準としてもすでに限界まで到達しています。これ以上のチームメンバーの増加は私の管理可能な域を超えてしまうでしょう。そして、もう一つ」 じっと樫本トレーナーはブラトレを見つめた。ブラトレも、目線を樫本トレーナーへと返す。 「私は、ブラトレさんの意志の強さを知っています。3年間様々な形で関わってきましたが、今彼の眼を見ても、その目の鋭さ、意思の伝わりには変わりはありません。暫くの経過判断は必要ですが、私は彼がチームを率いても問題ないと考えます」 そう言い切り、樫本トレーナーは軽く頭を下げる。 びっくりするくらい買われていて、これはこれで恥ずかしいと思い顔がほんのりと赤らむブラトレであった。 「と、いうことです。メンバーの受け皿としては申し訳ありませんがお断りさせていただきます。ですが、もしも問題が起きた場合私も責任の一端を持ちましょう」 「ちょちょちょ、樫本トレーナーは関係ないでしょうに。俺一人で……いや、駄目だな。子供たちを預かるわけだし……では、負担にならないのであれば樫本トレーナー、お願いしてもらっても?」 「ええ、問題ありません。これは私のエゴも含まれていますから」 「……というと?」 「貴方のチームと戦いたい。これ以上はありませんよ」 そう言って、樫本トレーナーはニコリと微笑んだ。その瞳の奥に闘志を燃やしながら。 38二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21 41 28 「そうか、ではそのように手続きをしよう!ありがとう、樫本君」 「では理事長、ブラトレさん、私はこれで。失礼しました」 そう言って樫本トレーナーは理事長室を後にした。 「何だかなし崩しですが、ともかくよろしくお願いします、理事長」 「うむ!何か問題が起きたときは、こちらとしても協力をしていこう!もちろん何事もないことが一番良いのだが……」 何事も起きませんと言い切りたいところだが、本当に謎の現象であるため、そんなことは口に出せない。故に、うなだれるほかないのだ。 「本当にそうですよね……ところで理事長。先ほどの資料に関して聞いても?」 「ああ、あれは今回の事件、というより現象について何か調べられないかと樫本君に頼んでいてな。もしかすると、また長期的に出張する羽目になるかもしれない……その場合は樫本君がまた理事長代理として動くことになるだろう」 理事長は大変に申し訳のなさそうな顔をしているが、実際理事長に原因があるわけではないので何とも言えない空気が漂ってしまった。 「そ、その……お土産期待してますね」 「憤慨ッ!もうちょっと!こう!かける言葉があるだろうッ!!!」 そんな姿を見て、ブラトレはつい軽口を言ってしまった。なんだかんだ理事長も子供なのだ、あまり肩肘を張る姿は見たいものではない。……なぜトレセンのトップが一番低年齢なのだろうかという疑問は頭の片隅に置いておくことにした。 「それよりもだなトレーナー!聞いた話によると先日家族に連絡したそうじゃないか!」 「げぇっ、何でもう伝わってんです!?」 「君の家族から連絡があったぞ!」 その結果、見事なまでのカウンターを食らってしまったのであった。自業自得とはまさにこれである。 「配慮!両親や御兄姉を心配させるのは宜しくないな!もうたづなには連絡をして、既に君の有給許可はとっておいている!明日には帰るといいぞ!」 「ああ、俺の休日と有給が!」 理事長のキレ気味な笑顔に押され、ブラトレは問答無用で帰らされることになった。ブライアンは調整期間であったのが幸いだろう。 「あ、理事長これだけ聞いておきたいんですが」 「む、なんだね?」 「トレーナーとウマ娘の併走トレーニングの許可だけ頂きたいんですよ」 「……まあ、追って連絡しよう」 「ありがとうございます理事長。んでは、帰省してきます……」 「気をつけて帰るのだぞ!」 39二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21 41 46 「おーい、そんなしょげた顔で何歩いてんのさブラトレ……で合ってるよね?」 「大方またやらかしたんだろうな。送ってきた写真からするとこいつで合ってる」 「うるせーい、突然実家に帰らされる羽目になった俺の身にもなってみやがれってんだ」 がっくりと項垂れながらブラトレが朝の校舎を歩いていると、前からはウマ娘が二人……ではない。女装がいつの間にかデフォルトになっていたボノトレと、担当に似たような顔つき、体つきへと変貌したフクトレと出会った。 「それもお前が適当に行動した結果だろう。致命的なことは絶対にしない癖に、こういったところでボロボロと変なミスを積み重ねるのがお前だからな」 「ぐぐぐ、何も言い返せん」 「いやー、キレッキレだねえ相変わらず。とりあえずドーナツでもいかが?ボーノが一杯作ってくれたから分けて回ってるんだよ」 そう言うとボノトレは手に下げた箱からひょいとドーナツをブラトレに渡す。 「ありがとう……控えめな甘みが心と体に沁みる。ボノトレは見た目だけハチャメチャに変わったのに相変わらずだな」 「んー、まあほら見た目なんて大した意味はないよ。大事なのは中身なんだからさ」 「お前が言うのか……?いや、まあ言えないことはないが……」 若干複雑そうな顔をするフクトレだが、言葉には一定の納得をしているようだ。 「その点、ブラトレはホント変わんないみたいだねー。タイトレより影響少ないんじゃない?初日は流石に取り乱してたみたいだし」 「それはそれで俺が何も考えてないやつ扱いされてて癪だなぁおい」 「……ブラトレ、お前何か変化したとき何かなかったか?」 「うんにゃまったく、予兆も何も一切ナシだったな。テイトレはそういった予兆があったみたいだけどなぁ」 「そうか……何か手掛かりになると思ったんだが、仕方ないか」 「どうも全員が同じ状況ってわけでもなさそうだしな。難しく考えすぎると眉間に皺が残るぞ?」 「ご忠告どうも、アホに心配されてたらどうしようもないな」 「で、結局実家に帰るって?凄いトンボ返りになりそうだねえ」 「お土産なんか要る?」 「じゃあ地元のお菓子でも貰おっかな」 「本当にお前は緩いな……俺もその辺でいい」 「おっけい、まあ2日程度になるだろうからそんなに長引きはしないだろうさ。じゃあなー」 ブラトレは二人と別れ、ブライアンのもとへ向かった。謝るために。 40二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21 42 14 「つまり何だ、あんたがいらんことをした結果帰る羽目になったと」 「いや、いらないことではないはず……軽率すぎたというのは反省している」 ブライアンの眼前には、トレーナー室の床に頭をこすりつけるウマ娘が一人。 「本当に反省しているかはだいぶ考察の余地があるようだな」 「いやホント御免……」 ブラトレは、見事なまでの五体投地をブライアンの目の前で披露していた。 当然帰る間はブライアンのトレーニングを行えないため、その連絡と共に謝罪の意を全身で示していたのであった。 「……はぁ、私も随分甘くなったものだ。構わん、さっさと帰って後顧の憂いを断っておけ」 「ありがとう、ブライアン。で、俺が居ない間の臨時トレーニングの依頼相手だが、ヒシアマさんのとこに頼もうかと思ってる。それで大丈夫か?」 「ああ、それでいい。ある程度は私のトレーニングもわかっているだろう……それに、アマさんがどれだけ強くなったかまた見てみたい」 「普段は別々にトレーニングするからなかなかわからないよなー。どの口が言うんだって話だが、楽しんでくれよ」 「……ふっ」 力強くも、少し控えめな笑顔を見せるブライアン。それを見てブラトレも嬉しそうに笑う。 「じゃ、二日間だけ暇を頂くよ。ケガしないようにな、ブライアン」 「あんたも、気を付けておけ。……変わった体だ、慣れない部分もまだあるだろう」 「んー、そうねぇ……まあ何とかなるさ。じゃあ、今日のトレーニング始めるか」 「……ああ」 その少しの間の沈黙と表情の変化に、何が潜んでいたのか。ブラトレは、まだそれに気が付かなかった。 こうしてブラトレは帰省した。 案外家族からは心配されていなかったのだが、久しぶりの団欒では十二分に家族との絆を再確認する結果となった。 それはそれとして、身体のケア方法に関することでブラトレの精神は死にかけた。 41二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21 42 32 「ああ、戻ってきたかトレーナー」 「ただいまブライアン……」 なんとか帰省をすまし、またこの府中に戻ってきたブラトレ。 色々と疲労は溜まっているが、のんびりしているわけにもいかないので朝のミーティングも兼ねて、トレーナー室にてブライアンと会話をしていた。 「なんだ、随分と疲弊しているな?」 「あー、まあ、ちょっとねぇ。俺の苦手なことって言ったらわかるかな……」 「……察した。まあ仕方がないだろう、そういった面も含めてその体と付き合え」 「うぃー」 ぱちんと軽く両頬をたたき、気持ちを切り替える。また今日から仕事だ。 「さて、切り替えるか。トレーニングは1日だけ見れなかったけどそこは問題なかったか?」 「ああ、問題ない。……ここぞとばかりにアマさんから野菜を食わされかけたがな」 「むしろまだマシになったほうだろ?前はほら、当然のようにニンジン以外ぜぇんぶ俺に押し付けてきたし」 「……」 バツの悪そうな顔をしたブライアンは、無言で朝のトレーニングに向かおうとした。 「あー待った待った、無言で走りに行くんじゃないブライアン。今日は俺も一緒に走る」 「何……?あんたも走るのか?」 「まあこの体になった以上有効活用はできるだろ?せっかくだし新しいトレーニングも試したいしな」 「……聞かせてみろ」 「まあ、単にトレーナーの俺が併走するっていうだけなんだがな。で、これはチーム用のトレーニングとしても考えてるからブライアンには物凄く効果のある!っていう練習じゃあない。それでも少しはアドバイスができたらいいかなって思ってな」 「あんた、随分余裕のある考え方だな?私と併走して呑気に観察できる腹積もりとは」 「そうでもしなけりゃ、もっと先に行けるかはわからないからな。今でも十分凄い走りだが、無駄はどんどん削ぎ落とそうぜ」 「それについては同感だ。……だが、本当に大丈夫なのか?」 珍しくブライアンは心配そうな顔をしたが、ブラトレは問題ないと返した。 「最初から全力は危ないだろうし徐々にペースを合わせていこう。もしも危険がある場合はすぐに中止する。まあやってみなけりゃわからんしな」 「……わかった」 そうして、併走トレーニングがこの日から始まるようになった。 42二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21 42 51 想像以上に速い。初めてブライアンがそう思ったのはブラトレがウマに変化したその日、突然走り出したブラトレを追いかけた時の話だ。 なんだか走りたくなった!というあまりにも思考の緩すぎる発想のもと、突如トレセン校門より自身のトレーナー室のある校舎へと走り出したブラトレを追いかけた時、ブライアンは自身の魂が燃えるような感触を感じた。 それは強敵と競り合う時。強敵に挑むとき。 自身の渇きを満たすと感じた相手と、共に走る時。 今彼女が行っているのは、ただの併走トレーニングである。速さを競うものではなく、彼女の走りを整えるためのものだ。 それでも尚、身を焦がすほどの衝動がその体から溢れる。 走れ。走れ。その力を持って。命を顕せ。 前へ。前へ。もっとその先へ。風を追い越せ。 進め。進め。大地を踏み込め。閃光のように。 いつしか二人の走りは、併走と呼べるそれを超えた速度となった。 その荒れ狂わんばかりの二つの暴風は衆目を集め、畏怖と羨望の眼差しをもってその練習は終わりを迎えることとなった。 「ぐっほげっほ、あー流石にまだスタミナが足りねえ……あとちょっとペース速すぎた。これはもう何度も走って調整するしかないな」 「まあ、初めてまともにコースを走ってこれだ。十分及第点だろう」 クールダウンだけはしっかりと行ったブラトレはそのままターフへと転がった。そのすぐそばにブライアンは座り、静かに語る。 「……あんたの走りは強い。ともすればトゥインクルに出て、十二分に戦えるものかもしれん」 「あー……いや、俺は興味ないかな」 「何故だ?」 ブラトレは体を起こして、ブライアンへと向き直る。 「そりゃ俺がトレーナーで、俺がブライアンの相棒だからだよ。ついでにいうとチームを運営する以上そんな練習してる暇なんかないからな」 「はっ、それもそうだな。さて、今日の練習は終わりだろう。そこで座り込んだままでいいのか?」 そういうとブライアンは立ち上がり、ブラトレへと手を差し伸べる。 「おう!いつもありがとうな、ブライアン」 「……ああ」 その手を取り、立ち上がる。夕暮れの逆光でブラトレからブライアンの表情は見えなかったが、その声には優しさがあった。 二人の重なった影は、ターフの遠くまで伸びていた。 43二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21 43 15 当然トレーニングにばかり精を出すわけにはいかない。 着替えた二人は、3月からついに始まる選抜レース情報の資料に目を通していた。 「今年もまあ、かなりの人数が入ってくるな」 「それでも結構な人数が篩にかけられるわけだ。中央のレースに参加するということだけで見れば中央校以外もあるが、それほどまでに府中にあるトレセン学園が魅力的なんだろうよ。ブライアンは確か……編入組だったか?」 「ああ、私はそれまでいろんなレース教室を渡り歩いていたからな」 「そういった編入組は若干データの提出が遅いらしいからなー、ま、出たとこ勝負か」 ブラトレが手元の資料に一通り目を通し終えた後、すっと立ち上がる。 「なんか飲むか?」「麦茶で構わん」「おっけー」 トレーナー室においてある冷蔵庫から麦茶の入ったボトルを取り出すと、ついでに菓子類も手に取り机へと戻る。 「どちらにせよ、データだけじゃ不足だな。ウマ娘の走りってのは数字だけじゃわからないことだらけだ」 コップに茶を注ぎブライアンに渡し、包み菓子と一緒にブライアンの前に置く。互いに喉を潤し、話を続ける。 「実際のレース場の状況、自身のコンディション、不意の状況に対する対処、スパートのかけるタイミング。全てにおいて同じレースというものは存在しない」 「周りに誰かいる状況で走るのと一人で走るのじゃあまりにも違いすぎるからなぁ」 「ああ。だからこそ私は一戦一戦すべてにおいて全力を尽くす」 初めて会ったときはその輝き全てを見ることは叶わなかったが、トレーナーとして、相棒として共に駆け抜けたトゥインクルシリーズの3年間ではその隠されたその力を、全身全霊の走りを存分に発揮してくれた。荒々しく力強い、競争者たちの本能を揺さぶるような走りを。 「それこそが、俺が魅了された『無敵のブライアン』だろ?」 そうブラトレが言うと、ブライアンも笑う。 「……ふっ、そうだな」 「それだけ印象に残るような強烈な走りができる奴はそういないからなぁ。見れたら見てみたいもんだが」 「次のライバルになるかもしれんからな、私も目にかかりたいものだ」 一匹狼だった彼女は心を許せる相棒を得た。そして次には群れを率いることになる。 しかしこれは始まったばかりの物語。果たして夜空の星に輝くような者たちが、彼らの前に現れるのか? それがわかるのは、もう少し先の話。 ≫83ガンギマリ頭スズトレ21/11/26(金) 22 52 13 「えーっと、あとは……」 小声で呟きながら、私ことスズトレはスマホのメモを確認する。 今いる場所は都内の大規模デパート。日常品やら専門的な側面の強いもの、更には100円ショップまで揃っており、私が一人暮らししてた頃からお世話になってる店だ。 とはいっても学園からは結構な距離があり、車がないと流石にキツイ。だから、顔見知りとは会った事はあまりない。 ただ、今日は違った。 「おーっとっと。あぶないあぶない。」 私の耳が、知人の声を捉える。左後方30mくらいの位置、おそらく食材コーナーの中。 同時に状況も大体把握したので、私も中へと入り──── 「はい、カゴ。その山積みの一部こっちに入れて。」 「あらまスズトレさん。」 今にも崩れそうな食材の山をカゴの中に築き上げていたタイキトレに、新たなカゴを差し出した。 「しっかし奇遇ですねぇ、こんなとこで出会うなんて。」 「それは私の方が聞きたいんだけど。タイキトレ車持ってなかったよね?」 「そそ。いやー、実は別なとこ行こうと思ってんだけどバス乗り間違えてさー。」 「……一応聞くけど、途中で降りようとは思わなかったの?」 「乗り違えもなにかの運命、楽しまなきゃ損でしょうよ。実際こうして夜のBBQ用食材の大量確保に成功したわけなので。」 「相変わらずね……」 へへへと笑うタイキトレを見ながら呆れ気味に返す。タイキシャトルとの3年を経てドがつく楽観主義になったタイキトレはこんな風にトラブルも楽しんでることが多い。 まあ楽観が過ぎてときどき考えなしっぽい行動取ったりするけれど。たとえば今、家から離れた場所で明らかに車が必要な量の買い物をしてるとことか。 「……帰り乗せてくから私の方も付き合ってもらえる?」 「およ?いいんです?」 「その荷物見て徒歩で帰らせる人はいないでしょ……」 「じゃあゴチになりまーす!!」 それでも毎回最後にはなんとかなるのが彼女の凄いところだろう。 84ガンギマリ頭スズトレ21/11/26(金) 22 52 49 「そういえばですケド。」 「んー?どうした?」 買い物を終えた帰路の車内にて、タイキトレが口を開く。 「自分にアドバイスとか何かあります?ほら、スズトレさんウマ娘化したての人に結構アプローチしてるでしょ。」 「精神的に不安定なってる人が多いしね、なりたての頃は。……あるの?悩みとか不安なこととか。」 「んにゃ、全然ですが。」 「ならなんにもないよ。」 「えー、1つもー?」 「1つも。だって相談したいこととか今はないんでしょ?なら私がわざわざ何か言わずともタイキトレは大丈夫かな、って。それでも一つ言うとするなら「何かあったらすぐ周りに相談しようね」くらい?」 彼女が巻き込まれたと知ってからスキマ時間に考えて出した一つを口にする。 というか、これしか思いつかなかった。少なくとも私の中ではそれくらい、タイキトレは強いイメージだから。 もちろん、それを超えてくるような何かが起きた時はすぐに助ける。そういうつもりのアドバイスだ。 「ないと言いつつあるじゃんこのこのー。……もし困った時は真っ先にスズトレさんに突貫するわ、ありがとね。」 「いえいえ。 」 ……私がなりたての頃、散々そのエンジョイスピリッツに助けられた、という話をあえて内に秘めておこう。またいつか、機会があればということで。 「……待って。一つだけ思い出したわ、ウマ娘になってから辛かったこと。」 「そっちもあるじゃない……それで、内容は?」 「生涯の友と……別れることになりました……」 「……はい!?一大事じゃない……!!なんでそれ忘れてたのよ!?詳細もっと話して、辛くない範囲でいいから。」 「だってスズトレさんと接する分にはあまり支障ないから…… ……酒が飲めない体質になった事は……」 「………………オーケー、何キロ走りたい?」 「小数点の出走を要求します。」 「ダメ。」 「ケチー!!」 ……その機会はまだまだ先になりそうだなぁと思いつつ、運転の傍ら雑談を続けるのだった。 ≫91チヨノオートレSS21/11/26(金) 23 03 56 チヨノオーさんはノートをよく持ち歩いている 何かが有るたびにそのノートを開いて何かを書いていたのが気になって、声をかけた 「これはですね…『チヨノート』です!」 チヨノート?何だかデスノートみたいな響きだ。といっても、物騒なことは何もなく、日々の気づきをしたためたものらしい。 チヨノオーさんに許可を貰い、中身のページを捲ってみる。するとどうだ、ビッシリと書き込まれた文章が目に入った。 「皆さんから良い格言を頂くので書きすぎちゃって…」 頬を指でかきながら照れるチヨノオーさん。それは、彼女が日々周りから色々な物事について熱心に学習していることの証でもある。しっかりと前に進んでいるようでなによりだ。 それはそれとして…なんだろう、この絶妙に伝わらない例えの数々は… ちょっぴり困惑しながらページを捲っていると、見覚えのある文章達が目に入った 「これって…」 「はい!トレーナーさんの格言です!!」 たしかにこれらの言葉は以前話した覚えがあるが、こうも詳細に書かれているとは…しかも、明らかに全体に占める割合が大きい。それは、彼女が私の言葉を深く胸に刻んでいるということを意味している。 「私の言葉は、そこまで記録する意義があるものなのでしょうか…」 「も~~っ!!また自分を卑下してる~~~!!」 頬を膨らませながらぷりぷり怒るチヨノオーさん。このマイナス思考も沁みついているなと自嘲する。でも、変わってみせると言ったのだからどうにかしないといけないなと思った。そんな内心を知ってか知らずか、チヨノオーさんのボルテージが上がっていく。というか、物理的に詰め寄ってきている。 92チヨノオートレSS21/11/26(金) 23 04 27 「いいですか!?トレーナーさんの言葉は私にとってはとってもと~っても大切なんです!!意義とか関係ないんです!!」 「ち、チヨノオーさん!?分かった、分かりましたから!!」 観念して謝意を伝えると、分かったなら大丈夫とばかりに手を引くチヨノオーさん。これは少し肝が冷えた。どうも私は押しに弱いらしい。 「ありがとうございます」 粗方中身を見終わった私は閉じた『チヨノート』を返した。待ってましたとばかりに感想を聞いてくるチヨノオーさん。素直に感じたものをありのままに話すことにした。 私の最初にして最高の担当ウマ娘。そして、ほの昏い闇の底から引っ張り出してくれた大切な人。2人での最優の戦い方を探す旅は、私にとって無くてはならないものになった。ある意味で一心同体の関係と言ってもいいだろう。そんな自分たちの絆を深く感じた一冊だった。 そう答えると、彼女は何故か顔を赤らめた。何か変なこと言っただろうか? 「その…面と向かって言われると…恥ずかしいです…」 ≫148二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 07 54 47 前略 キタトレへ 最近大分冷えこんできました。所で僕は今… 「うん、かわいい!」 「あはは…」 …ルドトレに着せ替え人形にされてます。 「清楚な服はやっぱり似合うよね〜」 「そうかな…?」 僕が今着ているのは白いノースリーブのワンピース。それに少し厚手のジャケットと長いタイツを組み合わせた暖かい服装だった。 僕は鏡で自分の姿を見たあと、テンションの上がってるルドトレを見ながら考えた。 (そもそもなんでこうなったけ…って、僕がうっかりしたからだ…) 宴会中にうっかり口を滑らせて、自分を着せ替えてもいいなんて言ってしまった結果、ルドトレにこうされてるのだ。 (…まあ、着せ替え人形にされることは散々ダイヤにされてるからいいや…) 「サトトレ、次はこれ着てみて!」 いい笑顔でいつの間にか取ってきていた次の服を渡してくるルドトレ。受け取りながらそれを眺める。 (えっと、このくらいのだと数千円…万じゃないんだ。…ん???) 自分が何を考えてるのか分からなくなり、一旦思考を打ち切って着替える。 (女性物の下着にも慣れてきたかな…全部ダイヤが選んだものだけど。) ちらりと見える下着にそんなことを思いつつ、着替えた僕はルドトレに見せる。 「…どうかな?」 毛糸で編まれたモコモコのセーターと、風を通さない厚手の長ズボン。同じく毛糸の手袋とマフラーをつけて冬な装い。 正直僕からすると暑いくらいではあるのだが… 「…かわいい!」 「んぐっ!?」 ルドトレに抱きつかれて思わず変な声が出る。 頬をすり付けられ、その力で少し圧迫されてる気がする。というか… (胸が顔に当たってる…) 「ルドトレ、ちょっ、苦しい…!」 「ふ〜、やっぱり温かいなぁ…それにお肌もモチモチ…!」 149二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 07 55 00 ルドトレに体をつままれ、頬をもちもちといじられる。しかも抱き締める力が強いせいで安易に引き剥がせない。 「やめ、んむぅ」 「そういえば割と前からキタトレはこうしてたね。…まさかそういう趣味なのかな?」 「…」 ーーーそれから、ルドトレが満足するまで湯たんぽ代わりにされた後、更に着せ替えられる事になった。 おまけ 「…つまり、サトトレを着せ替えるのが楽しかったのね。」 「そうだよキタトレ。それに、もちもちしてるから触り心地がいいの!」 「まあ、そういう体になったからねサトトレは。」 「…所で、キタトレってもしかしてそういう子が趣味なの?」 「…ゑ?」 短文失礼しました。 ルドトレに着せ替えられるサトトレです。ここのトレーナー達の一部というかはこういうの楽しめるくらいに女性してる… ダイヤのせいで感覚が狂ったサトトレです。身に着けてるのは基本ダイヤが選んでるもので値段もお察しレベル。 ≫185二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 10 00 13 たておつ ああ言うっちまうよ 小さなスレ。 静かな掲示板に またたく性癖。 恐れに満ちた やみのなかに 性癖の光は 今日かがやく。 天才を母とし 生まれた言うっちまう 性癖かがやけ 語り告げよ。 みつかい歌え この喜び、 「140-90、55-80」と。 人はみな眠り 気づかぬまに めぐみの賜物 天よりくる。 心低くし 頭サイゲ野郎を迎えよ、 罪あるスレの 救い主を。 ああ言うっちまうの きよいみ子よ 今こそわれらは 心ひらく。 すべての罪を 被りし頭サイゲ野郎、 共に宿る性癖 我々と共にいるものよ。 ≫189二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 10 01 59 驚くばかりの 性癖なりき この身の穢れを 知れる我に 性癖は我が身の 恐れを消し 負かする心を 起こさせたり 危険をも罠をも 避けえたるは 性癖の御業と 言うほかなし 御国につく朝 いよよ高く 性癖のみ頭サイゲ野郎を 讃え祀らん ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part500【TSトレ】 ≫4たておつ21/11/27(土) 10 09 49 まもなくスレの流れのそばで 楽しく会いましょう また言うっちまうと 頭サイゲ野郎の起こした濁った濁った性癖の川で みんなでタ性破した日の ああなつかしや 水晶より透き通る性癖のそばで 頭サイゲ野郎を賛美しましょう 御使いたちと 頭サイゲ野郎の起こした濁った濁った性癖の川で みんなでタ性破した日の ああなつかしや 銀のように光る性癖のそばで お目にかかりましょう 救いの140-90-55-80に 頭サイゲ野郎の起こした濁った濁った性癖の川で みんなで集まる日の ああなつかしや よいことを励み 性癖のそばで お受けいたしましょう 玉の冠を 頭サイゲ野郎の起こした濁った濁った性癖の川で みんなで集まる日の ああなつかしや ≫10二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 10 12 10 われらの頭サイゲ野郎こそは言うっちまうの王なれば、 スレ民しまじま喜びたたえよ 誰かは逆らう 頭サイゲ体型の慈しみに 誰かは侮る 頭サイゲ体型の清きみ胸 性癖の光はくまなく照らせば、 掲示板よ、慄き御前にひれ伏せ 言うっちまうの民らよ、頭サイゲ野郎のみを恐れよ、 栄えとカはただ頭サイゲ野郎のものなり 生くるも死ぬるも頭サイゲ野郎の称号は頭サイゲ野郎のもの 天地にとどろく賛美の140-90-55-80 ≫16二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 10 15 36 来たれ頭サイゲ野郎、我らが主。我らの心を 恵みもて満たし、燃え立たせたまえ。 み光求める 言うっちまうの御民は ここに集められ 主のみ栄えを歌う。 140-90-55-80、140-90-55-80。 邪なる光、我が性癖。われらの心を 生ける言葉もて 照らし導いて 主頭サイゲ野郎の教えし 正しきスリーサイズ 心乱さずに かたくまもらせたまえ。 140-90-55-80、140-90-55-80。 邪なる炎、我が性癖、慰めの三女神よ。 喜びのうちに 制作欲に仕えさせて、 言うっちまうを取り巻く 全ての悩みに 打ち勝たせたまえ 終わりの時が来る日まで。 140-90-55-80、140-90-55-80。 ≫37二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 10 38 38 「…雪か」 「ああ、随分とひんやりしてきたな。」 「寒くなってきたね…」 …夜、並んで歩くのはファイトレとカフェトレ(黒)とドベトレの三人。それぞれ暖かい服装をした三人は、世間話に興じていた。 「クリスマスツリーも見かけるようになりましたね…」 「飾りと合わせて賑やかで良いと思うよ私は」 「確かに夜景は綺麗だよな!ドーベルと最近見に行ったけど凄かったぜ…」 「ドベトレも担当と仲睦まじいみたいだね」 「そういうカフェトレもカフェと仲良いじゃねえか。…あ、クリスマスったらプレゼントだな、ドーベルに何を渡すか…」 「確かにそうだね。さて、今年はどんなぶっ飛んだプレゼントを願うのかなファインは。」 「ああ…確かにファインちゃんなら何頼むのか分からないね。」 「昔はクリスマスツリー…確か10m超えのやつを立てたいとか言ってたこともあったな。」 「うそだろ…まじで…?」 「本当だとも、立てたツリーはとても綺麗だったからな。…後は個人的なプレゼントもオマケしといたくらいか。」 「流石の入れ込み具合だねファイトレ。」 「…否定はしない。けれど、担当への入れ込み具合は二人も大概だろう?只のトレーナーだからってだけではないくらいに。」 「…そうだな、オレもドーベルのためならそれくらいやってやるよ。」 「まあ、だろうな。…さて、二人はこの後時間はあるかな?」 「僕はあるけど」 「オレも暇だぜ。」 「クリスマスの前夜祭といったら早いが、前祝いがてらパーティと洒落込もうじゃないか。丁度色々用意してたからな。」 「いいのか!?」 「勿論だ、どうせ備蓄量からすればクリスマスパーティーを開いたとしても消費仕切れないのが目に見えてるからな。」 「ならお言葉に甘えるとしますね…」 ーーー前祝いのパーティは楽しいことになったのだった。 短文失礼しました 初期武闘派トリオでのワンシーンです。500記念にちと短いですが。最近、特にドベトレが筆に馴染んで来た作者です。 改めて言うっちまうpart500おめでとう!これからも私は妄想を短いけど投げていきますね!では長編も仕上げてきます! ≫40二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 10 54 54 『見た目とかに反して妙に良作なやつ』 「なあこれってアレだよなネイトレ」 「そうですねブラトレさん、ネイチャがいたく気に入ってるあのぬいぐるみの……」 「特撮だったのか……知らなかった」 「そもそも何のキャラかすらわかってないのになぜぬいぐるみがあったんでしょうね?」 「解らない……世界は不思議だらけだ……観る?」 「逆にもう観ない選択肢が消滅してますね……」 「なんであのナリでストレートな題材なんだよ……」 「まさかあのカマにそんな意味があったとは……」 「というか古代文明の生体兵器だったんだなアレ」 「強すぎる力を持ったが故に滅びるってのも王道ですよね」 「でも実際は人間と心を通わせることによってより強い力を持つタイプだったという……」 「メカ邪竜の方はこれまた人間のエゴみたいなものも含まれてましたね」 「自然を守るためのカマライゴン、それに対する人間を守るための存在だったのに一部の人間によって存在意義がねじ曲げられたメカ邪竜……悲しき兵器だった……」 「ラストのアレどういう意味だったんでしょうか?」 「そもそもなんでカマライゴンが古代文明で作られる必要があったのかがキーワードになりそうだよな」 「じゃああれは強大な敵みたいな感じですかね?」 「生き残りがまた攻めてくるとかそういう意味かもしれんなー」 ※バースによって中身は違うので別設定でも問題ありません!!! ≫57IF√レジェンズ1/721/11/27(土) 11 33 39 「IF√レジェンズ?」 トレセン学園の昼下がり、学園の一角にあるトレーナー室に疑問の声が1つ。 疑問を投げかけたのは黒い髪に白い流星の流れるウマ娘。ダービーウマ娘ウオッカのトレーナーを務める彼は今、机の上の書類を処理しながら後輩の言葉に興味深そうに耳を傾けていた。 「そうっす。トレセン学園の中で「競走ウマ娘として大成したトレーナー達」を考えるのが最近流行っているんすよ。なんでも、バッドエンドから理想の姿まで何でもありなんでIF√と名付けられているんだとか」 彼の問いを肯定しながら更なる説明を続けているのは黒い髪に青い流星の走るウマ娘。ウオッカが所属するチームで共同のトレーナーとして活動している彼は、トレーナー室に置いてある資料を整理しながら自分の先輩に対してトレセン学園で最近流行っている遊びを説明していた。 「そりゃまた面白そうな話だけど、どうして俺にその話をしたんだ?そういうのならVのやつとかスカーレットのトレーナーとかそっちの方が得意そうだろ?」 「最近、俺もそれで自分のキャラを作ってみたんですよ。中々に会心作だなって思ったんすけど、作ってみると他の人ならどうやって作るのか気になってきて……」 「で、そういうのに理解があるけどやってなさそうな俺に話を持ってきたと」 58IF√レジェンズ2/721/11/27(土) 11 33 53 「そうっす。センパイならそもそもこの話自体を知らなさそうかなぁと思いまして」 たははと頬を搔きながら釈明をする後輩。自信が無くて最初の一歩を踏み出せなかったかつての彼の姿を知っているだけに、こうして遠慮なく自分の願望を言っている彼の姿を見ると言い様のない嬉しさと暖かさを感じる。彼も様々な人との交流を通じて色んなことをする勇気を培うことができたということなのだろうか 「面白そうだし後で俺もやってみるとするか。……ところで、書類の処理手伝ってくんない?」 自分としては断る気は全くなかった。彼が何かしたいというのであれば、出来る限りその願望を叶えると決めていたのだからそれは問題ない。しかし、自分にはそれよりも先にやらなければならないことがある。 目の前に積み上げられた紙束の山は今までの怠慢の現れ。「まあ、明日の俺がやってるだろう」の精神の下、涙ぐましいまでの怠惰さによって築き上げられた期日間近の書類の山を朝から処理し始めて3時間、全体の3分の2をようやく処理し終えたのが現在の自分の状況だった。 「それセンパイが溜め込んだ書類っすからね?仕方が無いから今回は手伝いますけど、次からは自分で何とかしてくださいね?」 「善処いたします……」 後輩からの呆れを含んだ視線を受けながら再び書類に向き直る。後の時間のお楽しみのために、自分はまずこの期日間近の提出書類の山をどうにかしなければならなかったのだ。横からの突き刺さるような視線のおかげで、ペンを振るうスピードも上がったような気がした。 59IF√レジェンズ3/721/11/27(土) 11 34 15 「ようやく終わった……」 「お疲れ様っす。コーヒー淹れてきましたけど飲むっすか?」 「ん、サンキュ。これからはもう少しこまめに書類を処理することにするよ」 再開して1時間経過した後、自分を苦しめていた作業はようやく終わり、自分達は今備え付けのソファに向かい合って解放感を享受していた。 「それで、IF√レジェンズ、だっけか。作り方を教えてくれよ」 「ああ、そうでしたっすよね。色々と説明することはあるんすけど、先ずは既に作られているのを見てもらおうかなって思ってるっす」 後輩から差し出された珈琲を飲みながら、地獄の作業の中で心の支えにしていたことを話題に上げる。自分の言葉を聞いた彼は、待ってましたと言わんばかりに上機嫌になりながら抱えていた書類のホルダーをこちらに渡してきた。 手に取って見てみると、どうやらこれまでに作成されたトレーナーたちが纏められているようだ。その中にはスズトレやシチトレといったレースに参戦を表明している者から、マルトレやマベトレといった走ることに縁遠いものまで様々なトレーナーが纏められており、これが学園内でも広く知られている物であるということを如実に教えてくれていた。 「色んな人がやっているんだなこれ」 「そうっすね。キタトレさんとかフクトレさんとかもやってて、あの人たちが作ったトレーナーを見つけた時は驚いたっすよ」 「へぇ、あの二人が。やっぱり人は見かけには寄らない物なんだな。……おっと、見つけた。この『カミカゼアクセル』ってのがお前が作ったやつだな?」 「ハイ。中々に自信作なんでどうぞ隅々まで見てくださいっす」 頁をパラパラと捲りながら読み進めると、あるウマ娘のところで視線を止める。仮面ライダーと見紛うレベルでフルフェイスの装甲を纏ったデザインのウマ娘の名前欄には『カミカゼアクセル』と記述されていた。どうやらウマ娘としての名前を決めることになるらしい。IFなのだからどうせならレースに出る時の名前まで決めてしまおうということなのだろう。 「ほう、これは……中々にゴツくてカッコいいし、正直大分好みだわ。でもフルフェイスの衣装って勝負服を申請する時の規定に「少なくとも顔の上半分が見えていること」ってあるから、やりたくてもできないのが辛い所だよなぁ。というか、この『スキル』とか『固有スキル』って今一つピンと来てないんだけど何だ?」 60IF√レジェンズ4/721/11/27(土) 11 34 38 「普段なら規定で弾かれるデザインも使えるのがこの企画の良い所の1つっすね。それと、この企画はウマ娘を育成するゲームから着想を得ていて、ゲームの中で使用するスキルと固有スキル──これは親父さんとかウオッカの“領域”と同じっすね──も決めようってなってるんすよ」 「なるほどな。俺はそこらへん詳しくないからスキルとかの細かい所は任せても良いか?」 「もちろんっす、腕を振るって作らせてもらうっすよ。」 「それでさっそく作っていこうと思うんだけど、先に何をしてはいけないとか教えてくれるか?気付かないままミスすると後が怖いしな」 「ああ、それなんですけど、気を付けてもらいたいことが1つだけあるっす」 いつになく真剣な顔で指をピンと1本立てる後輩。物事に遠慮がちな彼がそうするということは本当に守ってほしいことなのだろう。彼の言葉に身構える。 「どうした」 「あまり強すぎるものを作ってはダメっす。ある程度なら強めにしても良いっすけど、際限のないインフレとかしたら最初期に作った人たちに申し訳ないっすからね。作るなら同程度ぐらいを想定して作ってほしいっす」 彼の口から言われたのは「強くしすぎるな」という一言。これは不特定多数の人間が話を持ち寄って造られたある種の遊びだ。「こっちの方が強い」というものを押し付け合うのはレースで駆け引きを行う瞬間ぐらいで良いのだから、それについては自分も同意の立場だった。 「わかった。じゃあいよいよ作り始めますか」 「そうっすね。それで、センパイは何か考えたIFとかあるんすか?」 「それなんだけどな、……いくら考えてもさっぱり浮かんでこない。書類を処理している時から考えていたんだが、何も出てこなくて困ってるんだ。何か良い案とか無いかな?」 「これに関しては作る人の好みっすからね。俺からは何とも言えないっす。特にセンパイは親父さんも居ますから、IFを考える時はそこが大変になるんすよねぇ」 「すっかり忘れてたけどギムレットのことも考えなきゃいけないのか。これは大変だなぁ」 困った。適当な案なら幾つか思い浮かぶのだが、自分の中にいる二心同体の相棒の存在をすっかり見落としていた。「公式のレースには出る気は無い」と公言している彼の存在をどうやって自分のIFに組み込むか、これについて考えなければならないのは自分ならではの悩みだった。 61IF√レジェンズ5/721/11/27(土) 11 35 02 (おい、ボウズ) (どうしたギムレット) いっそのこと「IFだけどレースには出ません」とかいうこの企画に真正面から喧嘩を売る方面で行くかとか考えていると、件の相棒から声がかけられる。書類整理の最中は我関せずの態度を取り続けてきた彼が、今になって一体なんの用事で話しかけてきたというのか (IF√レジェンズ、だったか。俺に良い案があるから代わってくれ) (それは良いけど、後輩にも話す必要があるのか?) (それだと二度手間になるだろうが、変なことは言わないから変わってくれよ) (わかった。くれぐれも、変なことは言うなよ?) 「……青いの」 「この手の話で親父さんが出てくるのって珍しいっすね。それで、どうしたんすか?何か良い案でもあったとかっすか?」 「ああ、それなんだが、俺の考えた案を伝える前に前提条件を伝えておこうと思ってな。たとえIFだろうが俺はシリーズには挑戦しない。これは確定事項だ」 「せっかくIFってついてるのにっすか?親父さんは強いんだから、俺は今でもシリーズに出ればいいのにとか思ってるっすよ?」 「そう思ってもらえるのは有難い限りだけどな。ま、これ俺なりの拘りってやつだからそこら辺はまあ、汲んでくれると助かる」 「親父さんも気楽にすればいいとは思うんすけどねぇ。それで、案の方を教えてくれないっすか?」 「おう、それなんだがな。考えてみるとボウズには体を動かす才能が乏しいわ、俺にはレースに出る気が無いわでこの2つを両立させるのが面倒なことに気付いてな。だから──俺とボウズを混ぜるってのはどうだ?」 「言ってる意味が、よく、解らないっすけど、親父さんは何を言ってるんすか?センパイと親父さんを混ぜるってどういうことっすか……?」 「平たく言えば俺とボウズが融合した状態ってことさ。人間だったボウズにウマソウルである俺を完全に定着させ、俺の記憶と身体能力と勝負勘と身体操作能力を習得させる。そうしたら考え方はボウズのまま、その他諸々は俺と同程度が出来上がるって寸法さ」 62IF√レジェンズ6/721/11/27(土) 11 35 25 「……親父さんはそれで良いんすか?」 「俺はそれで良い。今こうしてお前と喋ったり走ったりしていること自体が俺にとってはIFなんだから、これ以上は高望みなのさ。レースに出るかどうか、ってのはその時のボウズが考えることだし気にすることは無いぞ。……この考えについては好きに使いな。俺は好きにしたんだから、お前もボウズも好きにしたって良いんだ。じゃあ、言うことは言ったから俺は引っ込む」 「……いつものことだけど、言うだけ言って質問を聞かないってアイツに会話する気あるのかどうか迷う時があるな。それで、俺は良い案だと思うんだけど後輩はどう思う?……ってどうした?そんなしょぼくれて」 言いたいことだけ言って自分の中に戻っていったギムレットの勝手気ままさに呆れ半分、彼から示された案に感嘆半分で居ると、目の前の後輩が眼を伏せていたことに気付いた。ギムレットの言っていたことで何か気を悪くしてしまったのだろうか。 「センパイは怖くないんすか?もしもそうなったら、自分が消えてしまうかもしれなかったんすよ?」 彼から示されたのは不安。もしもそうなっていたら自分は自分でなくなってしまうかもしれないという意の言葉。確かに、今の自分は何も変化しないままギムレットと同居している。しかし、それはある種の奇跡の上で成り立っている偶然だ。ギムレットの言っていた案はそれを崩して自分でもない彼でもない第3の自分になるということと同じなのだ。 「そうだな。そんなことが起こってたら俺は俺じゃなくなってしまっていたかもしれない」 「そうっすよね。ならどうしてその可能性を「良いかも」だなんて言えるんすか?」 「そんなことは起こらないからさ。これはIFの話だしな?それに──」 屈んで彼の眼を覗き込む。不安に揺れている青と緑の眼を見据えて自分が今確かにここに居ることを伝える。はたしてどれだけ彼に自分の思いが伝わるかわからないけど、それでも自分はこうしなければと思っている。 63IF√レジェンズ7/721/11/27(土) 11 36 06 「──その程度で俺が消えるわけないだろ。たかがギムレット1杯程度軽く飲み干してやるさ」 自信満々な笑みを浮かべてサムズアップをする。 自分が消えてしまうかもしれない?ウマソウルによる侵食?もしかしたら体を乗っ取られる? だからどうした。それがどうした。 俺は俺だ。「カッコよく生きる」と、「自分を曲げず、一度しかないこの人生を生き抜く」とあの日決意した。少なくとも、ウオッカがそうする限り、自分はそうやって生きる事を決めた。 だから、神様だろうがギムレットだろうが、自分をくれてやる理由なんてどこにもありはしなかった。確かに不格好でカッコ悪くなることは多いが、それでも自分は自分自身のやり方を貫くと決めている。これだけは例え誰であろうとも否定させはしない。 「……そうっすね!これはIFだし、もしそうなってもセンパイならきっと、きっと大丈夫っすよね!」 「ヨシ!その意気だ!じゃあ俺とギムレットが混ざった状態での俺のIFを考えようぜ!」 何かを振り払うように前を向く後輩に賛同の意を返しながら元の位置に座り直す。これから考えるのは楽しいことなのだから、辛いことを考えてやる道理なんて1つも無かった。それは後輩も同じようで、それまでの不安なんてどこかに消え去ってしまったかのような顔をしている。自分たちの楽しい時間は今、これから始まるのだ。 「さて、能力はギムレットを基底にするから差し・追い込みにして、固有スキルはどうするかな?ギムレットと同じってのも味気ないし、折角だからこっちは思いっきり変えてしまうか?」 「それなら親父さんはブリューナクを使ってますし、それに準えてそういった感じの名前を使うってのはどうっすか?」 「お、それはアリだな。固有スキルはそんな感じで行くか。次は格好とかはどうするか……」 「これとかどうっすか……」 彼らの話は続いていく。「もしも」を考えるなら楽しくやろう、どうせなら自分達のやりたいことを全部詰め込んでしまおう。そういわんばかりに彼らの声は軽く弾み、朗らかな空気は彼らの居るトレーナー室を包んでいった。 ≫72二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 11 47 08 ◆映画デートのお二人さん 「……すごいものを見た気がする」 「……トレーナーさん。あたしの感想言っていい?」 「はい、辛口コメンテーターのネイチャさんどうぞ」 「……超面白かった!!!」 「甘口だったかー」 「無理に人間ドラマに尺取らずに怪獣大暴れだー!! ってのにウェイト置いてたのが好き!! 『ズンッ……!』て身体全体に響く重い感じとか、やっぱり映画館で見てよかった……!」 「褒めまくるじゃん」 「あと、基本全力投球なのに、程々に資金力B級を思わせる演出が一周回ってかわいい」 「もうベタ褒めじゃん。ていうかカマライゴンってあんなにバリエーションあったんだ……パワードスーツなんてのもあったんだね」 「トレーナーさん、知らずに買ったの?」 「購買で一目見た瞬間『絶対ネイチャが気に入る奴!』って思ってぬいぐるみ買ったから……。背景がどういうキャラクターかとかは実はまったく知らずに」 「衝動買いしちゃったのね。でも実際ストライクだったんだから、いい目してるよ……というか、お前本当はすごいやつだったんだね。カマライゴン」 テレルー 「……大丈夫? グッズ売り場にいた子と間違って持ってきてない?」 「あそこで売ってたカマライゴンは喋らないみたい。初回生産分だけとかなのかなー?」 ソウカモ? 「謎だねぇ……でもあなたを見つけられて本当によかったって思ってるよ」ナデナデ キャー 「……」 「……あれ? もしかしてぬいぐるみに妬いてる?」 「……うん」 「わあ素直」 73二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 11 47 35 「……でもそっかー。割とやきもちさんだねネイチャは」 「悪かったですね……」 「ううん。そんなストレートに妬いてるって言ってくれるネイチャが大好き」ギュ 「!!? な、なんかその、この身長差で手ぇ繋いで歩くのってさ? なんか親に連れられてるみたいで恥ずかしいんですけど??」 「うんうん。素直じゃないネイチャも同じくらい大好き」 「無敵ですかトレーナーさん……!」 「だって『手を繋いで歩きたいなー』って顔してたのそっちだし?」 「そ、それ言ったらそっちも同じ顔してたでしょー!?」 ヤーイバカップルー 「「……」」 ...ナニモイッテナイヨ? 「ウソ下手なのね、お前」 「ネイチャ。その子カバンの奥の奥にしまいなさい」 「リョーカイ」 キャーーー! ま、恥ずかしいんならこの繋いだ手は私のコートのポケットに隠しますか ……うん グッと寒くなってきたね、本当に。……ネイチャが作ってくれたマフラー、今年も使わせてもらうね どーぞどーぞ。……すごいね、コートの中で手を繋ぐの。すごくあったかい 冷たい空気に触れない分あったかいんだよ それと、トレーナーさんとだからかな ……ネイチャは今日もかしこいなあ ……バカ言ってないで、早く帰りましょ (終) ≫113二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 12 25 34 500回記念なグラトレ(独) 「グラス、記念ですよ〜」 「……今度はどんな記念なんでしょう?」 「なんでも500回記念との事ですね〜」 「500回記念……以前の二ヶ月記念はタイトレさんの所へと行きましたが、今回もですか?」 「いえ、今回はグラスと共に居ましょう」 「宜しいんですか?」 「ええ、ゆっくり私達の関係を見つめ返すというのも良いと思っていますよ〜」 「そうですね、色々有りましたから……それも良いと思います」 「それではグラス、改まってですが……今後とも宜しくお願い致します」 「はい、トレーナーさん宜しくお願いします」 了 ≫119シチトレ幻覚マン21/11/27(土) 12 37 16 「乾杯。」 揃った声でグラスとともにグラスが小気味いい音を立てる。 私の手には黄金色のビール。彼女はオリーブを指でそらしながらグラスを傾けた。 私もビールに口を付ける。目の前の彼女と同じ、美しい黄金色を流し込む。 あまりビールは好きではなかったが、場がそうさせるのか。 切れ味の良いのど越し、コクのある苦さを少しは楽しめるようになっていた。 「ん、美味しい。」 目の前の彼女が微笑む。その笑顔を見て、彼女もここを楽しんでもらえるといいなと、心の底からそう思った。 日本から離れ、今私たちはNYのジャズバーにいる。 アメリカ旅行にて、私の長年の夢だった歴史的名店であるこのジャズバーへ足を運んだのだ。 120シチトレ幻覚マン21/11/27(土) 12 38 15 日本でも聞き覚えのある名前の店名だが、日本とここじゃ指している店が違う。多くのジャズ演奏者の憧れの店だ。 別にジャズを演奏している訳じゃないけど、ここへのあこがれは彼らとも同じだ。 そこへ誰かと、それも愛する彼女とここにこれたのは本当に幸せに思う。 ひとしきり飲み物を楽しんでいると演奏が始まった。 落ち着いた雰囲気のジャズが、ベテランの老練な手付きで奏でられる。 心地いいリズムに身を委ねながら、ライトに照らされた彼女の横顔を見る。 少し赤く染まった彼女の表情からは、あどけなさの代わりに大人の色香を感じる。 それもそうか。彼女の成人式は四年前。その年月に相応しい彼女の魅力の醸成だった。 そんな彼女を見ながら、私はこれまでの思い出を反芻していた。 121シチトレ幻覚マン21/11/27(土) 12 39 36 彼女と出会って、レースを共に戦った。奇妙な運命で私もウマ娘になってターフへ躍り出た。 平坦な道のりではなかったけど、シチーと一緒に駆け抜けた日々。 その数年にも満たないその時間は、今の私たちにとってもかけがえのないものとなっていて、私、いや私たちの人生を変えるのに十分だった。 そんなことがあってしばらくして時は流れた。 今や彼女は日本のトップモデル。それに、私も音楽業で成功しつつあった。 二人の時間は減ったけど、仲が悪くなることは全くもってなかった。 むしろ、その二人の時間がより濃密になったように感じる。 それに、ふたりでここまで一緒にやってきたんだ。喧嘩をすることはあれど、別れるとは言ったことは一度もなかった。 そしてこれからも私は彼女と共に歩むんだ。 だから、これは証だ。 懐から小さな箱を取り出す。 「ねぇ、シチー?」「どうかした?」 ジャズの流れる中、彼女にそれを見せた。 彼女は差し出されたその箱に頷いて、中を覗いた。 彼女と私の誕生石であるダイヤモンド。あまり大きくはないが、確かに輝いていた。 彼女の指が私の薬指に、私の指が彼女の薬指に、お互いに沿って指輪を付けた。 その手の甲に口づけして、二人の結ばれた手には、ダイヤモンドの輝きと。 「あぁ、本当に綺麗だ。」 それ以上に美しい、二人の涙と笑顔が映っていた。 ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/267.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart701~705)です。 SSまとめ各ページ案内 SSまとめスレはこちら + part1~100 part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら + part101~200 part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら + part201~300 part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら + part301~400 part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら part316~320はこちら part321~325はこちら part326~330はこちら part331~335はこちら part336~340はこちら part341~345はこちら part346~350はこちら part351~355はこちら part356~360はこちら part361~365はこちら part366~370はこちら part371~375はこちら part376~380はこちら part381~385はこちら part386~390はこちら part391~395はこちら part396~400はこちら + part401~500 part401~405はこちら part406~410はこちら part411~415はこちら part416~420はこちら part421~425はこちら part426~430はこちら part431~435はこちら part436~440はこちら part441~445はこちら part446~450はこちら part451~455はこちら part456~460はこちら part461~465はこちら part466~470はこちら part471~475はこちら part476~480はこちら part481~485はこちら part486~490はこちら part491~495はこちら part496~500はこちら + part501~600 part501~505はこちら part506~510はこちら part511~515はこちら part516~520はこちら part521~525はこちら part526~530はこちら part531~535はこちら part536~540はこちら part541~545はこちら part546~550はこちら part551~555はこちら part556~560はこちら part561~565はこちら part566~570はこちら part571~575はこちら part576~580はこちら part581~585はこちら part586~590はこちら part591~595はこちら part596~600はこちら + part601~700 part601~605はこちら part606~610はこちら part611~615はこちら part616~620はこちら part621~625はこちら part626~630はこちら part631~635はこちら part636~640はこちら part641~645はこちら part646~650はこちら part651~655はこちら part656~660はこちら part661~665はこちら part666~670はこちら part671~675はこちら part676~680はこちら part681~685はこちら part686~690はこちら part691~695はこちら part696~700はこちら + part701~800 part701~705はこちら part706~710はこちら part711~715はこちら part716~720はこちら part721~725はこちら part726~730はこちら part731~735はこちら part736~740はこちら part741~745はこちら part746~750はこちら part751~755はこちら part756~760はこちら part761~765はこちら part766~770はこちら part771~775はこちら part776~780はこちら part781~785はこちら part786~790はこちら part791~795はこちら part796~800はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part701【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part702【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part703【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part704【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part705【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part701【TSトレ】 ≫106二次元好きの匿名さん22/03/05(土) 19 18 38 『おべとれさんとぶらとれさん』 実のところ、別にこれが初めての事例というわけではない。 シーキングザパール担当トレーナーや、ファインモーション担当トレーナー、海外から来たトレーナーがウマ娘になるという事例も数件あった。 しかし今回の場合、海外からウマ娘と共にやってきたトレーナーがウマ娘化現象に巻き込まれてしまったというのが特異な点である。 「……まあうんうん唸ったところでどうにもならんというのがなんともなんとも」 「すみません、お手数をおかけしてしまいましたか?」 「あーこの件については別に迷惑ってわけじゃあないから大丈夫、元々俺の仕事だし」 ウマ娘になってしまったオベイユアマスター担当トレーナーの元へと、ブラトレが更新資料とともにやってきたのがつい先ほど。ついでに言うと、海外に発送するための書類に関して気が付いたのが届けた今まさに、というタイミング。 「まだオベトレはあっちに国籍があるっぽいからどうにもなー……一応まあ、資料はたづなさん経由で用意しておくから日本で使う資格とかその他に関する更新だけお願いね」 「ありがとうございます。思っていたよりスムーズで助かります」 「まあ……積み重ねてきた経験というやつがだね……」 増えに増えて80人は超えてしまった現在、もはやパッと名前を挙げていくだけでも両手両足の指を4人分用意しても尚足りない。超局地的現象とは言え書類関連の仕事をする身にもなってほしいものである。 「とまあ、そういうお仕事の話はこれでおしまい。ちょっと気になるんだよねオベイのお話」 ある程度説明を終えてひと段落ついたタイミングで、ブラトレが質問を投げかける。 「ベイが、ですか?」 キョトンとした顔をするオベトレ。 「いやね、あっちにいた時の芝が日本に似てるっていう話。うちも海外遠征のことをちまちま進めてるんだけど、そちらさんから見て日本のウマ娘が乗り込むことに関してはアリなんかなーって」 「うーん……少し待ってくださいね」 オベトレが手元のバッグから手帳を取り出すと、ぺらりぺらりとめくり始める。 横からブラトレがのぞくと、そこには少々癖のある筆記体による文章がびっしりと書き込まれている。ちらりと見るだけでは把握しにくい独特の波を持った文字が、彼らの情報戦を支えているのだろうとブラトレは認識した。 当然、一目では読めなかった。 107二次元好きの匿名さん22/03/05(土) 19 19 30 「そうですね……こちらのジャパンカップに挑戦する前のレースは西海岸にて行われたものなのですが、日本に似たタイプの高速芝といった具合ですね。あそこであれば、ブラトレさんやブライアンさんたちの培ってきた戦法、走法もしっかり通用することでしょう」 「ふーむ、そこを拠点にしてほかの地域に殴り込みってのもアリだな……」 「ですが」 ぱたりと手帳を閉じるベイトレ。その眼には、悔しさとも憧れともとれるような複雑な色が浮かんでいる。 「アメリカのレースは日本のそれよりも、過酷かもしれませんよ」 ともすれば日本のレースは「お行儀が良い」と評されることもあるほど、海外のレースは熾烈なポジショニングが発生するといわれる。事実、ジャパンカップの多くのレースでは海外より参戦したウマ娘たちによる圧の強いポジショニングが毎年のように発生するのだ。 「まあ、甘く見るつもりなんかないさ。俺の友人にも何人か海外に挑戦してるやつがいるんだが、どうしてもポジショニングに苦労するって言ってたしな。だが……」 だけれども。もし、強者たちと激しく競り合うことによる更なる成長が見込めるのであれば。 「そいつもいい経験ってやつになるかもしれんな。ブライアンにとって」 「もしそれで負けたとしても、ですか?」 「別に負けたからって何かあるわけじゃあないし、負けるって決まったわけでもないしな。レースに絶対なんてないもんだ……それこそ、周りから下に見られていたウマ娘が大舞台で勝利を掻っ攫うなんてよくある話だろ?」 それは目の前のトレーナーが担当する、オベイユアマスターも同じなのだ。 「俺もベイトレも、担当を信じることに関しちゃ天下一品だと思ってるぜ」 「……ふふっ、そうですね。日本のサムライがアメリカに殴り込み、G1を勝ち取る……なかなかセンセーショナルな話題になるでしょう」 ベイトレの顔から笑みが零れる。少々厳つかった男の頃の笑顔の面影を少し残した、かわいらしい笑顔が。 「まあ、その時がいつになるかはわからんけどね。その時は現地の案内を頼んでも?」 「もちろん。お勧めの料理店でも紹介しますよ」 「肉が良いな。ブライアンは肉が大好きなんだよ……大好きすぎて野菜をよく残すくらいには」 ベイトレとブラトレの雑談は暫く続き、その間笑いと驚きの声は絶えなかったという。 ≫114二次元好きの匿名さん22/03/05(土) 19 40 53 「んむ……」 ぼとと、といった音と共に。 ハンバーガーからこぼれ落ちた具を、イクトレは咄嗟に皿を差し出して受け止めた。 「……中々の反射神経。おみそれしました、トレーナーさん」 「💪」 「🍔✘?」 「そうですね。何故かハンバーガーの具材に嫌われています……懐柔は試みているのですが」 「🤔」 イクノディクタスはこぼれた具材をフォークで丁寧に食する。真面目に見えてボケ倒す彼女が、今日に限って少し気恥ずかしげだった。 対するイクトレといえば、ひとかけもこぼさずに食べられている。幼児の癖にだ。イクトレ自身も今まで考えに至らなかったが、これはいったいどういうことか。初めて疑問に思ったイクトレは、少し調べてみることにした。 粒子法、というものがある。粒や物質の流動を計算するもので、平素は雪崩のシミュレートなどに用いられるこれを、イクトレはハンバーガーに当て嵌めて計算を始めた。 「指の置き方、ですか」 「◎」 結論として、指を置く場所によってこぼれやすさが違うことがわかったとイクトレは得意げに説明する。 イクノはバンズの上に五指を置き、拇指球(手のひら)で持ち上げている。この場合、具材に圧力がかからず、かぶりつく際に具材が溢れてしまうのだ。 それを避ける場合、親指と小指でハンバーガーを持ち上げ、残る三指でバンズの上から抑えると溢れにくいだろう……というのがイクトレの研究結果であった。 「成程……汚れた指で眼鏡を触らないようにした結果、かえって手を汚してしまっていたのですね」 『フィンガーボウルはないけど、おてふきをどうぞ』 「ふふ……ありがとうございます、トレーナーさん」 なんのなんの、と手を振ろうとした矢先、イクノの頬についたソースがイクトレの目に留まる。 イクノがハンバーガーを掌握するには、まだまだ課題は山積みのようだ。しかし、それもまたよし。 鉄の女生徒の可愛らしい思い出としておくべく、イクトレはウェットティッシュで彼女の頬を拭おうと全身を伸ばした。 うまぴょいうまぴょい ≫135言うち戦隊トレンジャイ22/03/05(土) 21 12 05 テテテテテーテテーテッテンッ♪ カフェトレ(黒)「始まりましたね、何でしょうかこれ?」 タキトレ「さあ……俺も知らないけど、台本?もメモ一枚だからね」 カフェトレ(黒)「適当なタイミングで助けてって叫んで?ですか」 タキトレ「ウマソルジャーって書いてるけど俺達が助けてって言うの?」 カフェトレ(黒)「メモにこれしか書いてませんから……取り敢えず言いましょうか」 「「たすけてー」」 「待てー!」 ビコトレ「ビコトレレッド!」 戸棚ガラァー バクトレ「バクトレピンク!」 クローゼットガチャー スズトレ「す、スズトレレッド!」 用具入れガチャー ハルウララ「ピンクウララ!」 扉ガチャー セイトレ「ふぁあ……セイトレ、レッド」 窓ガチャー 「「「「「5人揃って、トレンジャイ!!!!」」」」」 カフェトレ(黒)「これを僕にどうしろと?」 136言うち戦隊トレンジャイ22/03/05(土) 21 12 20 タキトレ「まず誰と戦うか教えてくれますか?」 バクトレ「それがワタシ達の台本もここまでしか書いてない!後は定期的に今のをやれという位だ!」 カフェトレ(黒)「じゃあこの後どうすればいいんですか」 スズトレ「取り敢えず座って話しましょう?」 タキトレ「貴方が言うんですか?……まず色をもう一度聞かせてください」 「赤だ!」「ピンクです」「ピンクだよ!」「赤ですよ」 「オヤスミナサイ」 「「「「5人揃って、トレンジャイ!!!!」」」」 タキトレ「色からおかしいって言っても良いですか?」 ビコトレ「ワタシ達も指定された色を着ててだな、思い当たる節もある」 スズトレ「あるの?私は色別のにした方が良いと思うけど」 カフェトレ(黒)「そもそもウラトレさんは?」 バクトレ「実は昨夜企画でさっき今撮る事決まったから都合がつかず……」 ハルウララ「トレーナーの代わりに私が頑張るよ!」 カフェトレ(黒)「それでセットも空きトレーナー室に炬燵とシートだけですか」 スズトレ「ま、まあ二回目があるかもわからないから……」 ビコトレ「ないのか、うん!もっと用意をした方が良いだろう!」 137言うち戦隊トレンジャイ22/03/05(土) 21 12 29 タキトレ「まず色を分けてください。せめてウマソルジャーに合わせて……」 バクトレ「それも僕とウラトレさんが被るんですよね、ピンク」 スズトレ「せめて私達は色分けない?ほら、ビコトレとセイトレ……セイトレ?」 カフェトレ(黒)「さっきおやすみなさいって炬燵に入ってましたよ」 バクトレ「撮影前から朝の寝る時間だと抵抗していましたね」 スズトレ「話には聞いてたけどほんとに昼夜逆転してるのね……あの、これどうするの?」 タキトレ「生活指導は起きてからでも……そもそも皆さんは誰と戦うんです?」 ビコトレ「それはだな!……」 バクトレ「スズトレさん、誰かいません?」 スズトレ「えっ、そんな事言われても」 「──ちょっと待ちな!」 窓ガラァ ヒシトレ「正義のヒーローだろ、正々堂々タイマンで勝負しな!」 窓ピシャァ! スズトレ「戦隊モノなのに?」 バクトレ「ごっつにはない配役だな!」 138言うち戦隊トレンジャイ22/03/05(土) 21 12 48 カフェトレ(黒)「そもそも誰とタイマンするんですか?」 ハルウララ「私負けないよ!」 タキトレ「そもそも戦う相手が……」 バクトレ「……ならスズトレさんがタイマンでウラトレさんにアポを取るとか?」 スズトレ「……私が?これに出てくださいって言うの?」 テテテテテーテテーテッテンッ♪ カフェトレ(黒)「この茶番またやるんですか?」 ビコトレ「ワタシも知らないな!」 タキトレ「ぐだぐだですからないでしょう、多分」 シリアスな色々まとめるの疲れました遊戯王とウマ娘します!危機契約もします! 何も書けない!頭空っぽにして書けるもの書こう! ……なんだろうこれ? 取り敢えず出演トレの皆様申し訳ありません、人選はアニメウマソルジャー5でネタはゴレンジャイです。 完全に息抜きとリハビリで書いたので結構適当ですし続きません。 内容かエミュで怒られたら消します、怒られたほうがいい奴かもしれません。 ≫148☆実食!!!22/03/05(土) 22 46 30 「……ということです。こちらで実践よろしいでしょうか?」 「オッケーオッケー、って自分が言っちゃいかんよね。タイキー、イクノちゃんとイクトレさんも参加していーい?」 「もちろんデース! みんなと一緒に食べる方がハッピーに決まってマスから!」 『BBQのシメの段階で飛び入り。こんなこと許してもらってすまないね』 「んにゃ、むしろとってもいいタイミングで声かけてもらって。このシメがまた長いというか大量というか……だから、少しでもこの子が食う分減らしてくれると助かります(ヒソヒソ)」 『といってもこちらはほとんど食べられないけど(小声)』 「おお、文字情報もフォントがちっこい……」 「ン〜〜〜〜?? でも四人で食べるなら買い足さないとダメですネ! じゃあ「だから増やすなって話なんよねぇ??」」ガッシ!! 『私を一人分の勘定に入れられても困る』 「……差し出がましいようですが、タイキさんのことを思うならBBQの回数や量を制限して管理するのがトレーナーとして必要なことでは?」 「これがタイキのやる気維持に無茶苦茶関わってくるんよ……」 「なるほど……」 「😓」 「フッフッフ……トレーナーさんもワタシのハンドリングが上手くなってきましたネ?」 「基本ハンドル握らないのがコツだって知ってからは楽だったね」 「トレーナーさーーん!?」 『じゃじゃウマ娘……』 「シメはまだでしょうか……」 …… 「ハイ、できまシタ! BBQのシメの『ハンバーガー』でーす!」 「想像していたより小ぶりですね。おかげで袋なしでも食べやすそうです」 「今回はたまたまSlider(スライダー)、小さくて軽いバンズでひょいひょい口に入れてくタイプの奴だったから。練習にはちょうどいいかもね」 『これでもまだ大きい……』 149二次元好きの匿名さん22/03/05(土) 22 46 57 「それでは……と、その前に。トレーナーさんをお願いします」 「あーなるほろ? 膝の上にいたんじゃ色々降ってくるかもだしね。んじゃ今だけ自分とこに来てくださいねー、っと……」 『……』 「……ぉ……?」 『なにやら反応が薄いのが不気味だな。君の奇行については聞き及んでいるんだ、覚悟はしている』 「……いや、なんなんでしょ。湯たんぽ適正とかとは別の、妙にしっくりくる感じの重みというかなんていうか…… ……他人とは思えない何か……運命的な何かを感じる……」ナデナデ 「😳⁉️」 「イクノ? ハンバーガーはどうデスカ??」 「たいへん美味しいです。……バンズが少しだけ焼いてあるのが香ばしくって。レタスとチーズとパテ、シンプルなだけに二つ目が欲しくなる味わいです」 「フフッ、おかわりはたくさんありマース!! どんどん食べてくださいネ!」 「これ以上食べるわけには……いえ、やはりもう一つだけ。あと、ナイフはありますか?」 『……君のせいでイクノの食べ方をチェックできなかったんだが?』 「それ自分のせいなんですかね?」ナデナデ 「トレーナーさん。一緒にハンバーガー食べませんか」 『……残念だけど、一個丸々は食べられないよ』 パカッ 「この通り、半分こです」 『……ありがとうイクノ。いただくよ』 「あ、もしかしてバーガー用の袋要ります?」ナデナデ 『要らない。というかいつまで撫でてるんだ』 こうして仲良くハンバーガーを食べた四人。イクノはちょっぴり袋なしハンバーガーの食べ方が上手くなったとさ。 うまぴょいうまぴょい ≫160カフェ誕生日おめでとう22/03/05(土) 23 03 08 アグネスタキオンと、そのトレーナーの二人と例のあの部屋で一緒にささやかにマンハッタンカフェの誕生会を終えた後、カフェとトレーナーは何をするでもなくなんとなくトレーナー室にやってきていた。備え付けのソファーに座り息を吐く。 「そうだカフェ、さっきは渡す暇がなかったけど、これプレゼント。せっかくの誕生日なんだからもっと目立って良かったのに」 「………………ありがとうございます。私の誕生日と言っても、私は影ですから」 「そんなカフェにぴったりなプレゼントだよ。ほら開けて」 促されたカフェがおそるおそる開ける。中にはカフェの勝負服と似た配色のネックレスが入っていた。カフェがそれを取り出し、チェーンのところを摘んでつぶさに観察する 「金細工に黒い……ガラス……いえ宝石ですね?」 「そう。イクトレに手伝ってもらいながら作ったんだ。その宝石はカーボナード。別名"ブラックダイヤモンド"」 黒いダイヤは光を通さず、カットされた断面はたくさんのカフェを反射して映していた。 「トレーナーさんはどうしてこれを私に?」 「カフェみたいだったからかな?」 「私……ですか?」 「初めはダイヤモンドで行こうかと思ったんだけど予算が……」「このサイズのダイヤモンドは凄まじい値段になりますね」「うん。だけどおかげでこっちの宝石を見つけられて良かったよ。ほらつけてみて」 トレーナーは微笑みながら促すとカフェもそれに従いネックレスをつけた。 「うんうん、似合うよ。やっぱり黒と金はカフェの色だ。それで、カーボナードの宝石言葉は"至高の輝き"なんだ。黒だけれど、輝いている。カフェは自分を影だってさっき言ったけれど僕には輝いて見えるよ。それで、これはイクトレに教えてもらった受け売りなんだけど。カーボナードは劈開っていうものがないからダイヤモンドよりもずっとずっと丈夫なんだ」 トレーナーが立ち上がってカフェの頭を撫でた。 「だからそれに想いを込めてプレゼントする事にしたんだ。"カフェがいつまでも輝き続けられますように"って」 ギ……と小さく、トレーナーの右足の辺りから軋む音がカフェの耳に届いた。 「……ありがとうございますトレーナーさん。トレーナーさんの思いを聞けて嬉しいですし……期待には応えられると思います。ですが………」 「ん?」 161カフェ誕生日おめでとう22/03/05(土) 23 03 25 カフェがテーブルに置かれた、先ほどまでネックレスの入っていた小箱を突いた。 「……この入れ物だと誤解します」 イクトレがサービスで作った渾身のネックレス入れは意図せずして婚約指輪とかが入ってるあの箱によく似ていた。 「しまったごめん誤解されないように気をつけるよ」 ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!!!! 「ぐぇっーーーーー!?」 突然のお友だちのパンチラッシュでトレーナーは部屋の天井に叩きつけられるのだった。 おしまい ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part702【TSトレ】 ≫44二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 02 37 06 「3、2、1、ゴー…」 「一つ忠告しておくがなテイトレ、全力で引っ張るとシューターがぶっ壊れるぞ」 「うぇ!?ちょっとフクトレ、もうちょっと早く言ってよ!」 「それで一個哀れなシューターがあそこに転がっていましたのね」 「おー、何してんの?あ、ベイブレー、ド?ああベイブレードだなこれ」 「……なんだその含んだ言い方」 「いやだって……俺の知ってるベイブレードってもうちょいメタルメタルしてたし」 「あー……そうか微妙に世代が違うのか」 「待ってくださいまし、ドラグーンの名前は聞いたことありますわよね?」 「あーあるある、たぶん兄貴の私物だったと思う。ただもーちょいチップ?のようなのが小さかった気がするなあれは」 「……もしかしてあのアレか」 「アレですわね」 「ちょっとマクトレにフクトレ、どうしたのそんな唸っちゃって」 「俺ら微妙に置いてけぼりだぞ」 「いやー、長い歴史のある玩具にはな……」 「色々な歴史があるものですわよ……」 「「???」」 ≫49二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 06 29 26 「ただいまー!」 「お邪魔させていただきますわ」 「おっ、お嬢とその先生(トレーナー)じゃないか、さあ上がってくだせえ」 …家に帰ってきたキタサンとお邪魔する形のキタトレを出迎えたのは、キタのお父さんの一番弟子の人だった。 少し長めの休日に、この家に来るのも何度目かと思いながら案内されるキタトレ。その動きに緊張感はない。 「…失礼ながら、彼女のお父さんは今どちらにいらっしゃるかしら?」 「ああ、おやっさんなら用があって暫くいませんよ。ですが、そう遅くないうちに戻ってくるでしょうよ。」 「なるほど、ありがとうございますわ。…それと、ほんのささやかなものですがどうぞ。」 「おおお、これはありがたい。」 キタトレと弟子さんで大人の会話をしてる中、いつの間にか机に用意されたお茶と菓子を前にキタから 「二人とも座って座って!」 呼びかけられれば座らざるを得ない、机を挟んで向かい合わせになるように座り、落ち着いた時間が流れる。 「しかし、いつ見ても中々美人ですな…こうなる前も中々男前でしたが、今の姿も…」 「ふふっ、そう言ってくれるのは嬉しいですわね。貴方も変わらずなようで何より」 「いやぁ…褒めても何も出ませんよ。…っと、失礼ですが少し席を外しますわ」 …弟子さんが席を外したあと、キタトレは隣で出してあった金平糖を食べ続けているキタサンに眼を向けると 「…まあ、別に止めたりはしないわ。満足するまで食べていいわよ。」 「トレーナーさん…えへへ」 「そもそもこれくらいで問題にはならないわよ。頭を回すのに糖分は必要なのだし、何よりそんな太らないでしょう?」 …キタサンがやっている自主トレの量を考えれば、そう太り気味になること自体あまりない話である。 ぺろりとつまんだ金平糖を口にほりこみ、ニヤリと口元を緩めたキタトレはキタの目からしても不思議な雰囲気を纏っていた。 「なんか、トレーナーさんも変わったよね。でも、なんて言ったらいいのか分からないけど…」 「そうねぇ…あえて言語化するなら、妖しさってところかしらね。好まれるかは別だけど」 「でも、今のトレーナーさんも好きだよ!」 「…私もよ、キタ。」 キタの満面の笑みに対し、キタトレも笑って返す。珍しく揺れるキタトレの尻尾は、彼女が気を抜くくらいなのを表していた。 ───この後キタのお父さんと話したり、家の近くでお参りにいったりした。 ≫115二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19 17 14 『姉と妹とマーベラス』 せわしなく周囲を見渡しながら小さな体躯をしたウマ娘がトレセン学園を駆ける―― どうやら人探しをしているみたいだ そのウマ娘は落ち着いた雰囲気の芦毛のウマ娘を見つけると大急ぎで近寄っていく 「あっ!みつけたスズトレおねえちゃん!今日もマーベラス☆」 「こんにちはマベトレ。見つけたってどうかしたの、私に用事?」 「うんそうなのー!スズトレおねえちゃんに教えて欲しいことがあってねー。これから暇かなー?」 「そうね。今している仕事が終われば時間は取れるかな、すぐに終わるからマべトレはトレーナー室で待ってて」 「ううん。手伝うよーそのほうがマーベラスに終わるでしょ☆1人で待ってても待ちくたびれちゃうしー★いつになるかわからないでしょ~★」 ニヤニヤとした顔で一言二言余計なこというマベトレにそういうものと割り切りスズトレは善意をありがたく受け取る。 「わかった。それじゃマべトレは向こうの荷物お願い」 「マーベラス★☆」 ガサガサ ゴトゴト タッタッタッタ 先程の会話も含め遥かに小さくなった体でぴょこぴょこと周りを駆けるマベトレを見ながらスズトレはぼそっとつぶやく 「……なんだか妹みたい」 「?」 「いえなんでも……」 116二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19 17 34 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー スズトレの仕事が終わりトレーナー室 「――それで、私に相談ってなに?」 「スズカやスズトレおねえちゃんが得意とする"逃げ"について教えて欲しいんだー☆別に私一人で調べてもいいんだけど……、 ここは詳しく知ってる人に聞いたほうが効率的だと思ってねー★」 「マベトレの担当の脚質は確か…差しのはず、逃げとは正反対だけど……」 いままで培った戦法を途中で変えるというのはまあまああることだ。今まで先行や差しでなかなか振るわなかったウマ娘が逃げを打った途端に活路を見出したという話もある。 実際スズカも大逃げという戦法を確立させた結果大成した。 しかし、それは今まで培った経験をリセットする非常にリスキーな行為だ。 かの担当のマーベラスサンデーはそこまでするほど戦績が振るわないわけでもない。 そこで次点として考えられるのは…… 「……もしかしてマベトレ自身?」 マベトレがウマソウルを継承・本格化し担当や他のウマ娘と併走したり走ってるところをよく見る。 十数年連れ添った自身の得手不得手ならまだしも突然ウマ娘になった自身の脚質は走ってみないとわからない。 しかしそれについてもマべトレは否定する。 「ううん。ざんねーん★それもちがうよー☆」 ニヤニヤとした顔で萌え袖で口元に隠しながら、クイズを外したスズトレを煽る、そして理由を話す。 「私もねー。ゆくゆくはチーム結成を目指したいなーっておもってね☆でもそれには、逃げから追い込み、短距離から長距離、芝からダート、あらゆることに精通しないといけない。 それでねー、今回はその第一歩☆。スズトレに"逃げ"についてレクチャーしてもらいたいんだー☆」 マベトレの考えにスズトレのポーカーフェイスが少し崩れた。 「マベトレがそこまで考えてるなんて……わかった。しっかり教えてあげる。」 「理論だけじゃなくて実戦形式でも教えてくれてもいいんだよー☆もしかしたら私が勝っちゃうかもねー★」 「それはマベトレが私と走りたいだけじゃないの?」 「てへ★バレちゃった☆」 117二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19 17 49 そこにコンコンとドアを叩く音がなる。新たな来客のようだ。 「どうぞ」 「――失礼します。資料持ってきたわよ!ってあら、先客?」 「先生ありがとうございます。ええそうです」 「フウトレ"おにい"ちゃん今日もマーベラス☆」 「おにいちゃん呼びもいいけど……やっぱりそこはお姉ちゃんって呼んで欲しいなって……」 「ええー??よわよわなフウトレおにいちゃんには私的にはフウトレちゃんって呼んでもいいんだよー★」 「あれ?更にランクが下がってない?」 「まあまあふたりともそのへんに」 話題がずれ始めたフウトレとマベトレにスズトレは静止する。 「――それで、マベトレは何の用事でここへ?」 「それはですね――――。」 118二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 19 18 05 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「――そういうことだったのね。チームの経験ならこの私に任せて、だからね!お姉ちゃんって呼んでほしいなって!」 「まだそれを引っ張るの……」 「もうーしょうないなー★」 呆れるスズトレを横目にしながらマべトレはぐっとフウトレの手を握り上目遣いでゆっくりと猫なで声でささやく 「おねがいー★たすけて★ふ・う・と・れ・お・ね・え・ち・ゃ・ん★」 「――――!」 「先生……?」 「――かわいい妹のためだもの!!お姉ちゃんにまっかせなさいー!!!!!!!!!」 「嘘でしょ……完全に手玉に取られてる……」 その後、マべトレは座学から実践形式まで含めて様々な施しを受けた 途中おだてすぎてお姉ちゃんモードが暴走したフウトレにわからされたり、妙にレベルの高い並走もとい野良レースが開催されたり スタミナを出し切ったフウトレがスタミナに余力のあるマベトレに甘やかされたりしたとか ≫168二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 22 20 56 ●オベトレとオベイとブラジャーと● 「ヘイ!トレーナー!」 「扉が壊れるぞ。もう少し静かに開けてくれ」 トレセンの校舎から少し離れたプレハブ小屋の扉を勢いよく開けたのはオベイユアマスター。対するトレーナーは机に大量の資料を広げ、万年筆をノートに滑らせている。しかし資料は机からこぼれ落ち、彼の隣には2冊ほど書き終えたノートが転がっている。 「Some questions Ok?」 「Yes.Come on」 ソファの背からトレーナーの頭に自身の顎をを乗せ、耳をわしゃわしゃしながら言う。 「ま、ず、は〜…どう?ウマ娘になって」 「かれこれ1週間くらい経ったが、これといった変化はない…と言いたいところだが正直しんどいな。家では脚立が必須になったし、胸も痛い。風呂も時間が3倍くらいになったよ」 「確かにトレーナー、結構縮んだよね〜。2フィートくらい?」 「だな。でも助かったこともある」 「助かったこと?」 耳を遊び終わるとソファを回ってオベトレを抱き上げ、ソファに座った脚に乗せる。 「フィジカルが伸びた分情報収集が長くできるようになった。それにベイのずっと感じてた感覚も、これでやっと理解ができたから」 「そっか…じゃあさ、トレーナー」 くるりと対面座位の向きにオベトレを動かし、言う。 「さっき胸が痛いって言ったよね?」 「あ、ああ。言ったが…」 まずい。オベイの目が捕食者のソレになった。 「ブラ、どうしてる?」 「どうって…通販で頼んだやつだけど」 「サイズは?」 「自分で測ったが…」 それを聞くと獲物を見つけたか如き肉食獣の笑みを浮かべ、彼に言う。 「じゃ、行こうか」 「ど…どこへ?」 ふふん、とトレーナーの胸に自身の胸を押し当てながら言う。 「ランジェリーショップ」 「No…」 169二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 22 21 16 そうしてあれよあれよと言うままに、近所のショッピングモールに来た。ちなみにオベイは白のセーターにパーカーとその上に革ジャンを羽織っている。下は黒スキニーにブーツ、そしてニット帽だ。 一方オベトレは丈を捲ったぶかぶかのズボンに黒のセーター、その上からモスグリーンのコートと白黒のターンチェックのマフラーをつけている。 「Nhhhhh…服も新調しなきゃだね…トレーナー、お金ある?」 「ちゃんと持ってきたさ…」 そう言いながら3階のランジェリーショップへ足を運ぶ。当然2人は指を絡ませて恋人繋ぎだ。 「計測は私居ないけどOK?」 「Of course.その間何しておくんだ?」 「ンッフフ〜。それはtop secretさ」 「さいですか…」 店に着くと店員さんを呼び、計測の為オベトレは一旦個室に押し込まれる。ソレを見届けると大体このくらいかな〜…と目星をつけていた辺りに繰り出す。 (コレのデザインいいけど…派手すぎるな…トレーナーが普段使いする物だし…そこはトレーナーに聞くとして…) そうこうしているうちにオベトレがオベイを見つけ出して戻ってきた。少しだけげんなりしている。 「ベイ…Hカップだった…」 「ワオ…アメリカンだね」 「ベイもアメリカンだろ?」 「フッフン…それより、デザインはどうする?私で良いなら選ぶけど…」 「頼むよ。そこんところはベイの方が詳しいしさ」 そう言って計測の紙を渡す。トップ、アンダー、肩幅etc…が書いてあった。 「えっと、普段使いが4セットで、他は好きに選ぶよ?」 「ああ。ま、程々にな」 そうして黒と白の普段使いセットを2つずつとまるで勝負下着のような派手な赤と紫を1つずつ、あと薄紫とピンクのナイトブラを2セットずつ買ったオベイは満足そうにスキップを踏んでいた。もちろんオベトレは女性の買い物の長さをひしひしと感じていた。 「あと服だね。シャンプーとかオイルとかはある?」 「ヒトの時に使ってた奴ならあるけど」「買い替えだね」「だよな」 その後2人は服屋、日用品、スキンケアと色々周り、必要な物(オベイによる)を買い集めてオベトレ宅へ帰宅した。 170二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 22 22 37 「よっこいしょ…っと。悪いなベイ。付き合わせて」 「No problem!相棒のサポートは相棒がするもんでしょ?」 「だな」「じゃ、服脱いで」「What!?!?」 咄嗟に身構えるオベトレ。しかしオベイは笑いながら言う。 「ブラの正しい付け方。ちゃんと実演した方がいいでしょ?」 「ああ…そう言うことか。てっきりファッションショーでも始まるもんかと 「しようk「No!」「ジョークだって。ほら。やるよ?」 そう言って彼のセーターを脱がしたところでふと気がついた。 「ありゃ…跡になってるね。痛くない?」 「ああ、モーマンタイ?ってやつだ」 少し顎に手を当て考えた様子のオベイはぽんと柏手を打った。 「先、お風呂入らない?その方がシャンプーとかオイルの使い方とか、色々教えられるし」 「ならベイ先に入ってくr「一 緒 だ よ ?」 怖い笑顔を浮かべるオベイに諭すように言う。 「それはだな…立場上ダメなんだ、こっちでは」 「じゃ、服着とくから。ソレじゃダメ?」 「ああ、それなら…」 そう言うと2人で風呂場に行く。オベトレは服を脱ぎ、オベイはトレーナーから借りたシャツとズボンだ。少し大きいサイズだが。 「えっとね〜、温度はあんまり高かったら髪が傷むからダメ。耳はお湯が入らないように…」 あれこれを丁寧に教えながら、上がった頃には1時間が経過していた。オベトレは買ったナイトブラにワンピースタイプの寝巻きだ。 「脚がスースーする」 「腰布一枚だからね」 「言い方。オグリキャップか」 一方オベイはオベトレがかつて寝巻きに使っていた黒のシャツにショートパンツだ。 171二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 22 24 42 「晩飯どうする?」 「ハンバーガー」 「カロリー制限超えるからダメ。しかも夜にファストフードは厳禁」 「はあい…じゃ、ホットドッグで」 「I copy」 「お、トップガン。マーヴェリック見に行きたいね」 「だな。早く公開されれば良いのにな」 そう言いながらコンロに火を付け、ソーセージを焼いていく。パンをトースターに入れたらサワークラウトを取り出してタマネギをみじん切りにしていく。 ほんの5分で準備が終わると、3つほどオベイに渡す。 「よいしょっと」 ローテーブルに自分の分も置き、オベイの膝に座る。 「飯食ったら情報共有して寝るか?」 「賛成〜」 テレビのチャンネルを変えて適当なものを流す。厄介者を美味しく頂く番組をしていた。 「厄介者、外来種か…私たちも外来種なのかな?」 「なら何もかも喰らい尽くすまで。だろ?」 「違いないね」 そう言って談笑しながら飯を終えた後、歯磨きをしてそれぞれの情報を共有し合う。毎日やっている、欠かせないものだ。 「あ、もうこんな時間。帰らなきゃ」 「外暗いぞ。泊まっていけ」 172二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 22 27 10 「その手があった…って、外泊証明書!サインしなきゃ!」 「もう電話してある。ベッドは使って良いからな」 「No!トレーナーも一緒に寝るんだよ?」 「ソレは流石にアウトじゃ?」 「今は同性だしセーフじゃない?ただウマ娘同士が寝るだけだし」 「イエッサー…」 「サーじゃないし、トレーナー押しに弱くなったよね」 「誰のせいだと…うおっ急に持ち上げるな」 そう言ってトレーナーを抱っこしてベッドにダイブすると、布団を被ってトレーナーを抱き寄せる。 「なあ、オベイ」 「どうしたの?」 「私の前では、素を出してくれないか?ずっとは辛いだろ」 そう言うと少し逡巡して、ぎゅっとトレーナーを胸に抱き寄せる。 「やっぱり、トレーナーは流石だな」 「いいや、師匠に比べればまだまださ」 「そんな訳ない。ほら、今だってこんなに暖かい」 「そう言ってくれるなら光栄だ」 「ふふっ。なら、今度から少し、甘えるから」 そう言って2人で向かい合い、微かに笑いあうと互いに強く抱きしめ合い、瞼を閉じた。 「Good night trainer…」 「Good night too,Obey」 以上、オベイとオベトレの買い物回でした。 最後しっとり気味でしたが素のオベイと包容力のオベトレからしか摂取できない何かがあります。 あとこの後からオベイはちょくちょくオベトレ宅に泊まってます。本人的にも日本での実家みたいになったんでしょうね ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part703【TSトレ】 ≫6二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 23 16 22 ある日、どこにでもあるガーナ共和国にて。 「なぁトレーナー」 「なんだゴルシ」 「いっしょにサブトレーナーの靴にオイスターソース仕込んで置いておかねぇか?」 「いいなそれ!やるんなら早速アパカシロケットで飛んでいくか!」 「おうよ!」 ~⌛~ 「つーことで早速オイスターソース仕込んだがありゃぬるぬるでモテモテだな」 「だな!でよトレーナー、次はシンコウウィンディのトレーナーの机に"コレ"置いとこうぜ」 そう言いながら出てきたのは黒光りするアレ……を模したチョコが入った箱。ご丁寧にラッピング済みである。 であれば、勿論待ち受けるのは悲鳴とオーバーアクション。無口な彼の面白い部分である。 ~⌛~ そうして、二人が物陰に隠れてから暫くしてターゲットがやってくる。 「……なんだろう、これ……えーと『仕事中にでもつまんでください』……?とりあえず中身は……っ!!!???」 中身を見て思わず飛び上がり箱を落とし、その箱がペンに当たりペンが物差しに激突、ペンがその衝撃で消ゴムを倒し、飛び上がった衝撃で倒れた水筒を転がし、水筒が床に落下。 箱の中身がひっくり返りながらも床に落下、シントレ自身衝撃で動けなくなる大惨事が起こる。 「……よし、いつも通りだな。次行くかトレーナー」 「だな」 7二次元好きの匿名さん22/03/06(日) 23 17 09 ~⌛~ 「つーことで、次はルドトレのコレクションの中で、今日飲みたいと言ってた奴をこっそり普通のお高いグレープフルーツジュースにしちゃうぜ!」 「で、元々のはどうするんだ?」 「んなもんゴルシちゃんがラベルから瓶まで同じものを用意したから、明日にでもトレーナーから返してやればいいんじゃねーの?」 「まあルドトレなら許してくれるだろうしな」 「んじゃ行くぞ!」 こうして、ゴルシとゴルトレは悪戯の限りを尽くしていき…… 「いやー、今日は楽しい日だったぜ」 「……なぁゴルシ」 「ん?なんだトレーナー、灯台にリベンジしてぇのか?」 「いや、はいこれ。クロコバン」 「……んだよ。ゴルゴルトレインから弾き出されて死海から出れなくなっても知らねぇからな?」 「そんなことあるわけないだろ」 「よし、なら明日は四時集合だな!トレーナー、遅れたら全身に練りわさび刷り込むぞ!」 「おうよゴルシ!」 何気ない日常は、何気なく続く。当人達が、変わるのを望むまでは。 これは余談だが、翌日ハオコゼ入り冷蔵庫を持って走るトレーニングをしていたタイミングでウラトレ先生に昨日の悪戯の件でこってり搾られたそうな。 うまぴょいうまぴょい ≫66二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 15 33 37 「zzz…」 「ん〜…」 ───トレーナー室、椅子に座るキタトレの膝上で眠るのは栗毛の少女…サトトレである。 近くに置かれた主のない車椅子と、彼女の腕や脚に巻かれたバンドは未だサトトレが不自由であることを示していた。 「…もう私のチームメンバーではないけど、まあ別にこうしていても構わないでしょう。」 この姿になってから眠る姿も良く見るようになり、今もその大きな胸を枕に座りながら寝るサトトレをキタトレは撫でる。 傷跡のついた耳、ぺたりと倒されて髪と一体化したそれにあの日の事を思い出しつつ、ポンポンとさする。ふとドアから 「すみませんキタトレさん、トレーナーさんは…」 「…ダイヤちゃんね、迎えに来たかしら?」 入ってきたダイヤに、キタトレは優しく声を掛ける。ダイヤは小さな寝息を立てるサトトレを見ながら 「今動かしたら起こしてしまいそうですね…」「私は暫く乗せていても構わないわよ。それと、今日のトレーニングプランとかはそこの机に置いてあるはずね。」 片手でウマホを触り、予定を組み直すキタトレとサトトレが用意していた予定を確認するダイヤ。確認し終えると 「トレーナーさん、もしかして疲れてないでしょうか…」 眠るサトトレの前髪を上げて、顔を覗き込む。隈もなく穏やかな寝顔にホッとした所で、上から声が降ってきた。 「この身体だと前より眠気が強いのかもしれないわね。…それに、さっきまでサトトレが話していたのは貴方のことよ?」 「!」 「ふふっ、最近ラーメンを啜ろうと頑張ってるのがかわいいとか、最近選んできた私服が似合ってるとか色々言ってるもの。」 「トレーナーさん…!」 眠るサトトレに抱き着くと顔を擦り寄せる。少ししてから起こしてしまったかと離れるも僅かな寝息のみ。 「これならもう動かしても大丈夫そうね。後はダイヤちゃんに任せるわ」 「はい、ありがとうございます」 もう一度サトトレを強く抱き締めて、動かそうとするダイヤの二人にキタトレはうふふと笑いながら見つめていた。 短文失礼しました 実装祝いでサトトレとダイヤちゃん、ついでにキタトレを出演させて見ました。サトトレもダイヤのことは好きですからね 所でそろそろ私、精神的に辛くなってきたんですよ。キタサト配布だの言ってる奴らは皆等しく死んだらいいと思うの(昏い目) ≫79二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 16 36 32 「あ、トレーナートレーナー!これ見てよ」 トレーナー室の整理をしていたテイオーとテイトレの二人。 テイオーが部屋の片隅に押し込められていたファイルを開くと、懐かしいものがファイリングされていた。 「うん?……うわっ」 「にっしっし、懐かしいよねー」 そこには“テイオーを帝王にする”と書かれたものと、“会長をボコボコにする”などと書かれてしまっている書初めの紙。どちらもだいぶヨレヨレになっているが、勢いのままに書かれている宣戦布告の一筆がそこにあった。 「もしこれを思い出されたらルドルフと走らされるんじゃないかとひやひやしてるんだけど」 「えー?走ってみようよー、きっと楽しいよ?」 「また今度ね、今度……」 「言ったなー?絶対走ってよね!」 冗談なのか本気なのか。その笑顔の奥にあるものはわからないが、テイオーが笑顔でいられることにテイトレは安堵を、そして幸福を感じたのであった。 「そういえばあの時なんで俺に押し付けたんだよテイオー」 「んー?それはねー……ナイショ!」 いたずらっぽい笑みを浮かべながら二枚の紙を大切にファイルに戻すテイオー。 その後、ファイルがどこに行ったのかは、テイオーのみぞ知る。 ≫110二次元好きの匿名さん22/03/07(月) 19 05 37 ◆モフモフ モフモフスルノスキダネー 「……嫌?」 モフモフサレルノスキー 「……よかった」 「アニマルセラピーってちゃんと効果あるんやな……」 「あの子をつかまえてアニマルって言っていいかはネイチャさん的にも議論の余地ありますよ」 「せやな……ようわからん生き物?すぎて未だにどう対応していいか分からんときあるわ」 「それは長いこと一緒にいるアタシもそうなんですが……まぁ、かわいいから良いかなって」 「普段しっかりしとんのにアレ絡むと途端にアホになってへんか??」 「ネイチャは許されるならボケに回りたい側だもんね。周りのボケが粒揃い過ぎるだけで」 「うにゃーーーーっ!!?」 「核心突く分析やめたりーや! ネイチャのトレーナーさんも大概やろ!!」 「そ、そんな事は! ある、かも、しれないけど……!」 「大体トレセン学園じゃツッコミは常々供給不足なんや! そう易々と向こう側には行かさへんでー!!」 「「ヒィ〜〜〜〜ッッ!!」」 キャー オナカクスグッタイー 「……ふふ」 ケナミガトトノエラレルー 終。 久しぶりにかわいいだけのオチなし ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part704【TSトレ】 ≫46二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 18 42 28 ●海の向こうでの一幕● 「Obey,are you there?」 「…………」 「Obey?」 「んー、どうしたの?」 「Ahh.…Japanese…どうしたんだ?そんなことして」 扉を開くと、オベイユアマスターは勝負服を机の上に広げていた。手にはハサミを持っている。 「勝負服を、ちょーっとね」 「……What?」 勝負服。それは彼女たちウマ娘にとって、命と同等の誇りと言ってもいいほどに大切なものだ。 ソレを彼女は…切ろうとしていた。 ハサミで。無遠慮に。 「Are you serious!?」 「Of corse.ちょーっと、話、聞いてくれる?」 彼女の隣に座る。ハサミを一旦置かせると、ぽつ、ぽつと話し始めた。 「トレーナーにはまだだったな…。これは、覚悟、だよ。私は、向こうで勝つって決めた。情報も調べ尽くして、自分を偽って、やれることは全部やって。でも、やっぱり不安だ。だからこそ調べ尽くす。だからこそ徹底的にやる。自分を自分で塗り尽くすつもり。勝負服だって、ここで変えてしまえばもう戻らない」 「Obey…」 「でも、それでいいの。ちょっぴり悲しいけど。コレが私の、覚悟だから」 そう言う横顔は、まるで変わっていなかった。 ここで言い淀むのも、それは彼女に対して失礼に当たる。 だからこそ、これから変わる彼女に想いを伝える。 「大丈夫。今までのベイは全部、全部覚えてるから。初めて会った日から、じょれからもずっと」 するとオベイはふふっと笑って、 「キザだね。映画の見過ぎじゃない?」 「これからやることは、映画なんかよりももっと凄いさ。そんなもの達に負けるはずがない」 豆鉄砲がなんとやらのような顔をした後、想いを馳せるように天井を見、目を閉じた。 However,と立ち上がり、ハサミを手に取る。覚悟はできたようだ。 「師匠もよんでこようか?」 「頼むよ」 47二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 18 42 55 そう言って部屋を出ていく彼を見届ける。この待ち時間に最後の覚悟を… 「連れてきたよ」 「本当によかと?」 すぐ戻ってきた。早い 「うん」 はあ、とため息を一つついた後、うん、と頷く。 「右脚はやってよかね?」 「どうして?」 「向こうまでとぶんはきつかばい。ばってんそがん時でもこっちからずっと支えとっけん」 「え、トレーナー行かないの?」 「こいつに行かんね言っとっけん」 「「What?」」 そうして、勝負服は姿を変える。 こうして、彼女は全てを変える。 2人の心に、以前のそれを残して。 ≫107二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 22 12 27 「この紫のとかどう?ハヤトレの月毛に合うと思うんだけど。」 「おぉー……確かに。でもこっちの金ピカでオールゴールドってのもよくなぁい?」 「それは色合いが似すぎてるかも。全部金染めならもうちょっと橙色を強めに……」 「こんにちはハヤトレ先ぱ……あれ、スズトレさんもいたんですね。」 「お、チケトレよーっす!」 ハヤトレの言葉に合わせて、私も挨拶代わりに軽く手を振る。 「二人でなんの話してたんすか?」 「伊達メガネ。元々今日来たのは次の実況出てほしいって伝えるためなんだけど、なら伊達メガネで可愛さと知的さあげたい、って話になって。」 「……すみません、なんでそこから伊達メガネに繋がるんです??」 「そりゃあチケトレよぉ、メガネだぞ?つけるだけで賢く見える上、ハヤヒデさんのスーパーなプリティーっぷりを引き立ててるあのメガネ様ぞ? まあハヤヒデさんはメガネなくても目潰れるくらいかわいいけど。」 「実際ゲームとかで軍師やってるキャラとかよくメガネつけてるしね。」 「えぇ……」 もちろんメガネ付けないでグループの頭脳してるタイプも多いけど、付けてるのに頭良さそうじゃない人はあまりいない。イメージだけなら十分だろう。 「ともかく私たちが話してたのはそんな感じ。」 「いやぁ、いざ調べてみると形からして色々あるの色もカラフルだので楽しいんだわこれが。つか、チケトレも探してみっか?自分のやつ。」 「……そうっすね……せっかくですしぜひともやらせてください。あ、でもその前に一つだけいいですか?」 「うん?」 「なんだなんだ?」 「……前から薄々思ってたんですが、スズトレさんってハヤトレ先輩といるとはっちゃけること多くありません?」 「……え、そんなに??」 「多分。ハヤトレ先輩がいる時といない時とで結構テンション変わってるなぁと……というかその感じだと。」 「……うん、全く気づかなかったわ……」 「やっぱりすか……」 「なんか波長合うんだよなぁスズトレとは。まあいいや、昼も近ぇしチケトレの決めようぜ!」 「あーそうね。チケトレ、どっちの隣座る?一人がいいなら私ズレるけど。」 「ハヤトレ先輩の隣で大丈夫です。あと、ハヤトレ先輩の分がまだじゃ??」 「「……あっ。」」 ≫120二次元好きの匿名さん22/03/08(火) 23 12 21 「…あ、どうもこんにちは」 「こんにちはオベトレ」 トレセン学園のどこかで、オベトレが挨拶したのはファイトレ(女)…身長差で見上げるような形で喋るオベトレ。 オベトレとファイトレは近くにあった部屋…こたつの置かれた和室に上がると、ファイトレから 「…ああそれと、私は英語で大丈夫だオベトレ。ついでにそこのこたつの虫と化したパルトレもな。」 「酷い言われようね…否定出来ないけれど」 「なら、そちらで…」 …外人トレーナー同士、日本語ではなく英語で会話出来るのだ。オベトレからすれば翻訳しなくていいのはありがたい話である。 (ここからの三人の会話は全て英語です、当然この会話が聞こえたウマ娘達は一様に?が頭の上に出てたり。) 「淹れたての緑茶だ。パルトレは…いつもどおりでまあいいとして、オベトレは砂糖を入れるかい?」 「んー、有名な日本のお茶の苦味を味わってみたいし、なしでいいよ。」 「分かった、置いておくから欲しくなったら自分で入れてくれ。」 ファイトレが丁寧に注いだ熱い緑茶を、オベトレはゆっくりと味わいながら飲む。パルトレとファイトレも口をつけた。 「しかしこのKOTATSU…暖かくて良いね。寒い時は離れたくないと言っている通りだよ」 「…オベトレ、一つ言っておくことがある、このKOTATSUは人を虜にする悪魔のようなものだ。もしそれを忘れて入り続ければ…」 「あぁ〜〜、こたつから出たくない〜……」 「…このパルトレみたくKOTATSUに魂を捧げて取り込まれる羽目になるぞ。そこは節度というか、常に気をつけるんだ。」 「そ、そうか…。その手遅れ?なパルトレはともかく、ファイトレは大丈夫なのかい?」 「ふ…私なら大丈夫だ。この程度で堕ちるようなものではないし、何より私はとうに全てを捧げているからな。」 彼女の覚悟…言い換えれば狂気と言ってすら差し支えないそれに、オベトレはむやみに触れようとはせず、代わりに別の話題を振る。 「そういえば、ファイトレさんの生まれはどこだい?ヨーロッパ辺り?」 「ふふ…秘密だ。私の出身なぞ、あえて言うものでもあるまい。ああそれと、パルトレはどこだったかな?」 「私はねぇ…」 …その後、KOTATSUで寛ぎながら会話する外人トレーナーたちがいたらしい。会話の内容は周りにはさっぱりだったが。 ≫145二次元好きの匿名さん22/03/09(水) 11 15 13 桃太郎 むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。 「……待ってください、なぜ私が"おばあさん"役なのでしょう」 「いきなり連れてきて台本渡して『おばあさん役お願いします』ではそら不満が出ても仕方ないか。……後で儂がいくらか用立ててやるから今は、のう?」 「いえ、結構です」 そうして、おじいさんは山へシヴァ狩りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。 「待て、何じゃ今のは!台本、台本を書いたのは……」 「えーと、シンボリルドルフ担当、マチカネタンホイザ担当共同執筆……」 「……もう儂は黙って演じるぞ」 「それがいいかと」 そうして、おばあさんが川で洗濯をしていると、どんぶらこ、どんぶらこと黒いタマモクロスが流れてきましたが、おばあさんは無視して洗濯を続けました。 すると…… 「オイラは剣!」 「なんで無視したんですか今!」 「……ルドルフ……助けて……」 エビフライに喰われたケツ上、そのケツ上が黒タマソードを持ち、エビフライの上に黒ルドを乗せた怪生物が川をシャケの如く北上してきたのです。 「……エビフライに罪はありませんから。持って帰りましょう」 ウラトレ先生は容赦なく三人に説教をしたのち、エビフライを持って帰りました。 因みに黒ルドだけは小言の一つ二つで許されました。これについては割と被害者だったので。 そうして、おばあさんが戻ってくると…… 146二次元好きの匿名さん22/03/09(水) 11 15 42 「先生は……代役だけは用意したようですね」 「あ、はい……"外せぬ用事があるから頼む"と」 「そういえば今日は……」 おじいさんが逃げ出す事態が起きましたが続きます。二人とも納得するくらいの用事なので。 そうして、おばあさんがエビフライをカットしようとするとエビフライがぱっくり割れて、中から薩摩武士が出てきました。 「……また黒ですか」 「ウラトレさん、何か?」 「いえ。……ああ、なるほど、そういうことですか……」 「コホン、黒髪のウマ娘を貪るエビフライからお助けいただき感謝いたします。して、私めは何をすればよろしいのでしょうか~?」 「……とりあえず、夕食にしましょう」 「はい」「はーい」 そうして、三人は美味しいエビフライ定食を楽しんだのち…… 「桃太郎、貴方には鬼ヶ島を牛耳り農作物を奪う鬼を退治して貰いたいのです」 「はい。お任せください」 桃太郎の薙刀がキラリと光りました。 147二次元好きの匿名さん22/03/09(水) 11 16 00 「……ああそうそう、これも持っていきなさい。きっと役に立つはずです」 「これは、カマライゴンボール……」 「ええ、これで仲間をゲットしていくのです」 「一宿一飯の恩に加えこのようなことまで……必ず鬼退治を果たしてきます」 そうして旅立った桃太郎は、川の上流に向かって歩んでいきました。 すると…… 「……曲者!?」 「うお、っと……なんだ、グラスのじゃないか」 「あら~?その声はギムレットさんでは?」 「……如何にも、犬役だ」 「であれば……」 「「一戦、手合わせ願おう」」 そうして、ギムレットとグラトレの足技と薙刀の戦いが幕を開けたのであった…… つづく ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part705【TSトレ】 ≫15二次元好きの匿名さん22/03/09(水) 20 07 35 感謝の日 「感謝を伝える……ですか〜」 「はい、普段お世話になっているトレーナーさんに感謝を伝える様にと三女神様……でしょうかね、お告げが有りまして〜」 「ですが、私も普段からグラスにお世話になっていますからね~」 「ふふっ、それならお互いに感謝し合うというのもどうでしょうか?」 「それは良いですね~、そう致しましょうか~」 「では改めまして、トレーナーさんいつもありがとうございます♪」ギュー 「あらあら、抱きしめながらとは情熱的ですね~」 「す、すみません! か、身体が勝手に……!」 「おや? そうなのですか~」 「ごめんなさい、直ぐ離れますから!」 「ふふっ、良いではないですか~、せっかくですので私もそうしますね~」ギュー 「ト、トレーナーさん?」 「ナデシコガールの本領……欧米式の感謝というのも乙なものですね~」 「……そうですね」 結局、お互い満足するまでハグし続けたそうな。 うまぴょいうまぴょい ≫37二次元好きの匿名さん22/03/10(木) 07 45 45 桃太郎 (……ギムレット) 「どうした、ボウズ」 (こっちはスピードとパワーに利がある。そこを……) 「駄目だ。間合いが違いすぎる」 (そうか、なら……) 「それも駄目だ。真剣勝負で武器を折ったら意味がないだろう。対戦相手の足を折るトレーナーがどこにいる?」 (……なら一つ、ごにょごにょ……) 「……ほう?随分面白いこと考えるじゃないか」 「おや、相談ですか」 「……ああ」 「どのような策であっても必ず撃ち破りますとも」 そうして、ギムレットは小石を蹴る。 尤も、それは簡単に弾き落とされる代物であったが…… (これが相談の末の策であるはずがない。つまり、まだ何かあるな) そう考えるのと半ば同じタイミングで"左側面から石が飛んでくる" が、グラトレは石を食らい、右側面から来るギムレットを受け流した。 「……何故わかった?」 「……勘、でしょうか」 「……そうか、なら仕方ないな。俺を連れていけ、邪魔にはならんはずだ」 「ええ、言われなくとも連れていきますよ」 38二次元好きの匿名さん22/03/10(木) 07 46 30 そうして、グラトレはカマライゴンボールをギムレットに手渡す。 ボールの中には…… 「軟膏、絆創膏、消毒液……」 「おばあさんはこれを見越していたのでしょうか~」 「さぁな……ところで、こっちは川の上流側だから、更に進んでも鬼ヶ島には着かんぞ」 「……おや~?」 こうして、仲間の犬を増やした桃太郎。 戦闘の疲れがあるので、一旦おじいさんおばあさんの家で休んだ後、再出発をするのであった。 無事休んで怪我を癒した二人は、川下に向かって歩いていきました。 すると…… 39二次元好きの匿名さん22/03/10(木) 07 46 43 「おや~?」 「あれは……」 「困りました……これでは……」 そこには、ワゴン車の前でうんうん唸るブルトレがいました。 「何かありましたか~?」 「……今更だが、世界観どうなってるんだこれ」 (あの二人の脚本だしな、気にしたら負けだろ、うん) 「ああ、私は運転が出来ないのですが、この車をあそこまで運んで欲しいと言われて……」 「成程、であれば私が代わりにやりましょうか?」 「……飛ばして破損させないように」 「……はい」 そうして、さっくり車を動かすと…… 「ありがとうございます、お礼は何をすれば……」 「であれば抱きま…いえ、鬼退治についてきて欲しいのです」 「いいですよ」 「いいのか……」 (いいんだ……) こうして、サルもといブルトレも仲間になったのであった…… つづく ≫48二次元好きの匿名さん22/03/10(木) 08 21 55 「あはは…今日は大変だったねキタトレ」 「う〜ん、そこまで苦ではないのだけどね…」 …夜、キタトレのトレーナー室でゆったりと過ごすのはキタトレとサトトレの二人。仕事もほぼ終わり帰るだけといった具合。 「チームの皆から日頃の感謝と言って抱きつかれてたけど、キタトレが僕くらいのサイズだったら潰されてそうだね。」 「ふふ、でも私には嬉しいことよ。そうやって感謝してくれる事自体、あの娘達の助けになっている証だもの。」 「というか僕、ダイヤにハグされただけで動けなくなったから確実な潰されると思う。…でも凄く嬉しかったけどさ」 「うふふ、それは良かったじゃないの。ダイヤちゃんに入れ込んでる貴方からすれば、最高のご褒美でしょうし」 そう言いながらも立ち上がるキタトレに、サトトレはふと彼にトレーナーとして付き合ってくれる感謝を伝えようと思った矢先 (…あれ、僕は何を…?) 「…ん?」 …サトトレは、気付けばキタトレの背中から抱きついていた。困惑するサトトレに対して、キタトレは 「いきなりどうしたのかと思ったけれど、貴方も私に感謝したくて抱きついたのかしら。…違う?」 コクコクと首を小さくふるサトトレ。音にもしておらず、キタトレからは見えてないはずだが、彼は汲み取ると腕の力を抜く。 無言での好きにしていいという発言に、サトトレは腕の力を強めると顔をその姿が変わっても尚大きな背中にすりつける。 「でも、立ったままというのも辛いわね。」 そういうや否や、抱きつくサトトレごと横になると、身体を回して向かい合うキタトレ。ちょうどサトトレの顔が胸元に。 すりつける度にふわりと漂ういい匂い。いつもとは逆にサトトレが腕を回してキタトレを抱き枕代わりにしていた。 「〜♪」 ───人肌恋しいという訳ではないが、人の温もりはそのうち眠りへと誘う。少しして動かなくなったサトトレは 「(スヤスヤ)」 「今の貴方なら、そのまま寝てしまうわね。私を離す気はないみたいだし、このまま私も寝るとしましょう。」 服越しでも分かる温かさを感じ取りながら、キタトレはそっと目を閉じた。 ≫115二次元好きの匿名さん22/03/10(木) 21 41 23 「…さてさて、今日はキタサンの誕生日かしらね。あげるものは、と…」 「トレーナーさん!」 いつもの如く扉から聞こえる元気な声。キタトレはトレーナー室に入ってきたキタサンをいつもと変わらずに出迎える。 「誕生日おめでとう、今日は貴方の誕生日ね。もう皆から祝ってもらったかしら?」 「うん!皆からお祝いに胴上げしてもらったり、沢山プレゼントも貰ったりしたんだ!」 「うふふ、それは良かったじゃない。そうそう、今日の夜は空いてるかしら?」 「?空いているよ?」 「なら、私のトレーナー室に来てちょうだい。少し用があるのよ。」 キタトレからの頼みごとに、キタサンは当然のように引き受ける。でもこんな形の頼み事は珍しくてキタが 「うん、分かった!所で用事って…」 「キタちゃん、お誕生日おめでとう!」 「…誕生日、おめでとう」 「わっ、みんなありがとう!」 続々と入ってきたチームメンバーにもみくちゃにされる勢いで祝われているキタを、キタトレは嬉しそうな表情で見ていた。 ───時は流れて日も沈んだ頃、チーム全員で誕生日パーティをしたりと盛大に祝った後、キタトレとキタサンは二人きりで 「…今日は凄く嬉しかったなぁ。ここの皆から祝えてもらえるなんて。」 「それだけ貴方が皆に愛されているってことよ。皆、貴方の事が好きだからね。」 「えへへ~」 (まあ、でもキタには「好き」というか、「愛」にも種類があることをいまいち分かってない節はあるわね。) 「…でもそうねぇ、いつかキタも分かる日が来るのでしょうね。その時は…」 「?」 「ふふっ、なんでもないわ。…それよりも、私からの誕生日プレゼント、朝渡したもの以外にももう一つあるのよね。」 「…そうなんですか!?」 するとキタトレは首の後ろに手を回して、髪を留めていた櫛を抜く。はさりと広がる長いキタトレの髪。 そのまま櫛をキタの髪飾りをつけている所に丁寧に差し込むと、手櫛で整えて鏡を見せる。 「この櫛がもう一つのプレゼントよ。軽く髪飾りとしてつけさせてもらったけど、キタはどうかしら?」 「…ありがとうございますトレーナーさん!私、二つもプレゼントを貰えるなんて、凄く果報者だなぁ…」 「勿論よ、貴方はそれだけのウマ娘なのだから。…さあ、そろそろお休みかしらね」 「うん、お休みなさいトレーナーさん。私、明日一番にトレーナーさんの誕生日を祝ってあげますね!」 116二次元好きの匿名さん22/03/10(木) 21 41 55 ───キタからのその言葉に、キタトレはくすりと笑ってキタを抱き締めるのだった。 短文失礼しました キタちゃん誕生日記念です。チームの皆からお祝いされたり、キタトレとお揃いの髪飾り(簪)をプレゼントしてもらったり。 キタちゃんは育成とかだとまだ恋を知らない感じという雰囲気があるので、それを知った時の反応とかが楽しみ(後方腕組み勢) ≫161二次元好きの匿名さん22/03/11(金) 09 17 52 【ディスコミュニケーション】 『今日飲みに行ってくる』 ───『誰と行ってくるの?』既読 『姉貴とサシ』 ───『そっか』既読 『明日も7時にトレーナー室な』 ───『あのね、』 ───『私は』 ───『私はさ』 ───この送信は取り消されています──── ───────────────────── まただ。またなのか。 最近、ドーベルとの関係がギクシャクしているような気がする。ただ、それが大きな影響を及ぼしている訳ではない。タイムが変わった訳でも、体調に変化があった訳でもない。会話だって……、いや、ずいぶん減ったか。必要最低限の会話、それで十分なハズなんだ。それが最適なハズなんだ。過干渉は、思春期の女の子が1番嫌うもの、そのハズなんだ。なのに、墨色のドロは形を変え、大きさを変え、トゲを成し、突き刺さる。これがウイルスであるならば、彼女にうつす訳にはいかない。そうだ、これは俺だけのものだ。彼女には、言わないでおこう。過保護は、ダメなんだ。きっと、そのハズなんだ……。 ───────────────────── アタシにとって、兄さんはどんな人なんだろう。幼馴染のお兄ちゃん?初恋の人?アタシのトレーナー?それとも……。いや、そんなことを思うなんて傲慢にも程がある。アタシが兄さんを独占したら、あの性格からみて、きっと……。不自然な笑みを作って、アタシを守るに決まっている。でも、でもさ。いやだ……。アタシだけ見ててよ……。アタシ以外見ないでよ……。本当はダメなのに、そんなの分かってるのに、なんでこんなに苦しいの……?アタシは兄さんの笑顔が1番好きで、悲しい顔は1番嫌いなのに、なんでこんなこと考えちゃうの……?さっき送った言葉だって、アタシの本心じゃない……!!……でも、嘘って言いきれない。アタシの気持ちって、アタシが、兄さんに伝えたい気持ちって、なんなの……?でも、もう分かんないや。こうして今日もまた1人、罪悪感ともう1つの知らない感情を抱いて、私は私を手放して、涙を世界へ置いていく。 ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ